北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

豊羽再苦留ロードレース

こんにちは、数多のあだ名をもつ二階堂です。
あだ名の一つに『ピカチュウ』があります。由来は割愛しますが、主に大学一年で仲良くなった友達に呼ばれており『ピカチュウの単位修得を支援する会』という7名ほどのLINEのグループがあります。その名の通り一年の頃に自分のことをだいぶ助けてくれた友達が集うグループです。彼ら彼女らはめちゃくちゃ勉強ができます。類は友を呼ぶとか言いますし、まぁ僕も勉強ができるってことなんでしょうね(白目

さて、(ようやく)豊羽サイクルロードレースのレースレポートを書こうと思います。

結果:エリート15位、地域別3位(自分の結果により順位決定)

レース前については毎度お馴染み函館からの移動で疲れはありつつも前日は試走で身体を動かせたことや実家の犬を愛でることによるアレルギーの症状もそんななかったことで確実に道新杯よりはコンディションが良かった。亜門さんや鳥崎さん、サポートの宇野ちゃん等が色々動いてくれてレース前に困ることも特になく準備ができた。ありがたいです。
去年はとんでもないサバイバルレースだったが、今年はIさんやNさんがいなかったため完走はできるだろうと思いながらスタートについた。あまり記憶ないが4周目まで超のんびり。特筆することがない。しいて言えば4周目ボトルを取り逃がしてしまった。たしか5周目で1周短縮する事を告げられ、逃げを回収するため少しペースアップ。この時ハンガーノックというか、シンプルにお腹が減った。昼時なので体内時計が無駄に合っていることに呆れる。この時周り見てみたら北大勢はみんな余裕そうな顔だった気がする。6周目に入りさらにじわじわペースアップ。微妙にハンガーノック気味+ちょいちょい上がるペースにやられラスト250mほどからじわじわ離され50mほど差がつく。下りに入ってやばいと思っていたら後ろから多分松下さん、菅原さん、あと1人は山崎さん?が小集団できたので下りでみんなで回す。集団を視界に捉えてから微妙に速度が上がらない。これじゃ意味ないやんと思い少し強めに引く。やや利用された感。そんな感じで回して第1集団に再合流。登りで耐え忍んでいこうと思ったがラスト2.5kmからじわじわ離される。後ろ振り向いたら誰もいない。山崎さんと松下さんは先に千切れたっぽいが2人でペースで来られたらまずいと思いヒヤヒヤしながらぼっちで登る。残り1.5kmくらいでチェーン落ちのまっきーを抜く。そしてしばらくしてから後ろ見たらまっきーが来てる。まっきーはなまら強いがチェーン落ちして一度止まった人に再度抜かされるのは恥だと思い単純に足がない+エネルギー切れの身体を動かし登りそのままゴール。集団から2分弱離されてゴール。

〜反省〜
まず今回はシンプルに足がないのを思い知った。具体的に言うと決定的にロングに弱い。他の人のパワーデータ的にも今回の登りだと全力4発くらいのパワーウェイトレシオは目立った引けはなくやり合える足はあると思った。しかし100km超えてからのインターバルありきの対人戦がまだまだ弱い。函館での1人の練習で対策が欠けやすい部分だが、これを改善しないことには何も始まらない。
次は補給について。足がつらないようにOS1や2RUNを積極的に前々から摂取して灰分や水分を不足しないようにした。その甲斐あって足の攣りなくレースに取り組めたのは良かったかな。あと折り返しのギア選択と加速の仕方は学連の時に心得たものを活かせたと思う。ただ、絶対量が不足していた。固形を1.5倍、ジェルはもう一個くらい摂るべきだった。レースは練習とは違い休憩もなければ強度も高い。サロベツは破きやすい包装のものを今回の1.5倍持っていこう。
環境のせいにするのはやれる事をすべてやってから。ずーさんに胸張ってツール完走しましたと報告できるように精進するのみ。今回S-2で圧勝した堂田さんにしばいてもらおう。ツール・ド・北海道は言うまでもなく、その前のサロベツも長距離レースなのでできるだけ平日は短時間インターバルと20分走によるベース強化、週末は長時間・長距離を意識したライドにしていく。
チーム全員自覚を持って責任ある行動をすると共に、切磋琢磨して強くなっていく必要があると強く感じたレースでした。

最後になりましたがサポートしてくれた先輩方やマネージャー、そして物資を送ってくださるひがしさんや応援してくれているOBさん、本当にありがとうございます!