B3飯塚です。
時間をかけて整理すべきことはあるが、記憶が鮮明なうちに筆を取る方がいいと思うので道新杯のレースレポートを書くことにした。
《作戦》
簡潔に記す。
エースは2人。
集団スプリントならば大宮。
サバイバル的要素ならばngswさん。
他は序盤中盤におけるチェックの役割。
脚としてはngswさんと大宮、KNBRが突き抜けており、次にymmtさん、最後に飯塚と鈴木さんが並ぶ状態。OBのゲンタさんが今回は北大チームとして参加。
主観的印象(自分の脚に対して)ではS2ではごまかせるけど、エリートでは走りにくい。役割をこなすにも不安要素がどこかとつく。サバイバル要素では、ほぼ何もできない。
個人の技術不安という烏滸がましく勝手な理由から初手の1周と2周はできる限り、集団の速度に慣れ、そこから徐々に位置を上げ、仕事をしたいのが正直なところ(脚を使っても構わない)。
当日KNBRが止む事無き理由によりDNS。
KNBRが抜けると実力的にチェックできる札がほぼ無くなったため(大宮は出来るだけ温存)、長澤さんのサバイバル要素がかなり強まる。情けない。
序盤から上位層が固まってアタックされると、幅員が狭いこのコースでは厳しい状況だ。
《アップ》
1時間半前にローラに乗る。
10~15min、150w
3min 300w
2min 150w
30sec 500w
レース領域の心拍と出力に少しだけ触れて、あとは馴らすことを意識。
その後、試走をして終わり。
《レース》
序盤から上位層がカチアゲ。
25周も走るため、もう少し消化した後だと思ったが思った以上に早い。色々飲まれて、後ろの方にいたが無理して2か3周目までの間に第2追走集団に追いつく。
此処で状況を整理すると、
10人前後の追走で北大はここにゲンタさん、ymmtさん、俺、鈴木さん。
長澤さんを含めた上位層6人が逃げ、大宮が単独でブリッジか?
前とは10~20秒。
何もしてねぇなと思ったが、しょうがない。
その後大宮が戻り、S字で集団落車が起きたりして、最終的に追走集団は6~7人に。
前は面子的に逃げ切りは確実。一応、抑えに入り、何周かこなす。
この間にリンダやNSRの強者が千切れた。
やはり例年のように皆コンディションが上がっていないコトを悟った。
立場的には引く立場ではないため、出力も下がり余裕ができた。
しかし、S字で何故か落車。やっちゃった。
体が結構やばかったので此処でDNF
幸いにも、後ろがymmtさんだったため、神回避。
最早神と言っても過言ではない。
《レースを終えて》
反省と言いながらも次に生かすレースが検討つかないため、良く分からない。一応、落車の原因は恐らく体を倒しすぎてペダルがゴリったコト。いや倒す時絶対足上げたと思うが、できてなかったのか。一瞬だから良く分からない。機材と路面が原因とは言いたくない。なんか情けないし。とりあえず、誰にも被害を与えなくて良かった。しかし、脚的に察しはついていたが、やはりチームに貢献できなかったことは情けない。
《これから》
まだ分からないが、部活にしても、部活以外にも放棄していたこと、無視してたことが沢山あるのでまずそれに取り組む必要がある。その中で余裕があるのならレースに出るようにしたい。レースは別として勿論自転車は乗るつもり。これからは老害として活躍する。
《後輩に》
今年は主力である3年がレースを頑張ってくれました。来年は今の2年生が北大チャリ部の顔です。誰かのように同期に対して”頑張ってくれた”など他人行儀のようにならないように。
レースに対してアドバイスをするなら、1年と2年は高強度と絶対的な出力不足している気がします。
スプリント練とかではなくて、L7領域を鍛えるべき(FTPの120~150%、簡潔に訳せば、30秒~1分続けられるペース)。みんな中切れに対応し切れないけど、1~2分必死に踏めば、突然変異が出場しない限り、S3、S2なら追いつけます。そんなに離れてないなら、30sもかからないと思います。逆にそれが出来れば中切れを起こせる立場にもなれます。
実際のレースは練習では有り得ない、強度とインタバールを連発する環境です。だから、突然身体のどこかが痛くなったり、(自分はレースの時、脹脛が複数回攣った)など色々起きるはずです。それに少しだけでも慣れるという意味で、L7領域をドリルした方がいいと思います。
ベースが不足していると感じるのなら、長時間というよりも少し短時間の高強度練とかしてみるのはどうでしょうか。”本当のベース”というよりも”1時間程度のベース(FTP)”を鍛える意味合いです。50km超えるレースはサロベツぐらいです。サロベツ以外のレースは大抵1時間、30分ぐらいなのでこの領域が商売道具です。個人的にはこの領域が一番大事と感じてます。zwiftならぴったり1時間で終わって時短です。勿論ロング練も大事ですが。
チャリでは”作戦”よりも”脚”が有無を言うスポーツです。
脚があれば余裕ができるし、脚があれば選択肢が増え、作戦が機能します。
コーナーが遅くとも、脚があれば有耶無耶にできます。
練習には顔出すので頑張ってください。
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ケガが想像以上に酷いため、冷静に考えて、納会レースに選手として出れる気があまりしない。帰宅後アドレナリンというモノは如何に凄いのかを思い知った。
最後に田中耀サポートありがとう。助かりました!!
有耶無耶にしてるけど、そろそろ骨折の原因を本人の口から聞きたいな。
亜門さん、フミヤさんも応援ありがとうございます。
安心感それに尽きます。納会レース出場楽しみにしてます。
次の更新はいつになるか分からないが、ではまた。