北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

道新杯レースレポート

二年目横河です。7/26に行われた道新杯に参加したのでレースレポートを書かせていただきます。

 

順位 29位/35人出走

タイム 0:21:08.09 

ペース 36.33km/h

 

前日

金曜日にスプリント練を行ったため疲労を考えて運動せず。藻岩の時のようなトラブルもなかったため特に慌てることなく前日準備を行えた。整備に時間がかかったため少し寝るのが遅れるも、初めてのロードレースの割に緊張もあまりしなかったため十二時までには就寝。

 

当日

レース前

五時ぴったりに起床するも朝飯をダラダラ食っていたら案の定遅刻する。積み込みを終わらせ会場へ向かう。途中のコンビニでもっと補給を買っておけば心配なくアップやレースを行えたかもしれない。

試走は軽く4周ほど行った。細かくは後述するがここでもっと本番でのイメージをしておくべきだった。出したはずの健康調査がなぜか受理されてないトラブルがありつつも無事受付。その後はかなり時間があったので上のクラスのレースを見て勉強したり他大や北大トライアスロン部の人と挨拶したりしてゆっくり過ごす。他のメンバーと作戦会議をして自分は残るだけ残って最後のスプリントに賭けることになった。先輩方から1周目2周目がキモだと聞いたのでそこでのペースアップに耐える意識を再確認。

アップは約1時間前から開始。最初十分ほど軽く回して汗を出した後軽めのギアで一分や6秒のもがきを数度入れた。この時心拍計の調子が悪く疲労を溜めることなく心拍をしっかり上げ切ることがいまいちできなかった。

整列では前から二列目に並んだ。本当は一列目に並びたかったが仕方ない。

レース中

スタート後、クリートキャッチもうまくいき先頭集団の後方につけることに成功。田代が前から十人程度のいい位置におり、伊藤も後ろから追ってきていたので二人を目印に走ろうと思った。しかしカーブのたびに減速and脚の消費をしてしまう。(これは足の差ではなくコーナーリング技術によるもの、詳しくは後述)結果一周目が終わる頃には集団との間が空き二週目では完全に離れる。後はテキトーな人を風除けにしたり壮の前を牽いたりしてゴール。

 

反省点

まずいいところとしては二つ。

①初めてのロードレースで落車しなかったこと

②完走できたこと

この二つに関しては当たり前にしたいのでこれ以上は何も書かない。

悪いところは

①コーナー

②試走不足

③ペース管理

①が最大の問題である。前々から自分はコーナーが苦手であり対策の必要があったのだが時間がなく(言い訳)練習が足りなかった。その結果コーナーのたびに離され結果集団から離される原因となった。また上には書かなかったが理事長杯では下りのコーナーで失敗した結果危うく落車するところだった。負けるだけでなく最悪の事態を招きかねかいので次のレースまでにはしっかり練習しておく必要がある。

②についてはレースでどのようにコースを走るのかが意識できていなかった。路面状態やカーブの位置は把握していたものの、実際のレースで走る時のペースや前に人がいるときのことを考えずに走っていた。時間はあったのだから疲労を考えずにレースペースでいろんな走り方をするべきだった。

③についてはそのままである。今回のコースはホームストレッチに強い向かい風が吹いており、また自分はスタミナがあまりないのでとにかく前に出ずに踏むべきところだけ少し踏む、ということを考えていた。しかしレースが始まってみると展開や緊張の問題で長時間前を牽いたり集団から離れてずっと踏み続ける羽目になってしまった。

総括として、自分には全く経験が足りないということがわかった。いくら武器があってもそれを活用することができずに終わるのは本当に悔しいし、何より勝てないということを嫌というほど思い知った。普段の練習や生活でも意識できることはあるのでもっと自転車競技に対して真摯に取り組む気持ちが強まった。

最後になりましたがサポート、応援して下さった先輩方(飯塚さん、高崎さん、耀さん、二階堂さん)普段の練習に付き合ってくれる部員の面々、キャリアを貸してくださったサイクル小野サッポロさんをはじめとするスポンサーの方々、本当にありがとうございます。これから一層努力しますのでこれからもよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

次のモエレ沼TT、勝ちます。