北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

札市民レースレポート

お久しぶりです。2年の伊藤です。札市民のレースレポートを書きます。

 

前日まで

後期も始まったので、平日は小林峠で30s-30sなど、インターバルを意識した練習をし、土日は新港、という感じ。足の調子は良くもなく、悪くもなくという具合だったが、30s-30sを繰り返したおかげでインターバルは少し強くなったかもしれない。

前日は飯をモリモリ食って、23時に就寝。あっという間に眠りについた

 

当日

5時に起きる。死ぬほど寒いことが予想されたので、重ね着をしっかりし、着替えも持って出発。空模様は芳しくなく、モエレ沼公園までの道でちょっと雨がパラついたりしてた。会場着いて、受付して、試走。試走はあまり時間がなく二周だけだったが、二か月前に一度走っているのでそんなに不安はなかった。寒さに耐えつつ飯もちょっと食べ、サポートの大宮さんと坂ダッシュして遊んだりした後、9時半(レース1時間前)からアップ。10分くらいのんびり回した後、1分レース強度と2分のんびりを5セットくらいして、最後にもうちょっとのんびり回して終わり。寒すぎて汗はあまりかけなかったが、心拍はそこそこ上げられた。早々に並び、前の方に陣取る。

 

レース

今回のレースではもちろん1位を狙いつつも、ポイントを稼いでおきたい田代に良い順位を取ってもらう、という目標も併せてもって臨んだ。スタート後、vientoというチームの3人が前を突っ走る。速いなー、と思いつつ、なんとか追いついて大体6人くらいで先頭を回す。レース経験の浅い僕はあまり後ろを確認できないので田代の正確な位置はつかめなかったが、周りにはいなさそうだったので、追いつかせるために向かい風のバックストレートを先頭で長めに、かつ緩めに踏んだりしていた。すると3周目くらいに田代が追いついたので声を掛けたが、なんだか相当消費しているようだった。バックストレートでペースが上がり、田代ともう一人おっさんが千切れる。田代を迎えに行くのは難しそうだったので、目標は自分の優勝に絞られた。この時点で先頭集団は6人、自分、vientoの3人、sccのおっちゃん(この人とは前の地域別でも先頭集団で一緒に走った)、もう一人強そうなお兄さん、という感じ。

その後も集団は平和で、ペースアップもなく、みんな足を貯めているようだった。このままスプリントになれば3人いるvientoが有利なので、どこかで仕掛けなければ、と考え始める。そこで思いついたのは前の地域別の時に鈴木さんに言われた、坂の下りで一気に上げてそのまま逃げる、というプラン。やってみる価値はあると思い、最後から2周目あたりからエヴァのシンジ君のように「あの坂を越えたらアタック、あの坂を越えたらアタック、、、」と唱え続けていた。

最終周に入ってもそんなにペースアップはなく、いよいよ約束の地へ。坂を上り終わってちょっと皆の気が緩んだところでアタック。ちょっと後ろ向いてもべったり付かれることはなく、割といい感じか?という反応。ここで一つの反省点。カーブが攻めきれなかった。技術不足は明らかなので、下手に攻めてケガするよりはマシだが、今後の課題ではある。その後も踏みまくり、ホームストレートに入る。早めにスプリントに入ろうとしたが、ダンシングをすると驚くほどキレがない。あれっ、、、と思ってると、横からvientoの二人が飛び出していった。それを確認した僕は力尽き、sccのおっちゃんにもさされ、4位に。悔しい。 平均パワー:277w

 

今後の課題としては、前述のカーブに加え、高強度の持続時間が挙げられる。アタックは1000w近く出ていて、レース後に先頭集団の人に褒められるくらいだったが、その持続がもう少しだけ長ければ勝てていたかもしれない。あと10秒、せめて5秒長ければ結果は変わっていただろう。

今回のレースで同世代であろうvientoの3人の走りを見て、とても刺激を受けた。同時に、北大のチームとしての力不足も目の当たりにさせられた。7人出走して、先頭集団に二人しか絡めないようではマズい。勝てていない自分が言うのもおこがましいが、練習不足だと思う。一緒に頑張りましょう

最後に、サポートに来てくれた大宮さん、ありがとうございました。来シーズンは一緒にレースに出ましょう笑

 

道内のレースはこれで終了だが、学連のレースに出ようと思っているのでシーズンはまだ続く。雪が積もるまで、もうひと頑張りしたい