北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

絡まった ひもをほどくの 得意です

解説:なんのことはなく僕の隠れた特技ですね。爪が長い時の方がより得意ですね。以上誰も得しないコーナーでした。

6月11日月曜日
オフ。バルブ製図難しいのう。

6月12日火曜日
雨でオフだった。何もしないのもアレなので、久々に筋トレ。上半身もやっておいた。冬よりも筋力が落ちているような気がする。

6月13日水曜日
記憶にない…朝練には行かなかったような…

6月14日木曜日
憂鬱なコンピュータ演習をこなし、午後はローラー回しに行く。

6月15日金曜日
午前中に1年生と補給の練習をして、ボトルを洗った。そのあとレース前のメンテを済ました。

6月16日土曜日
前日試走。特にめちゃくちゃ強度が上がったとかではなかったが、意外とtssが溜まってしまった。まあ距離はそれなりに乗ってしまったから仕方ないけど。その夜積み込み。積み込みの準備悪すぎて帰るの遅くなってしまった。帰ってシャワー浴びてすぐ寝た。

6月17日日曜日
朝は寝坊することなく起きたが、若干脚が重め。まあレース始まっちゃえば関係ないかと思い、気にせず準備する。最近レースの前の日あまり寝れなくなってしまったなあと思いつつ学校へ向かう。チャリンコ載せてコンビニに寄り無事会場へ到着。あまり時間がなかったので急ぎめで準備してローラーを回す。朝方は寒かったが思ったほどではなく、アップで汗だくになれたので特に問題は無さそう。スタートは予定通り最前列で並び、スタートを待つ。号砲が鳴り、スタートすると、ちょっと踏んで前に出る。あのタイトな下りを集団で下るのが危ないと思ったので、下りは先頭の方だけで回して下るくらいのつもりでいた。そしたら補給所過ぎて少ししたらアタックがかかり、ついていくと自分を含めて5人くらいになり、そこでローテを回すと4人になった。そのまま折り返し、登り始めると前評判通りdさんが強い。ゴリゴリ踏んでいくのでローテ回していたがかなりキツくなる。先頭出るのに400w弱踏まないと出れず地獄の辛さだった。自分がひいている時にペースアップのアタックをされついていけず落ちる。ジリジリペースで追い上げるも、後ろがそこそこ近くまできてたのでここで脚使うよりも戻ろうと思い、戻る。集団の中ほどで走っていたが集団の先頭は北大が牽いていてびっくり。強いな。その集団戻ってからも結構辛かったが千切れるわけにはいかなかったのでなんとかついていく。フラフラしてる人がいて下りをその人の後ろで走るのは嫌だったのでタイミング見て先頭まで上がる。先頭が後輩だったので下り牽くよと声をかけ、その後ろを走っていると、折り返しをスタート/フィニッシュラインと勘違いしたのか折り返しのだいぶ手前で曲がり始めて、避ける間も無く前輪をすくわれて落車。予想外すぎて思考停止した。道新杯に続き2番目での落車であったが奇跡的に誰も巻き込まず、機材に傷1つ付かずに済んだ。身体の左側を結構強く打ち付けて、しばらく動けなかった。落車の原因が原因だったのと身体の痛みで完全に心が折れ、もう一度走る気にはならなかった。怪我は打撲がかなり痛かったが道新杯の時に比べれば擦過傷も少なく済み安心した。そのあとは補給に集中し、レースを終えた。

今回のレースは完全に不完全燃焼で終わった。勝てたのにみたいなことは言わないが、ポイントの高いレースだし、練習にもなるから完走くらいはしたかった。原因としては、コミュニケーション不足かなと思う。フィニッシュライン超えてから折り返しのコーンがあるからそこで折り返しだよという時間くらいはあったはず。だとしても曲がる前から若干斜行気味だったので、そこらへんの走り方についてはまだまだ指導の余地があったかなとも思う。まあとはいえ始めてまだ1,2ヶ月なのも事実なので、こういうことを糧にして上達していって欲しい。

本当は月曜日に投稿しようかと思ったがまだ気持ちの整理が付かず、感情的に書いてしまいそうだったので敢えて時間を置いてから書いた。

今回久々にロードレースを走って思ったが、高強度練が全く足りていない。全然耐えられなかったので、いかにシーズン始まってから甘えた練習をしていたかということが浮き彫りになった。サロベツまでにもっと練習をしよう。本当に。

定山渓豊羽ロードレース


先週末に行われました定山渓豊羽ロードレースに地域選抜枠で出場させてもらいましたのでそのレースレポートになります。

<当日まで>
TTTが終わってから2週間ほどありましたが、日誌投稿を怠っていました、すみません。といいつつ外練は週末の手稲と前日の試走くらいで他は家でぼっちでとっとこローラーしてました。内容は15分走や2-3分とか。手稲は橋から頂上まで7本。強い方々との差を見せつけられた。試走は前日まで行くつもりはなかったけれど前日のローラーであまりにも調子が悪かったので少し疲労を積んでレースでた方がいいだろうと経験からも思い、行くことにした。道中で距離は伸びるものの強度は足りないのでコースの登りで1人で、5分くらい5.5倍で上げてとく。案外TSSも上がらんので帰りは他の疲労が〜と言っている人達のためにも引いて稼ぐ。結局数値的には次の日に疲労が残らないレベルで収まってしまった。
夜にパスタを茹でて食べて茹でて食べて22時すぎに就寝。

<当日>
朝4:30に起床。目覚めはあまり良くないが脚の疲労はない。
前々日からのパスタ食べまくりであまりお腹が空いていないが、パンとバナナとシリアルを詰め込んでおく。固形物の消化には3,4時間はかかると中学の陸上の時から教わっていたので、逆算すると10時出走なら遅くとも6時までには食べ終えておきたい。そのあと食べても消化されず胃にたまるだけなので。移動中にもパンをいくつか食べる。水分も忘れず取る。会場に着いたら時間的に少し余裕があるのでゼッケン付けたり、亜門さんに補給の場所や予定を聞いたり。上級生あまり1年生を見れなかったのが課題。自分もあまり見てあげれなかった。選手に対してサポートが少ないっていうのもあるかもしれないが、ここが耐えどきなのでしっかり見ていきたい。

アップは合計40分ほど。アップのときは汗ばんだ分の数倍は水分を取るように心がける。レース前から水分が減っていてはしょうもない。1回300wくらいで脚がちょい疲れるまで回しておく。他は200wちょいでくるくる。TTとかと違って下りスタートなのでそこまでがっつりアップはしなかった。初載はbcaa入500mlと水350ml、パワージェル4本、ツーラン2袋。ツーラン1粒はレース前に食べた。


地域別なのでチームごとに並び、北大は6,7列目からスタート。思っていたほどがつんとはスピードは上がらず下りはじめる。ただ走り出しすぐは自分も含め皆少し安定せず、1回前の人がコーナー開けでジャックナイフっぽくなって吹っ飛びかけて心臓が止まりかけた。びっくりしすぎて声も出なかった。絶対に転けると思ったけれど誰も転けず事なきを得た。その後は安定。
1回目登りは真ん中くらいで入る。がんがん上がるだろうと身構えていたがかなりスローペース。前で逃げを打つ選手が見えるが集団は容認?といった感じで追わず。自分は集団で位置を下げないよう、ほかの人に迷惑をかけないよう、慎重に走る。S-3とかには無い密度で、学連の感じと似ているが学連より圧倒的に皆が安定しているのである程度安心できる。1人ゼッケンを付けていない?のか上着を着たままなのか分からないがふらふら危ない感じで走る人がいたので、その人の後には入らないように心がけた。
2周目は下りはそこそこ速いものの登りは変わらずスローペース。4倍普通に切るペース。同じくらいの番手でくるくる。パワージェルも余裕あるときに取っておく。
3周目はさらにペースが落ちる。多分次の周くらおまではこんな感じだろうなと思い、集団後ろまで下がって身体がカチコチにならないよう伸ばしながらゆっくりする。もう200wも切った。有力選手がトイレに行ったり談笑していたりとのんびりムード。自分もトイレに行きたい状況ではあったが流石にそんな勇気はない。
4周目下りはほぼ最後尾で突入。次の補給でOS1を所望しておく。宮崎さんがすーと落ちてきたのでどうしたのかなと思うが声をかけれなかった、反省。下りはペースが上がった。登りも上がるかなと身構えつつ、無理して前に上がらず長い直線でちょっと踏んで真ん中くらいまで上げておく。登り突入後少ししてから有力選手のペースアップが始まり、逃げとの差は縮まったがメイン集団の人数はそこまで減らず。
5周目もペースが上がった。下りと上りともに最後尾付近で過ごす。確かこの周で北大は自分含め3人に。
6周目の下りも最後尾でこなし、上りに入るところでダンシングをしたら両太ももが攣った。気のせいだと思うことにして、ペダリングを変えつつ踏んで付いていく。先頭ではアタックがかかったりとやっとレースが始まった感じだったが、自分はもうレースが終わりそう。上りの真ん中くらいでペースが上がったところで1人千切れた。完全に攣らないように誤魔化しながら上るがどんどん前は離れていき一人ぼっちになった。
7周目の下りは1人になって踏めないわ、体重ないわで全くスピードに乗らず。とりあえず最終の上りに向けて脚を回復させようとするがほぼ効果なかった。上り始めて少ししたら宮崎さんと合流。自分のペースに合わせて引っ張って下さり、何とかゴール。先頭と9分半も差がついてしまった。


<まとめ>
とりあえず弱すぎた。エリートで走れるようなレベルじゃなかった。やはり自分はS-3のレベルなのだなと思った。背伸びをしすぎた。悔しいという感情よりも情けなさしかない。レース展開に関しては何も言うことはない、言う立場にない。チームとしてはたくさん課題があった。次の大きなレースまでに何とかしておきたい。
今回サポートを仕切ってくださった亜門さんや宇野ちゃん、自身のレース後に補給をやってくれた1年たちありがとうございました。不甲斐ない走りで自分から得られるものはなかったかも知れません、けれどこれからもっと頑張らなければならないのでこれからもサポートよろしくお願いします。OBさんや別チームの方々も毎周回応援して下さりありがとうございました。北海道大学チームとしてもっとパワーアップして来年挑みます。


次の道内レースは今週末の留萌TTです。その後はもしかしたら札市民クリテ出るかどうかくらいで道内は出ない予定です。