北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

留萌ヒルクライム 山本

お疲れ様です、山本です。

自身の今シーズン初の道内レースとなりました、留萌新聞社杯ヒルクライムタイムトライアルに出てきました。以下いつも通りくだらないレースレポートです。

 

 

・レースまで

4:30起床。薄皮つぶあんパン2つとフルグラ少々。5:30集合、藤井先生の車に乗せていただき、140km先の留萌小平町まで。藤井先生ありがとうございました。

着いてからは受付行って、トイレ行ってから準備。そのあと検車へ。検車の帰りになんかコーナリングに違和感あるなぁって思ったらスローパンクしてた。車に帰って佐藤さんにチューブを貸していただき事なきを得る。助かりました。その後はコースを使って試走を兼ねて少しアップ。

 

・レース内容

コースは2.1km、前半が海岸線沿いの平坦1.2km、後半が山の斜面のつづら折れ上り0.9km,ave7.2%ほど(zwiftによると)。2車線を利用して2人ずつ同時スタート、上りからは車線はオープン。2本計ってその合計タイムで競うというもの。

 

・レース結果

→道外ばっかで道内に出ずS-2にのうのうと停滞して後輩の昇格を妨げる老害オブザイヤー。

S-2 優勝 9'00"239 

4'22"452  371w 92rpm

4'37"787  362w 89rpm

ベストラップ賞とチーム総合(山本飯塚大宮)優勝もとることができた。

 

・アップ

5分かからない超短距離ttなので、アップは簡単に。15分ほど、まず出力一定で心拍を徐々上げ、ある程度上がったらvo2max域で2分ほど踏む。その後スタート意識の高ケイデンスのもがきを入れておしまい。2本目の前も同じことをやった。

 

・レース

ペアは予想通り飯塚だったので、絶対に1本目は勝とうと決めた。リードできれば精神的にとても楽になる。平坦はペース合わせつつ大きな筋肉を使うペダリングを意識、空力も考えて去年と同じく仮想DHバーポジションとった。ttはいかに同じ出力でより速く自転車を進ませるかがポイントだと思う(けど圧倒的なパワーがあれば何も言うことはない)。後半の上りは最初の急坂はダンシングでスピードを落とさず乗り切り、その後はひたすら回す。コーナーなどで勾配が緩むと躊躇わずギアを上げる。最後は下ハン握ってもがいてゴール。飯塚に勝ったし、予想以上にタイムも良かった。脚をほぐしてから下る。

2本目までは少しゆっくり。速報タイムで全クラスで1番、S-2では2位の飯塚とは15秒、3位とは30秒以上開いていたのでかなり安心した。またアップして、落ち着いてスタート。今度は平坦が向かい風でスピードがのらない。無理してのせようとしたのが裏目に出たか、平坦の最後あたりは320wくらいしか出ない。やばいやばいと思いつつ、上りに突入、飯塚はもうタレてた。1本目と同じようにダンシングで乗り切ってから緩くなったらギアを上げてひたすら回す。明らかに1本目よりタレてるけど声援がとても力になる。最後ももがききってゴール。かなりタイムを落としたが優勝は確実だろうと、とてもほっとした。

 

・まとめ

今回は確実に勝たなければいけないレースだったが故に、ここだけの話過去一番緊張していた。直近の飯塚の出力にかなりびびってたし、4,5分域を全くやってなかったってのもあった。それでも勝つビジョンだけは忘れないようにした。勝つ気がない選手は絶対に勝てない。心の片隅にであっても、勝ってやると意気込み少しでも自分が勝ってる姿や過程を想像している人が勝負に参加できると思う。まぁ何様やって話やけど。とりあえずエリートに昇格できてほっとしてる。

 

・雑感

北大としては大成功だった。長澤さん神原が居ない中でも3年連続でチーム優勝もできたし、2人も昇格できた。2年は本当にみんな強くなってるし、それが結果にも出始めてる。1年は実力が拮抗してるのがいい、切磋琢磨してるのがなおさらいい。後輩がどんどん成長しているのを見つつ、自分はどんどん長澤さんポジにいってしまっているなぁと感じる。もっと部に目に見える形で貢献しなければならない、部への還元というのは忘れてはいけない。

 

・最後に

今回レース会場までの行き来を車に乗せてくださった藤井先生、本当にありがとうございました。とてもストレスフリーで、お話も楽しかったです。そして、今レースを運営して下さった皆様、ありがとうございました。留萌は皆さんが暖かく、声援も多く、賞品もとても豪華で、毎年感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、ホタテが大好きな母に本場のホタテを送ってあげれたことが何よりも良かったです。

 

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