北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

サロベツ100マイルロードレースレポート

こんにちは、B1の丹羽悠陽です。今回は、7月21日(日)に行われたサロベツ100マイルロードレースに出場してきたので、そのレポートを書きます。

 


<レースに向けた練習>

休日は高岡などで比較的長距離の練習を行い、平日は駒丘や手稲、朝活コースで練習した。手稲の下から頂上を30分切れたり、小別沢でセグメントトップ10入りできたりと成長を感じ、調子も良かった。

留萌からは、自分よりはるかに強い伊藤さんや岳洋さんなどと一緒に練習する機会が多く、追い込んでもらったおかげで自分も少しは強くなれたと思う。

 


<レースへの調整>

今までのレース前は、前日までローラーやトレセンで足を動かしていたが、今回はそのようなことはせず、ウォーキングくらいの運動しかしなかった。レース前日もみんなが試走に行く中、自分は自転車に乗らず、車でコースの確認をした。

 


<レース前日>

この日はタイムトライアルレースが行われたが、自分は出ないので朝からリラックスし、旅行気分だった。タイムトライアルレースが終わった後、車でコース確認をした。思っていた以上にアップダウンが激しく、厳しいと感じたが、自分の得意な平坦区間がしっかりとあることがわかって少し安心した。

 


<作戦>

自分はスプリントが弱く、集団スプリントに持ち込みたくなかったため、1周目では体力を温存し、2周目の中盤の坂で仕掛けて後は数人で逃げるという作戦と立てた。

 


<レース>

(1周目)

スタート時、S3の最後尾に並んだ。レース開始直後、一人がアタックしてそれに岳洋さんが反応した。自分は集団の最後尾にいたので遠目でそれを確認したが、60km全てを逃げ切れるはずがないと思い、追うことはしなかった。

スタートしてからは、北大のみんなが結構積極的に番手を上げて自分より前にいたが、焦らず遠藤さんをおしゃべりしていた。後半に差し掛かると逃げが4名になっており、しかもその中にマーク対象の選手がいることが判明する。この時からこのままでは逃げが決まってしまう雰囲気がしはじめ、急にペースが上がった。自分はこのペースアップについていた。後半のアップダウン区間ではなぜか自分を含め4名ほどが先頭でローテする形となり、無駄に足を使ってしまった。

 


(2周目)

2周目に入った直後、1人の選手がアタックした。そこで無意識に自分一人でついていってしまった。アタックした選手に追いつくと、その選手から2人で逃げようと言われ、ローテしながら逃げようとしたがすぐに集団に吸収された。先頭を引かず、後ろについてくるだけの人たちをちぎり、集団の人数を減らしたいと考えていたため、その考えが動きに出てしまったのかもしれない。その後はだいぶ疲れたため集団の最後尾あたりで補給食を取りながら休んだ。

 


(3周目)

3周目に入ると逃げが決まるだろうから集団スプリントの準備をしようと考える選手が増えてきた感じがした。しかし、7%の坂の前で逃げが視界に入り、逃げを追おうという声が出た。そのため、自分は7%の坂で番手を上げたいったが先頭付近で下りで追いつこうと言われ、踏むのをやめてしまった。その結果、下りに差し掛かった時点では逃げとの差が広がり、逃げを吸収することは不可能だと感じた。

(この時、村田に一緒にアタックするか聞かれたが、自分は残りの距離を逃げ切れる自信がなかったため、断ってしまった。ここで2人で逃げておけば入賞できたかもしれないと思うと村田には申し訳ないと思う。)

3周目の終盤に差し掛かると集団スプリントの準備がはじまり、自分はポジション取りを失敗し、集団の真ん中の2、3列目になってしまった。最後の坂でスプリントが始まるとギアが重すぎて全く伸びず負けてしまった。

 


<結果>

13位 /   38人

 


<反省>

(良かった点)

集団内で声掛けをしたり、手信号をしたりして安全な走りをすることができた。また、先頭を引きすぎたり、アタックした選手に無意味に反応したりとめちゃくちゃな走りだったが、集団からちぎれることなくスプリントに参加することができたことは良かった。

(悪かった点)

無駄なところで足を使いすぎて、肝心なところでアタックできなかった。レースでの立ち回りがとにかく経てすぎる。その時に余力があると後先考えずに踏みすぎてしまう悪い癖を直したい。

 


<最後に>

悔いしか残らず、レースレポートが反省文のようになってしまいました。そのため、「してしまった。」という語尾が多く、まとまりのない文章になってしまいましたが読んでいただき、ありがとうございました。

長距離運転してくださった先輩方、一緒に練習してくれた方々、ありがとうございました。

次のニセハナでは必ず結果を残します。