北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

RCS#2 修善寺ロード


高3の近畿インハイ以来となる学生レースに出場してきました。修善寺は初めてのコース、今回のような弾丸遠征も初で失敗ばかりでしたが、今回は学連を学ぶ研修だったと捉えて(かなり高い研修料ですが…)次回以降しっかり望んでいきたいと思います。今は羽田空港の国際ターミナルで一夜を過ごす準備をしながら日誌を書いています。


<道新杯から前日>
道新杯からの1週間は3回ほど旭山記念公園でインターバル練を。ただあまり出力は出ず、出そうと思うとタイムは遅いというあまり良くない感じだった。うち1回は有志の1年生を連れて。みんなガシガシ登ってていい感じ。だいたい垂れてたけど最初から後先考えるよりは本能で走れる方が強くなると思う。あくまで個人の意見だけれども。

土曜日のお昼頃の便で羽田へ。兄と合流後、兄の運転で伊豆まで。宿についたら18時ごろで晩御飯を食べて、自転車を組み立てたあと少しだけ軽く乗った。その後お風呂に入り、いつも通り交代浴をした。23時ごろに就寝。


<レース当日>
6時起床。7時前におにぎり2つ。これがダメだったポイント1。9時スタートなのに2時間前に朝食は遅すぎた、全く消化間に合ってなかったので4周目辺りから手が痺れてきてハンガーノック気味になった。
レース前はゼッケン付けたりアップオイル塗ったりでかなりドタバタ。長澤さんが先に試走に行ったと思い逆に先に行ってしまうという失態を犯してしまった。申し訳ございません。結局自分は1周半して登りはすこし上げたりしてみたがあまり身体は温まらず… 今回に限ってはスタート並ぶの等は全く急がなくて良かった、変に気持ちだけ急いでしまった。これがダメだったポイント2。
スタート後は落ち着いて集団前方に位置取る。そこまできつくはない。とりあえず様子見かなと思いつつ、最後の秀峰亭までの登りは番手を下げつつ低燃費で登るように心がける。これはその後の下りや登りがそこまで皆速くなく、すすーと上がれていたから。ただ3周目の秀峰亭後の下りで最後尾でアウターにしようと思ったらチェーンがかむ?ような状態になってどの向きにもクランクが回らなくなってしまった。乗ったまま少し力を加えてがちゃがちゃやってるとチェーンがインナー側に落ちた。その後FDを何回か脚を回しながら動かしてると何とかはまった。ただそこで完全に集団から切れてしまった。そこからバック(ホーム?)ストレートとかでありったけ踏むもなかなか追いつかず秀峰亭の登りで完全に集中力が切れてしまった。これがダメだったポイント3。集中力が切れると同時にエネルギーも切れてきた。手が痺れてきて完全にハンガーノックの症状だった。加えて消化出来てないおにぎりが出てきそうで気持ち悪い。もうこれはすぐに降ろされるだろうなと思い、ふらふら走る。周回をこなしていたら村木さんに諦めるなと声をかけて頂く。ここで気持ちを入れ替えられました。とりあえずジェルを喉に押し込んで回復を待った。すると後から筑波大の岡田さんがいいペースで走ってこられたので乗らせてもらう。あまり前に出れずすみません。その他数人とパックで淡々と走って前からクラス3のぽろぽろと落ちてくる人が見えてきたところで足切り。7周回完了時だった。


今回ダメだったポイントを簡潔にまとめると、1.朝食含めエネルギーの取り方、2.集中力の欠如。それに加えてコースに対してチェーン落ちというリスクを回避するような対策を取れていなかったことも挙げられるはず。アップダウンなコースなのは把握出来ていたけれども高負荷でシフティングするような状態を想定していなかったし、さらにはそのような状態に持っていってしまった自分も悪い。
練習の面だと1-3分のインターバルが全然足りてなかった。チェーン落ちがなくても最後まで集団にいれたかはかなり怪しい。来来週に迫るTTTにももろ影響するインターバルなので即急に慣らしておきたい。


今回は兄をはじめ、村木さんや長澤さんご両親、長澤さんと多くの人にサポートしてもらったものの不甲斐ない結果に終わってしまいました。自分もあまりの不甲斐なさに日頃の練習含め生活を見返さなければなと思っています。これから自分は大学最大の目標であるインカレに向けて学連に多く出ることになります。皆さんのサポートがなければこなせないことも多く出てくると思います。ただ、早く良い報告ができるようこれからはより一層努力していきます。今回は本当にありがとうございました。