北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

RCS第2戦修善寺ロードレース 2018

こんにちは、長澤です。
本日、学連主催の修善寺オープンロードレースに山本(B2)、長澤(B4)の2人が参戦しました。
今回の目標はインカレ出場権を得るため上位5%に入ることであった。
天気は晴れ、風は強かったものの、気温は丁度よくサイクリング日和でした。
以下、結果、レース数日前からのこと、当日のレース前&レース中、反省について述べようと思います。
・結果
長澤 29位
山本 DNF(メカトラ)
・レース◯日前〜
道新杯以降、火曜日にウェイトをやり、自転車に乗ったのは木曜日だけだった。乗ろうと思えば午前中に乗れたはずだが、課題やその他の用事で夜更かししてしまったため、朝起きれず、修善寺が控えているというのに意識が低かった。木曜日は修善寺対策で旭山10本(のち1本はアップ)を強弱付けてインターバル練をした。前よりは楽に登れていたので、とりあえず良しとした。
余裕を持って遠征の準備をし金曜の夜に移動し、深夜に実家に到着。すぐに寝て、土曜日の朝はゆっくりめ。自転車の準備をして、昼前には積み込みをし、修善寺へ出発。色々あって、現地に着いたのは夕方。受付を済ませ、宿に直行。自転車の確認をしたあと、夕食をとるが食が細い。不安になる。レース前の買い出しにコンビニへ行ったら、山本くんご兄弟がいてびっくり。軽く挨拶を交わした。宿に戻り、風呂に入って軽くマッサージ。筋肉は張ってないので、調子はいい感じ。ついでにEMSでもマッサージをし、カーボローディングとしてコーラを飲んだ。10時過ぎに就寝した。しかし、よく眠れず、3,4回起きてしまった。
・レース当日レース前
朝起きて、微妙な体調。ジャージに着替えたり、ゼッケンつけたりで朝食まで待った。朝食は胃の調子が悪く全然食べれず…。チェックアウトをし、事前に山本くんと近くのコンビニで待ち合わせすることになったので、時間通りに向かった。トイレを済ませ軽量化した。レース会場に着くまで、明らかに朝食が足りてなかったので、菓子パンを食べたが、喉を通らない…。頑張って水で流し込んだ。会場に着いてからは、そんなに時間がないので、さっさと走れる準備をしアップを始めた。5分320〜330w、1分400wくらいで踏んだが、脚は回っていて、心拍数も落ち着いていたので、調子良さそうだった。ただ、予定よりも体重が数kg重く登りが少し不安だった。アップを終えて、カフェイン80〜90mgほど摂取した。カルニチンを携帯していたが、摂取し忘れた…。レース35分くらい前に秀峰亭へ向かった。SF地点でバイクチェックを済ませ、20分くらい前に並んだ。カフェインが効いてきたのか心拍数が上がっていった。今回のレースは、昇格がかかっているので、いつも以上に緊張していたせいもあるが…。
・レース中
スタートすると、いつものようにパレード走行が始まるが、そんなに速くなかったので、すぐ先頭まで上がれた。リアルスタートするとペースは上がるが、無難に対応できた。最初はペースが速いので、位置を下げすぎないように風向きを考えて力を温存した。下りで番手を上げ、秀峰亭までの登りでやはりペースが上がったので、集団で位置を下げつつ走った(ほとんどの周回はそうした)。アップ不足で心肺がキツい。2周目に入ってから、若干ペースが緩まるが、それを利用してアタックが頻発した。まだ集団は元気なので、続々と追っていった。自分もペースを維持して追い付いた。相変わらず心肺がキツいが脚は余裕。登りで集団の人数を減らしたいので、ペースをじわじわ上げていった。下りはなぜか遅く、集団から少し抜ける感じに。先行して秀峰亭の登りに入って、追い付かれて集団でこなすというのが何周かあった。レースも半分すぎると前の方で展開していた選手は疲れてきていた。後ろにずっといる選手は脚をためてそうな感じだった。アタックする選手がいたら追う選手が限られ、自分が追おうとするもキレがなくて後ろにつかれてしまったり、登りでペースを上げても、後ろにいる選手らがついてきてくれなかったり、どうしようもなくなった。勝つための残った選択肢は最終周入ってすぐの登りで抜け出すことだった。しかし終盤、心肺に余裕が出て来たにも関わらず、手足が痺れ始め、次第に力が入らなくなってきた。ハンガーノックの初期症状だった。手遅れだが少しでも改善できればと思い、ボトルのドリンクをがぶ飲みした。そのため、同じ事を考えてた選手が飛び出したにも関わらず、ついていけず集団でこなすことに…。最終周入って1号橋からの登りは集団にいるだけでも辛く、次の秀峰亭で一気にペースアップした集団から全くかからず千切れてしまった。この時点で目標を達成できなくなったが、自分のペースでゴールした。
・反省
大きく分けて2点あると思う。
1つはコンディション合わせ。今の時期はフィジカルの低下を最小限にとどめ減量する時期だが、道新杯以降、運動を怠り1週間で1kgほど増えてしまった。精神的に乗り気じゃなくても、少しでも時間を見つけて運動しなくては。
50kmのレースとはいえど、この増加は大きい。それと、ここ最近食が細かった。レースの前日、当日もそうだが全然食べれず、レースではエネルギー切れになってしまった。食トレしないといけないと痛感した。
2つ目はレース運び。積極的にかつ無駄に動きすぎた。今振り返ってみれば、勝つための走りというより、周りから見たらただの自己顕示欲が強い走りに過ぎなかっただろう。特に集団で追いかければ追い付くアタックをわざわざ自分から潰しに行ったり、登りや登った後の平地や下りでペースを上げて集団から抜けて戻るといった中途半端な走りが多かった。風が強かったのも原因。周りをもっと観察して展開を見極めないといけなかったし、とにかく昇格したいばかりに冷静じゃなかったので、気持ちを落ち着けるべきだった。
・お礼
不甲斐ない結果で申し訳ありませんでした。今回の反省を活かして、これからのレースも引き続き頑張ります。
サポート&応援にきてくださった村木さん、山本くんのお兄さん、そして父母ありがとうございました。