お疲れ様です、山本です。今年度一発目、学連レースに遥々長野県飯山市まで遠征して出場してきました。以下レースレポートという名の遠征日記です。めちゃくちゃ長文すみません。
4/26
夕方に授業が終わり、色々終わらせてから荷造り。その前に少しZwift。ドタバタと思いきや、案外余裕持って行動出来てたと思う。21時過ぎに札幌発、22時半に新千歳空港着。無事深夜便に乗り込み羽田へ。
4/27
2:00に羽田空港着。預けから戻ってきたシーコンの車輪が1つ無くなっているというプチ問題があったが、運良く大きいタクシーが来てくれはって3人3台載せて国際線ターミナルへ移動。歩かずに済んだ。
空港泊は慣れてるけどGW初日(といってもまだ深夜)ということもあってか激混み。江戸横丁でスラム街の一員となる。24時間営業の店の前だったのでめちゃくちゃ頻繁に目が覚めた。が、鋼のメンタルで7時過ぎまで寝転んでた。
ハイエース借りたら飯山へゴー。半分ちょい過ぎた横川SAでお昼ご飯、亜門さんと運転を代わる。何とか無事に宿に到着。初ハイエース&高速を終えた。チャリ整備したりやらして晩御飯食べて温泉いってと遠征を満喫。さながら旅行である。早めに就寝。
4/28
朝も豪勢な食事を食べて、会場へ。余裕持ってたつもりやったけど案外クラス3Aまでドタバタ。スケジュールをホワイトボードとか紙に書いて目に見えて共有出来るようにしといた方がよかったかな。
自分は余裕持って計1時間ほどアップ、ローラー軽め→実走→ローラー上げめ→実走。初のクラス2のクリテにビビってかなりしっかりアップした。
クラス2A ポイントレース 40分+5周(1.15km/周) 37人出走21人完走18位
クラス2での初レース。中間ポイントは開始15分後から3周に1回で計6回、6回目のあと5周回でゴールポイント。志が低いと言われるかもしれないけど、大前提として完走はしたかったのでまずはレースに慣れて、余裕があればどこかでポイントに絡めればという感じ。過去のリザルト的にも1ptでも取れれば1桁順位に食い込めるのでポイントは狙っていた。
スタートは最前列から、特に問題なくスタート出来た。コーナーの立ち上がりはクラス3に比べて上がるし時間が長い。あと集団の密度は高めでかなり流動的(先頭付近を除く)。とりあえず真ん中より前を意識して、ビビらずに、脚を使わず上がれるところで少しでも上がるようにして周回をこなす。ポイントの周回は想像以上にペースが上がった。ほぼ1列で前の人のケツ見るので精一杯。枚数のあるいくつかの大学が前を固めるので相当パワー出せんと前に位置取れへん。誰が着ってるかも分からんような位置でポイント周回をこなす。ってか集団真ん中でも自分にとっては9割もがきくらいでほぼスプリントしなきゃいけなくてびびった。
そんなこんなでDNFにびびって全て受け身で進む。6回目とゴールを残したところからそろそろ動いてみようと1回逃げにブリッジしてみるが半周して吸収された。6回目のポイントも絡めず、残りはゴールだけに。勝負は日大鹿屋明星が前で数を揃えてやり合ってる感じ。それをすぐ後ろから見守ってたら残り4周回の牽制入ったとこで前の日大がアタック、本能的に着いていく。後ろは明星と鹿屋がお見合いしていたようで一気に差が開いた。慶応2人と京産の3選手がブリッジしてきて5人になったが差はそこまで縮まってなかった。かく言う自分は調子乗って先頭引きすぎたのとコーナーで無酸素域に突っ込めなくなってきていていっぱいいっぱい。逃げ切り濃厚やったのにラスト1周入る最終コーナー前に千切れた。たった1人千切れて恥ずかしかったが集団に追い付かれても戻る元気はなく、1周ふわふわと集団を見送りつつゴール。最後追いついてきはったkmnさんとおしゃべりしてスプリント遊びしておしまい。
48:02 33.8km(恐らく29周) np250w ave182bpm max1088w 204bpm
逃げ始めのいいとこ切り抜き写真
流しして帰って温泉→ご馳走→買い出し→就寝。さしぶりの複数人での遠征、楽しいこと限りなし。亜門さんと2人でテレビ観てお喋りする日が来るとは思わなかった。
4/29
朝は早めに、6時にご飯を出してもらい、頂く。変わらず美味しい。レース会場到着後はクラス3の3人のサポートをしつつリラックス。なんせレースまで4時間もある。他大の方や応援しに来てくださった内山さんとお喋りして過ごす。1時間前くらいからアップ。神原が優勝したのでとても嬉しかったし自分も頑張ろうと思った。
クラス2 6km 484mup 74人出走11位
20分程の登りを2回登ってその合計タイムで競うレース。コースとしては最初の1km程が10%越えの激坂で、その後は淡々と登りラスト1kmは斜度緩め。
・第1ヒート
パレードは危ないが走ってる人はそこまで危なくないのでまだ安全だった、カオスやったけど。激坂で踏まされ、気付けば中切れが起きまくっていて、どんどんパスしていく。明らかにオーバーペースだったようで、3.5km地点を先頭から30秒遅れで通過してからはたれたれ。前は見えなくなり、残った数名でパックになって登る。東工大のaoymに合流してそのまま2人でゴール。クラス1+2で20番くらい?
激坂突入からだいたい20分ないくらい、ap295w 4.9w/kgやから割と自分の限界?
・第2ヒート
もう身体が坂を拒絶している。といいつつ、モチベは高く、今度は死ぬ気で先頭集団に着いて行くことを目標とした。激坂を惜しみなく踏み倒し、中切れを全てブリッジし、何とか先頭集団に追いつく。その後感覚で5分ほど1列棒状の20名程度の集団に着いてくが5名ほどと一緒にドロップ。その後は何となくローテしつつ気合いで進む。aoymに離されたことがとても悔しかったが何とか踏み切ってゴール、手元ではタイムは1本目とさほど変わらず。
1本目とほぼ同じで、20分くらいap296w。
まだまだ身体が絞れてないのでヒルクライムは諦めだったが案外周りより登れた。といっても上位の人達は1段は速くて、実力差を実感した。総合であと10秒ほどでシングルリザルトなれたことを考えると悔しいが割と現時点での実力としては満足かなと。
第2ヒート、へばりつく山本を探せ写真
総括
シーズン開幕戦&初クラス2ということでいつもよりしっかり疲労を抜いて望んだ今レース。リザルト上はただの2日間完走やけど、自分としては現時点で自分がどの程度なのかと新しいクラスでのレース感などを知れてかなり収穫があった。北大としてもかなり充実した遠征やったしなんと言ってもクラス2が1人増えて実りがあったと思う。それぞれがしっかり課題を見つけれたと思うので、お互いにレース"内容"についてアドバイスし合って、今後に繋げたい。
次は修善寺。北大も3枚は揃ったのでインカレに少しでも自信を持てるような結果かプロセスを得たい。
今回は運転とサポートしてくださった亜門さん、同じくサポートしてくれた神原高崎、わざわざ長野県まで応援に来てくださった内山さん、そしてOBOGさん、スポンサー様、ありがとうございました。これからも北大自転車競技部の一員として貪欲に結果を求めていきますので、どうぞよろしくお願いします。