北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

全学TTT(+ITT)

どうも、神原です。

この度埼玉県加須市で開催された全学TTT、(ITT)に参加してきました。

レース前日から振り返っていきたいです。

 

レース一週間前

月曜日ラストの確認で3周。火・水オフ。木曜日軽く走って終わり。

 

5/31

移動日。実習のため後発組で出発with吉田先輩。5/31提出のレポートをしながら吉田先輩運転のもとキャビン熊谷へ向かう。ありがとうございました。

車の中で夕食。パスタ、バナナ、パン。

24:00くらいに到着。着いてからしようと思った諸々のバイクの準備を全て先輩方がして下さったので(本当にごめんなさい)、すぐに就寝。

サポートのありがたさを心から知った。いや、これはサポート以前の問題です、ごめんなさい

すぐ就寝。

 

6/1

起床6時。朝はパスタ、バナナ、パン。マグネシウム欲しかったのでバナナいっぱい食べる。

着いてなんやかんややってたらあっという間に出走時間。皆さん遠征時はベルと安全ピンはちゃんと持っていきましょうね(え?)

4人きっちりゴールライン並んでスタート。走り始めても実感沸かずになんか練習みたいだなあとか思いつつ。こういう心理状態って実は凄く良かったのでは。

出走直後の先頭は自分だったので、330付近を維持しつつ、最初はちょっと上げめで340くらいかな?で2min牽く。

皆の練習日記にある通り、2min-30s-2min-30sでローテーション

一周目往路は追い風てのもあり順調。ターンの位置を把握しておらずそこで少し時間をとってしまったのは申し訳なかった。ここら辺のところ詰めきれてなかった。強豪校はちゃんとやってる。

しかし復路になってから脚に異変が。誰にも言ってなかったが、実は2週間前くらいから慢性的に腿裏部分にずっとあった違和感、それが痛みに変わった。なんというか、つる、というのかな、筋がピキッてなる感じ。あと股擦れやばい。

ここからが、本当に辛かった。脚はある、心拍も余裕、ただひたすら腿裏が痛い。辛すぎて何度もドロップしたくなったが自分がドロップした瞬間終了するのはわかってたので、気力で2min踏み続ける。途中から飯塚がオーダーより長めに牽くようになったのはめっちゃありがたかった。

そんなこんなでいっぱいいっぱいになってしまって、先頭交代時の声かけもやらなくなり(頭からとんでました、飯塚ごめん)、補給もとれなくなって、やばいなあって感じで進んでいく。

ただ2周目往路あたりから山本先輩が声かけをしてくれるようになり、元気を貰う。めっちゃチームって感じだなあと感動した。

そっからは意図的に意識を飛ばしてたので覚えてないが、310~340の幅でしっかり牽いてはいた、気がする。

意識が戻った時にはラスト10kmくらいで、大宮がドロップ。大宮がここまで残ってくれてなかったら、インターバルがもっと短くなっていたら、正直きつかったかも。どこから目線だよって言い方にはなるけど、ありがたかった。

そこからは3人で、ローテそれぞれ短めに回していく。残り距離見ながら、早く終われー!とか思いながら最後の先頭。ここら辺で一度先頭垂れかけてしまった時に(これはよくない)すかさず飯塚が前に出て維持してくれる。今年度一番飯塚に感謝した瞬間。

そっから皆息絶え絶えで、最後もがいて終わり。飯塚がめっちゃもがいてた。

 

結果 13位/19、ave 43.75km

 

この結果、個人的には凄く嬉しかった。他校のパンクとか鑑みても大躍進、しかも自分の同期と一個上の先輩と一緒に。まずは及第点を与えて良いのかな、北大としては結果を残したはず。

 

 

 

 

でも、まだまだですよね。

まず自分の反省。上の通り、チームメートには言ってなかったけども、自分は絶不調にいた。後先考えずに、練習と中途半端な休養を4月から繰り返した結果、脚に簡単には取れない疲労、からの違和感が生じ、その結果大会に影響してしまった。

通し練で、まあ条件は色々違うと思うけど、北生振7周は最終周でも2分半牽ける程の余裕があった。その時のコンディションでいけばもっとチームメートを楽にできたのかもしれない。ave44kmいけたのかもしれない。1枚目に載れたのかもしれない。

おっと、たらればを言うのではなく、次に繋げることが重要ですね。個人スポーツ歴1年の自分は大会に向けてコンディションを上げてくのが下手くそではありますが、まずはがむしゃらに練習するんでなく、長期的な視点ってのを意識したいです。

それから補給の取り方。補給取るのも摂るのもうまくいかない。インカレのためにも一度みっちり練習したい。

 

次にチーム。

まあ脚が揃ってるのがベストだけど、中々そうもいかないですよね。それでも今年は各々の中で、各々やれることを全力で尽くしたと思うので、自分は何も言うことないです。本当にありがとうございました。良い気持ちでTTTを終われたのは皆さんのお陰です。

 

ただ一つだけ。何も言うことなかったはずだけど一つだけ。来年自分は10位以内入りたい。今の北大じゃ確実にできないこと。10位以内に入るような強いチームは確かに技術もあるけど、皆自分よりも踏める人しかいない。それを技術では埋めれない。

そうすると、TTTで結果を出すならやっぱり個人の脚ってなってしまう。

自分は強制されると反発するし強制するほど偉くない、向き合い方なんて人それぞれそれは充分すぎる程わかってます。

でももしチームメイトが自分と同じ目標を掲げるなら、目標を共有するなら、それ相応のことをして、それ相応の力をつけましょう、ってなります。TTTのメンツは皆馴れ合いでやってる人ではないと思うのでわかってくれるはず。

 

とまあこんな偉そうなことを書きましたけど、実際自分が人にごちゃごちゃ言えるレベルに達してるかっていうと達してないし、そもそも自分なんかが言うまでもなく皆わかってると思うので、

うざいな、って思ったらスルーして下さい。

 

じゃあ神原は何をするんだ、偉そうに、ってもなりますよね。取り敢えず来年の北生振にはMYZKさんになって戻ってきます。

簡単にはなれないのは承知ですが、如何せん北大生なもので、大志を抱きがちなんですよ。

 

最後になりましたが、サポートに来てくださった亜門さん、小島さん、村木さん、篠原さん、本当にありがとうございました。先輩方から頂いた恩は、必ずや結果で返した上で、後輩に繋いでいきます。

 

そして大宮、飯塚、山本先輩、本当にありがとうございました。TTTを素晴らしいと感じれたのは、皆が皆目的に向かってやり続けるストイックさがあったからです。楽しかったです。

あと山本先輩、チームをまとめてくださりありがとうございました。経験者ひとりだけというのは、練習するにも教えるにも色々大変だったのかなと思います。ありがとうございました。

 

 

 

さて、今は目標とするレースがほぼ終わり絞りかすになってますが、一先ず個ロードでモチベーションを取り戻してきます。

さてまたインカレに向けて一から

 

以下ITT

往路target300w→8割方維持

復路最初で両足の腿裏がピキる。筋が傷ついた感じ。→190wで30分

 

途中降りようと思ったが完走ポイント欲しかったので完走(?)ちゃんと貰えたのかな?

山本先輩があんなに美味そうにアイス食べてたの始めてみました。悔しい笑

あと飯塚おめでと!惜しかったけど、何か上から目線になっちゃうけど、TTT翌日であそこまで踏めるの普通にめっちゃ凄いと思う。クラス2行けそうじゃんね。インカレ行きたいなー飯塚と行きたいなー笑

以上、北大の恥さらしITTレポートでした。

 


f:id:tour-de-hokkaido:20190607141214j:image