北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

けいはんなロードレース 山本

お疲れ様です、山本です。

今回は帰省がてら京都府木津川市で行われたRCS第5戦けいはんなロードレースに出場してきました。元々はレース出るがてら帰省するつもりやったけど、自分が思ってた以上にインカレで燃え尽きて、完全に逆になってしまった。そんなこんなでレースレポート。

 

 

クラス1+2    42名出走37名完走7位  33.04km(2.36km*14)

47'07.35(+4.69)

ave 42.08km/h 175bpm 91rpm 235w   NP278w

max 65.1km/h 202bpm 138rpm 1012w  

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お写真ありがとうございます Photo by 京大マネージャーの方

 

<レース前>

楽しめればって感じのスタンスやったから自分のレースよりもクラス3のレースが気になる。レースをゆっくり見てたら案外時間がなくなる。ささっと10minかからないくらい、何回かケイデンス高めの刺激を入れてアップ終わり。スタート20分前くらいに検車へ。

検車はいつも通り問題なし。みんなそこまでターゲットレースとしてないのか、2,3人しか学連選手きとらんかった。チャリ並べてクラス3のゴール観戦。大宮が期待通り昇格を決めて、るんるんでスタート地点に戻った。

 

 

<レース>

レースは1列目に並べたものの、松山とファーストアタックすると約束していたので、松山の後ろに並んだ。

バックストレートでリアルスタート、それまでにかなり番手を落として集団中ほどくらい?  松山が坂をいい感じのペースで引いてる。と思ったら本人曰くアタックしてたらしい、すまん、アタックやとは気づけなかった。基本的にもがく箇所が第1,2コーナー開けと45secくらいの登りだけなので、イージー。直線基調で1周以上の逃げも決まりにくい。とりあえず前々に位置しながら、ラスト周回の坂に備えるか~って思ってた。

 

4周目に入ったバックストレートで逃げが捕まるところ、前から5,6番手にいたので誰がカウンターすんねん、ってワクワクしてたら誰も行かなそう。なら行くか〜とアタック。決めないと分かってるアタックを打ったことがあまりないので、少々踏みすぎたか、誰もついて来てくれずかなり差が開いた。ちなみに決めないと分かってるアタックとは自己の欲求を満たすためだけのアタックである。

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欲望を満たすアタックの瞬間 Photo by マルコマルオさん

誰か来てくれ〜と少し緩めつつ踏んでたら京大の新谷がブリッジかけて来てる、が中々キレよくは追いついて来てくれず、早く〜と待ってたけどそのまま待ってると追いつかれそうだったので、新谷は諦める(誰様やねん自分)。すまんかった、新谷。

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こう見ると結構近かったんやけどな〜

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ピンボケ逃げ山本 Photo by 父

その後単独で5周目へ、大工大の奥田くんが来てくれたので待ってバックストレートで合流するも、たくさんの人がブリッジかけて来て6周目入ったときにそのまま吸収。

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インカレの時から気づいてたけど同じシューズ民やった

 

吸収後は知り合いとぺちゃくちゃだべりながら、回復に努める。強豪揃いやないからか、集団はかなり一定でまったり、すぐ楽になった。

 

ぼーとしてたら11周目に神大の野本と阪大の杉山が上りでアタック、めちゃくちゃ一緒に行きたかったけど周りに囲まれて身動き取れず、あああって感じ。どっかでブリッジ、ブリッジってアドレナリン出まくってたので、坂で上げていく人について行って下り入ったとこでアタック。13周目(ラスト2周)入るちょい前で新谷や奥田くんと逃げに合流して7人ほどになる。こっから楽しいぞ〜って思ったのも束の間、ブリッジが遅すぎた、前で逃げてた3人はかなり疲労していて、足並みが全く揃わず、結構前を引くも上りで吸収された。

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欲望満たされてます

 

追いつかれたまま番手は落とさないようにしたまま最終周,14周目へ。上りまでは動きなく、上りは最初こそ少し前に阻まれて出だしが遅れるも、だいたい600w越えくらいで踏み倒して第2パックで登頂、前に5人ほど先行した状態で下りへ。後ろから人が合流して来て7,8人やったかな、牽制も入りつつ、この時点で追いつく可能性はなくなった。最低限入賞はしようと、しっかりスプリント開始は我慢して我慢して、早駆けした選手にへばりつき、ちょこっともがいて2,3人抜かしてゴール。パッと見で7,8着か、わんちゃん賞状もらえるな〜って思ってた。

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スプリント(笑)しかできず。アタックの時の方がパワー出てるっていうね

 

 

<レース後>

ゴール後、一緒に逃げた人らや知り合いとぺちゃくちゃ喋る、この時間が楽しいよねぇ。北大のところに戻るとOBさんが驚きながら喜んでくれてはったのが印象的だった。学連クラス1+2やと7着やったから紙だけもらってくるわ〜って会場行ったら表彰式に出ることを知り、強かった皆さんと表彰を受けた。6位まで賞品があって、あぁってなった。とってもアットホームで高校時代に練習でお世話になった方々とも出会える数少ない機会なのでぜひ来年も参加したいなと。

 

 

<雑感>

今回のレースは目標が割と不明瞭やったけど、最低限の入賞は達成できた。序盤や終盤に逃げたことを考えると上出来やと思うけど、実際たらればで、ずっと脚を貯めて最後の勝負にかけてても、優勝は厳しかったなと感じた。それでも自分が(主に関西圏の)クラス2選手の中での実力や他よりも優れている点や劣っている点を再確認できたのでとても有意義だった。何より欲求を満たすためだけのアタックや逃げは楽しいしワクワクする。やはりレースは動いて、動かしてなんぼやなと思った。早くクラス1,2のロードレースで動かせるくらいに強くならねば。今年は秋冬に学連に課金し、クリテ練に追われることもないから、みっちり鍛え直せるはず、少なくともその時間はある(生活の中で、という意味ではなく、練習の中で、という意味)。これからどれくらい自転車に時間を割けるかは全くわからんがやれることは全部やろう。

 

今回は大宮が昇格、ということで北大としても大収穫だった。また学連メンバーでおめでとう会せなね。次は飯塚やね、高崎も今年度中に昇格しよう、そしたら激アツやぞ。けいはんなで少しはクラス2に上がったらどんなけ楽しいレースが待ってるかは伝えられたんちゃうかな?自分は言葉や活字での説明が下手で、感覚でしか走ってないので的確なアドバイスができてなくてごめん、けど走りとか見て感じたこととか思ったことはどんどん聞いてもらえると嬉しい。

んでクラス2に5人は人揃えて来年度、tttに個ロード、インカレとどんどん北大の歴史を塗り替える結果を残していきましょう。学連から先輩たちがいなくなる以上、自分が引っ張ってかんと。

 

最後になってしまいましたが、今回サポートに駆けつけてくださった、がーすーさんと大東さん、ありがとうございました! ローラーだけでなく、椅子や飲み物まで、とても助かりました。最近、少しずつ北大内での学連への高まりも感じ、1人でレース会場に赴いていた自分はとても嬉しく思っています。これからもより高みを目指して頑張りますのでよろしくお願いします。

 

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見難いけど一応レースデータ

 

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