北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

雑感

 

お久しぶりです、M1の山本です。

 

 

自分が最後に書いた日誌が去年の今頃なので、これを読んでくれている数少ない方も、誰? か まだ大学いたの? って感じだと思います。

前回の日誌からの山本を簡単にまとめると、競技からは完全に離れ、大学院に進学し研究室活動をメインに生活しています。1週間の7割研究室、2割バイト、1割自転車って感じです。人間って恐ろしいですね、ほぼ1年間も練習しなくなると筋力は消え、完全に一般人と化しました。大学の居室のある5階まで階段を昇るだけで息が切れます。

 

そろそろ、したらなんでまた急に日誌書いてるねん というツッコミがきそうなんですが、それに対する答えは、さしぶりに部員たちに会って一緒に走ったから ってだけです。

なので、練習日誌でもなく、練習に役立つ記事でもなく、ただの感想文になります。

オンライン授業が退屈でスマホいじってる人やカフェで友達に会うまでの時間を潰してる人は読んでみてください。

ちなみに山本はフィールドワークの帰路の飛行機と電車で暇なんでこれを書いてます。

 

 

先に断っておきます、内容にオチとかないです。

 

この前の納会で1番感じた事は、部の雰囲気が変わったなってこと。これは良いか悪いかとか決めるものではなく、自分が1~3年生の頃と変わったなと。あくまでも主観になるけど、前は競技絶対主義みたいな感じで、自転車を生活の中心に置いている部員が過半数を占め、そうでない人とのギャップがそのまま部内のギャップになってる、って感じやった。それが今は、自転車以外のことを中心に置き、自転車を並行してやっている部員がほとんどで、部内のギャップなくまとまりのある感じかなあと。

みんながそれぞれの楽しみ方で自転車に触れて、それが一集団として成り立つのは本当に素晴らしいことやと思う。競技部にとって素晴らしいことかはまた別の問題にはなると思うけど。

 

まあそんなこんなで、良い後輩たちのおかげでよい集団になっているなあと感じた納会やった。自分はというと、1年生の頃の脚もないレベルの貧脚になっていたので、自分が情けないなと思うばかりの納会やった。

終わりしなにごちゃごちゃ言ったけど、求めてないアドバイスをするもんじゃないなと、してから後悔してる、忘れてください。

 

 

アドバイス、という話になると、上級生になってからの部への還元、ってところに行き着くんやけど、その点やっぱり二階堂さんは最後まで先輩やったなあとひしひし感じた。研究室がめちゃ忙しいやろうに後輩に向けて練習指導やレクチャー、資料作ったりとすごいと思う。何よりも、自分の感覚や経験を言葉にして分かりやすく伝える、って事ができるのは本当に尊敬しかない。自分はこれが本当に苦手で、ロジカルっぽくなくフィーリングで生きてるくせにそれを全く言葉にできない。

それとは別に二階堂さんのすごいところは、やっぱり走りそのものでも伝えてること。口だけの先輩はいわゆる 老害 と呼ばれがちで、結局あんまり心まで届かない。道内の最上位クラスで優勝ってやっぱすごいっすね。レースって出るだけじゃなくて観るだけでも刺激とか学ぶことって多くて、それを魅せれるのが本当の先輩なんだなあと思ったり。

 

 

この上級生の還元の話にもつながるのが、部の下級生の成長かなって考えてる。

飯塚の日誌に書いてあったことに少し思うとこがあって、

 

今年の2.3年生は実力は確実にもあるも、なかなか結果には多くの人が結びつかない年だった。ドンマイとしか言いようがない。多分、それは後輩たちの実力とかのせいではなく、ただ単純にレースが前半つぶれて、レース経験の少なさ、レース慣れをしてなかっただけのことだと思う(本当はもうちょい複雑?)。

 

ってのは確かにそうで、けどこの原因には、上級生からの還元のなさが大きなウェイトを占めてると最近ひしひしと感じるようになった。

これは自分自身の1年間を振り返って思うことで、今の1~3年生には本当に申し訳ないことをしてきたと思ってる、ごめん。

間違いなくレース数は少なかったし、できる活動は限られてたけど、近年稀に見るエリートクラスの層の厚さを活かせていればみんなが上手く軌道に乗る後押しくらいはできたんじゃないかと思うと後悔ばかり浮かぶ。

こういう事はたらればで、書いてどうこうなることではないから本当は書くべきやないんやろうけど、自分の戒めとして残させてください。

ましてや自分にそんな能力ないと言われたらそれまでやけど。

 

今の現役は自転車競技への意欲が高い部員も数人いて、中には自分の大学競技人生の全てやった学連にも興味を持ってくれてて、個人的にはとても嬉しい。これまでは基本介入せずのスタンスやったけど、これからは少しだけお節介していこうかなって思う。これまでの後輩にほとんど先輩っぽいことしてあげれなかったんで、それくらいはさせてください。そのためには自分も少しずつ行動してかないと。

 

 

 

では長々と駄文を書きましたがこの辺りで。

最後に、これまで一緒に走ってきてくれたB4の4人、二階堂さん、お疲れ様でした。みんなと馬鹿みたいに追い込んだりくだらない話したり、ときにはガチで同じレースに向き合ったり。おかげさまでめちゃ楽しい時間を過ごさせてもらいまいした。皆さんが新天地でも活躍されることを心から応援しています。あ、けどその前に上級生の会で飲みにいきましょう、必ず。

 

p.s. 大宮、2/27の外苑クリテ一緒に出るから空けといてね(一緒に練習しようぜ)