北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

9/1 ツールド北海道
第2ステージ 108kmRR

公開ページではかきずらい部分がかなりあるので大幅に割愛しながら書きます

午前中のTTが終わり、午後から本番のRR。チームで絶対に総合成績を残す(5人中3人以上完走)を目標。
TT後も飽きずに食べまくっていたので、口癖が『おなかいっぱい』になってしまった。待機時間にハイエースのなかでねっころがりながら休み、ふいにトイレにたとうと歩いたときに、突然ダークマターが喉に上がって来て、ちょっとやり過ぎた感。
レースは地元チームとして先頭でスタート。できるだけ前々にいくことを意識。回りの選手がハンドルひとつはいるところに入り込んでいったので、それを意識。リアルスタートが切られ急激にペースが上がる。ペースアップ後、すぐにきつくなってくる、自分にはえげつなくきつくなってくる、途中30番手位のところにいたらなか切れにも巻き込まれる、ちょっと引いて下がり、メインに追い付く。追い付いたらすぐさま復ぺーすがあがる、コーナーが何個かあり、その立ち上がりで後ろの方にいたためトルク負けする、またコーナーが!!立ち上がり、やべーもうつけね…!後ろの選手修復して…と思ったら後ろに誰もいなかった。まだもう少しいたはずなのにいつの間にか消えていて自分が最後尾であった…。
文章にかくと何行もあり長くかけるが、108kmもあるロードレースのわずか15km地点でちぎれた。前々日に癒しを求め行っていた小金湯でちぎれた。そっからは絶望でしかない。まず、呼吸が嫌な上がりかたをしたので、全く戻せない、肺がいたいぐらい乱れているため、体幹何て使えずブレブレ。そしてからだがほてり過ぎてきつさよりも暑くて悶えて救護車に乗りたいくらいだった。自力ではもちろん戻れるわけはないので、ビュンビュン進んでいく車列にはもちろん着けず、チームかーがスピードを落とし引っ張ってくれるだろうと思ったが、最後尾にいるはずの北大チームカーがいない。救いの手をさしのべてくれたのが、救護車ハイエース。レボーグよりも四角くて、風をよけしてくれる代わりに、車高が高いため、車の後ろからフロントガラスを通して前を見ることはできないので、コーナーがどっちにあるかわからず少しこわい。しかし救護車の献身的な救護により、車列から遅れることはなかった。しかし、もし見捨てられたら絶対に終わると思い、いつ見捨てられるかと怯えていた。朝里の中腹を越えても呼吸は戻らず、かれこれ25分ぐらい呼吸を戻そうと勤めているのに戻らない。そのうちに北大カーがくる。おぉ女神よ、と言う感じ。1km to go for KOM の文字を見て、本来喜びを感じるところだが、僕にとってはまだ登りが3分あるのかよと絶望。下りでブレーキが勝手に開くトラブルに見回れながら、ビュンビュンいく。
毛無の登りに入るくらいで、ポロポロとちぎれた選手たちに追い付き、そのご、木村長澤ぐるペットがみえ、しばらくしてから合流。7人ぐらいのぐるペット。ハヤセンもいて練習でもしているカのようだった。鴨川合宿で一緒に走った杉野くんもいる。そこでくるくる回しながらいく。ようやく余裕が出て足を守るようにクルクルまわすペダリングができたが、朝里は呼吸が乱れたなか、無理に頑張っていたので前太ももをかなり使ってしまっていたと思い、かなりしょげる。
コミッセールから告げられる先頭とのタイム差を確認しながら距離を減らしていく(先頭から20分タイム差がつくと不完走)。ゴールにようやくたどり着く。
レース後胃腸が受け付けず、コーラなどしか気分的にはのみたくなかったが、あんぱんを頑張って食べる。風呂で水風呂と温風呂の無限ループしている間にお腹がすいてきたのでたべれた。

総括
108kmのレースで序盤の15kmでちぎれて絶望感しかなかったものの、凌ぎきれたメンタルは明日にも繋がるとおもう。また絶望感には上下があるようで、絶望の谷の時は降りたい…ということしかおもわないが、しばらくすると直る。絶望の谷さえこえればいいようだ。自分の精神を客観的にかたるとは滑稽ではある。
今日はアップせずいったためか?自分がスタント直後の急激なペースアップが苦手なのか?自分の体ではないみたいにからだが動かず、ダメダメだった。原因を考察しても答えは見つからないが、あしたはこんなことがないように何とかしなければ。今回いつの間にか最後尾だったが、その原因は萎縮して後ろにいたわけではなく、前々に位置どるのはうまくいってたのだが、呼吸がきつくなりすぎて否応なく前に上がれなくなった。あしたはスタートにちゃんと体を合わせ、今日の最序盤のように前々にいきたい。
朝里で呼吸乱れながら無理に踏んでるとき、車列に乗るときに前太ももを使ってしまっていた。かなり反省。

ツールド北海道 第2ステージ
108kmRR
78位/99人出走 16分7秒遅れ

レース後61.7kg