北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

05/14/2017道新杯S-3

初めまして、北海道大学1年の山本耀介です。

中学は陸上競技(長距離)、高校は自転車競技をやっていました。受験勉強のため9ヵ月ほど競技から離れていましたが大学に入り練習を再開しています。先週末に開催された道新杯に出場してきましたのでその報告を致します。

05/14/2017 道新杯S-3
前日
    荷物の積込みでは部室のどこに何があるかや持っていくべきものなどをある程度知ることができた。また車のキャリアの付け方も教えて頂いたので、今回作業をしていない1年とも共有しておきたい。
当日
    出発前にキャリアへの自転車の取付方法を教わった。こちらも他の1年と共有しておきたい。昼食等は道中のコンビニで購入。今回はレース時間が短くレース中に補給食を食べる必要はなかったが、補給食の必要なレースでは出先で欲しい物がないこともあるのでできるだけ事前に用意しておきたい。
    レースの準備については場所取りなど戸惑う部分もあったがサポートもあり、自分のアップに集中することができた。アップはもう少し心拍を上げれたら良かったと思う。
    スタートは2列目から、クリートキャッチも上手くいき問題なく走り出せた。1周目終わり付近で斜め前で落車が発生し咄嗟に前後に踏ん張り後輪などに当たられても転けないような姿勢をとったが運良く何も当らず回避できた。その後もヒラヒラとする選手が多く集団に飲まれては危ないと思ったので常に5番手以内にいることを心がける。結果レースをいい形で進めれたが少し脚を使いすぎてしまっていたかもしれない。展開としては序盤すぎに1人の逃げが決まり後ろでそのチームメイトがペースをコントロールする形に。何度かブリッジを試みたが決まらず。他の選手も牽く意思を見せないまま周回を重ねてしまう。そこで逃げている1人のチームメイトの方に2人でブリッジをかけませんかと提案し2人で飛び出しに成功する。しかし1周ほど経つ頃に脚がキツくなり付き切れ。その後前2人と後方集団との間で1人旅になる。後方集団とタイム差が20秒以上あると教えてもらえたのでそのまま集団から逃げ切るつもりで踏んだが、かなり脚が限界にきておりタイム差はどんどん縮まった。ラスト2周前に集団に戻る判断を選択し、ラスト1周前に吸収された。その後は前を牽かず脚の回復に努めたが散発的にペースが上がりあまり休むことのできないままラストへ。S字コーナーで少し抜け出せたのでそのままロングスパートをかけたが2人にまくられてゴール。結果45人出走15人完走5着だった。
    レース内容としては自ら動き、立ち回れていたが絶対的な自脚不足から勝負に絡めなかった。ただコーナリングやライン取りでは他の選手より上手くでき、余裕を持って走れたのは良かったと思う。S-3の集団は技術的な部分で選手間でかなりの差があり終始危なかった。
    クールダウンの後、理事長杯に出走。約1周はエリートの方達のペースを体感でき良い経験となった。その後は鳥崎さんと周回を重ねる。自分の技術面の改善点を見つけることができ、これから上のカテゴリで走れるようになるために必要なものを確認することができた。
総括
    道新杯全体としては先輩方の走りや上のカテゴリの方々の走りを見てかなりモチベーションが上がるとともに、これからの目標や改善点が見つけられ非常に有意義な時間だった。今後は登りを含むレースが増えるのでFTP値の向上やコーナリングスキルの向上に取り組んでいきたい。またできるだけ早く昇格し1戦でも多く先輩方と一緒にレースを走りたい。最後に今回サポートして下さった皆様、本当にありがとうございました。