北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

自己紹介&初レース

初めまして、北大農学部1年の神原です。
中高6年バスケットボールをやっていましたが、大学に入って新しいことを始めてみたくなり、そこで前から気になっていた自転車競技部に入部した次第です。
自転車ど素人で知識もほぼありませんが、これから積極的に吸収していこうと思います。
よろしくお願いします。



ここからは藻岩山ヒルクライムについて書きます。


藻岩山ヒルクライム
結果 S3優勝 14分12秒


前日先輩方と同期と大学祭を回った後、9時過ぎに帰宅。そこから30分で風呂に入り10時には寝ようと思った。が、ここで脛毛と1時間も奮闘してしまう。脱毛クリームでは効果が無かった上に、途中で3本刃カミソリが詰まってしまい、半分も剃れなかった。
結局就寝したのは11時過ぎ、翌朝4時半に起床。普段7時間は必ず睡眠を摂る自分にとって朝かなりきつかった。何とか起き上がり、急いで準備、前日買っておいたパスタを食べ、集合場所へと向かった。

先輩方と集合した後、自走で藻岩山へ。睡眠時間が普段より短い割に調子はいつも通りに感じた。レース会場に着くと、既に大勢の人が。周りの人は皆とても速そうに見えた。少し緊張しながらも急いでレース準備、先輩に先導されながら何とか前の方に位置取りをしてS3出発を待った。

S3出発。クリートキャッチに手こずり少しスタートが遅れてしまったものの、前にいた先輩についていき何とか先頭集団へ。少しパニクっていたのか、ペース配分も何も考えずにがむしゃらに先頭集団についていった。先輩方から事前に聞いていた通りのかなりのハイペースだった。
そろそろきついな、と思った頃、がくんと集団のペースが下がる。かなり息が上がっていたが、この隙に回復、一位の後につく。そのままひたすら一位の後に付いた。コースがよくわからず、いつ1位を抜かそうか考えていると藤井先生に遭遇。残り200メートルくらいと教えて頂き、200メートルなら、と全力で漕いだ。
そこで何とか前の1位の人を追い越し、そのままゴールイン。直後は優勝の実感は沸かなかったが、表彰式でようやく喜びと共に沸いてきた。


今回のレースは、優勝はしたものの、反省点は多い。
直前まで脛毛を残してたせいで当日寝不足などは言語道断であると思う。また、今回の自分の走りは以前山本先輩に言われた「クレバーな走り」とは程遠かった。レース直後にパニクって周りのペースに呑まれるのも良くなかった。

このように学べることは無数にある。これから一つ一つの練習やレースを、走力を鍛えるだけでなく学習する場として、確実な成長をしていきたい。


そして最後になりましたが、応援に駆けつけて下さった三浦先輩と宇野ちゃん、車の運転をして頂いた上に最高の写真を撮って下さったカメラマンの方、本当にありがとうございました。