北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

6/18~23と留萌ヒルクライム


テーパリングって難しい。というか強い人にだけ意味のある行為なのかもしれない。とりあえず自分は疲労がかなり溜まっている方が調子がいいことが分かってきた。まぁただ単に練習不足だからやけれども。


6/18
オフ。
豊羽の片付け。補給地点で転がってきたボトルを思いっきり踏んでしまったので中身がフレームやホイール、シューズやらに飛び散っていてべとべとになっていた。選択したり洗車したりでおしまい。脚の攣ったところが痛みを引きずっている。

6/19
太ももの攣りの痛みが微かに残っているのでサイクリング。家を出てから行く場所適当に決めようとふらっと出発。感覚で走っていたら幌見峠に着いた。適当にふみふみして、小林峠は最後だけ気持ちよくダンシングして豊平川CRを流して帰宅。35kmほど、天気も良く最高なサイクリング日和だった。

6/20
1限の時間に家でローラー。とっとこハム太郎
sstで15min×2。

6/21
1限の時間に家でローラー。とっとこハム太郎
p-Intervals1セット。

6/22
全休なので長澤さんとデートライド。
手稲集合で長澤さんが来るまでに橋まで5倍1本だけやっておく。
何故かその後30分ほど待ちぼうけをし、長澤さんと手稲フル2本。どちらもftpくらいでたんたんと引いてもらう。自分の空気抵抗が少なくなるのでいい具合に2人が同じくらいの強度になっていたかもしれない。27:05と26:38。
その後朝里峠へ。道中の張碓峠は5分走。勾配がきつくなるところでじわじわと千切れ、6倍で踏み続けるも長澤さんは飛んでいった、ぱねぇ。最後の直線で何故かスピードセンサーのマグネットが吹っ飛んでいき、ストップ。けっきょく見つからずあきらめる。そんなこんなで最後までもがき切れなかった。
もうかなり脚が棒だか朝里でインターバル。30s6倍-30s3倍くらいを20本。最初の方は長澤さんに付いていけていたが12本目くらいにじわじわ離される、6倍踏めず5.5倍くらいまで落ちる。ただそこから案外堪えることができ、何とか5.5倍以上では完遂できた。トンネル前までにまだ距離があったのでお代わりでもう1本しておいた。21本。
定山渓まではほとんど長澤さんに引いてもらいつつ適当にローテ。長澤さんの走りが上手いなぁと思いつつ、あの下り方は自分のフレームでは無理だなぁと思った。
普通に帰ってもtssが300を超えそうなので硬石山はkom取り長澤さんを見送りゆっくり登る。へろへろと帰宅。
ほぼ全て長澤さんに引いてもらったがとても練習になった。お疲れ様でした。

6/23
長澤さんと流しライドの予定だったが、1年生の方の練習に上級生がほとんど来なかったのでそちらに合わせることに。昨日の疲労が半端なくて脚が棒。レース2日前にする強度ではなかったなと思いつつ、留萌がターゲットのレースではないので練習の方が大事。
2グループに分けて小林峠へ。高崎大宮と。発寒中央から小林峠にアクセス、磐渓側は色々喋りながら登る。真駒内側を3本。峠確認、ペース走、それぞれ追い込む走。最後のは5.2倍くらい?大宮がもう少し付いてくるかなと思ったけれど自転車が久しぶりなので仕方ない、無理せずぼちぼち成長していってほしい。
真駒内から豊平川CR通って帰宅。
その後準備して、用事終わらして21時半頃就寝。


6/24
4:30起床。バナナ3本だけ。たかが5分2本なのでそこまで食べる必要ないかなと思った。あんまり食べ過ぎるとトイレにも行きたくなるしトイレ行かなかったら重りになるので… 
藤井先生の車で留萌へ。到着後受付をすまし、ゼッケンを付けて、着替えて、試走へ。そこまでドタバタせずスムーズにこなせた。試走はそこまであげず。どうせ固まるのでくるくる回して走る感覚だけ意識した。
ゴール地点で検車、開会式終了後スタート地点へ。1本目のスタート時刻15分前からローラー。じわじわ上げて温まったところで3分前頃に移動、何故か30秒早くスタートさせていて、?と思ったが自分もなされるがまま、30秒早くスタートすることになった。S-3は皆30秒ずれて走っていた。2人でレーンを分けてのスタートだが一緒に出走する人がDNSなので1人。平坦はtttで培ったフォームで340~360wくらいで踏む。登り口のコーナーもスムーズにこなし、登り程なくして前の人を抜く。皆さんの応援が背中を押して下さりペースを落とさず平坦と同じくらいの出力で登る。最後はあまりもがききれなかったが何とかまとめてゴール。スタートして少ししてからスタートボタンを押したがそれを加味して手元で4:35いかないくらい。まずまずかなと思いつつ平坦部分がかなりの追い風だったので気が抜けないと気を引き締めた。
2本目も同じような感じでアップ。またしてもS-3スタートを30秒早くさせていたが自分が間違っていますと言うと自分が前の人の1分後のスタートになりその後の間隔を調整された。今回も同時出走者がいないがイン側に変わり、少し平坦を飛ばしすぎてしまう。やばいやばいと思いコーナー前で少しペースを落としてちょっと回復してから上りへ。上りは1本目に追い込みきれなかった分もと思い踏み倒す。何とか前の人も抜かす。ラストも片桐さんに熱い応援を受け、最後まで出しきれた。タイムは手元で4:32。
1本目のS-3のスタート時間のズレの問題でリザルトがおかしくなっており、S-3の皆が1本目が30秒ほど早いという状態だった。その後何故か自分だけ1本目のタイムが20秒ほど遅く修正されたがそれでも何とか1位は守れ、優勝できた。出された合計タイムは8:56だったが実際の合計タイムは+10秒くらい9:05とか9:06くらいなのかなと思う。
何はともあれ最低限の目標であった昇格をできてよかった。まだまだS-2やエリートで勝負するには脚が足りないと思うのでもっと強くならなければと思った。 1つ収穫として今回はタイムトライアルという面で低い出力で早く走るという上手い走りが出来た。
最後にサポートしてくださった片桐さん、運転して下さった藤井先生、ありがとうございました。やっと自分もS-2に参加できるレベルになれたといくことだと思います。さらに強くなりますのでこれからもよろしくお願いします。

いつもならこれで日誌が終わるが今回はなんせ優勝すればホタテが貰えるレース。自分が貰った25枚くらいを自分の家で神原高崎で小パーティーをした。ホタテの炊き込みご飯、ホタテとジャガイモのバター醤油炒め、ホタテのヒモを焼いたヤツ、生ホタテとホタテ尽くしの晩御飯だった。レタスもたくさん食べとてもお腹がいっぱいになった。ホタテが美味しすぎた。幸せ。