北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

RCS#4 白馬クリテ

遅くなりました。7/28,29に長野県白馬村で行われた学連レースの白馬クリテに出場してきたので、以下そのレースレポートです。



スタートの1時間半前からアップ。ちょっとローラー乗ってから試走へ。京大の某M氏と一緒にぐるぐる。「これは転けるで」とか「この速度以上出せる気せんわ」とかテキトーに冗談いいつつゆっくりと。その後片桐さんにアップオイルを塗ってもらってからローラーでアップ。心拍を上げるのと、立ち上がりのもがきを数回入れておいた。

レースは2列目から。ここまでうんたらかんたら書いておいてレースはほとんど覚えていない。クリテだからゆっくりしている暇も、色々考えている暇もないわけで。前々から決めていた作戦通り、中間のポイントは無視してゴール一発にかけるつもりで周回をこなす。鳥さきさんからコースやレースの体験談を詳しく聞いて、それを意識した練習を重ねてきたので位置どりやコーナリングはかなり余裕を持ってこなせた。集団前方でも田んぼが好きすぎて(?)ダイブしていく人やコーナーでペダルを当てている人が結構いたが、持ち前のテクニックで全て回避できた。。嘘です、たまたまでした、運がよかっただけでした。
ラスト2周ごろからほとんど誰も引かなくなってきて、前に出さされたりもしたが200wちょいとかで緩く引きつつ、上手く受け流した、つもり。ラスト1周でアタックした人がP1のコーナーで散っていったのにはびっくりしたが、位置どりも悪くなく、ラスト3つくらいのコーナーからは2番手で、一人逃げていたが追いつくかなと思っていた。ホームストレートに入って後ろの動きに合わせようと構えていたが、後ろから3人がかなり早いタイミングでかけてきて、反応が遅れてしまった。スリップに入れないまま踏んで追いつくことになり、ここでかなり脚を使ってしまったのかスカスカのスプリントしかできず5着だった。ポイント合計でも変わらず5位だった。

長澤さんは独走優勝おめでとうございます。スタートに並んでた全く知らない人たちが、「あの北大の人めっちゃ強い」ってべた褒めしてて自分まで気分が良くなりました。
案外他の人のコーナリングや立ち上がりに余裕がなかったので明日は逃げてみようと作戦をたて、温泉に行き、宿の美味しい晩御飯を食べ、終わらないレポートに少し手をつけて就寝。< day 2>
自分だけクラス3なので早朝に宿の美味しい朝食をみんなで食べた後片桐さんと先に会場入り。テント立てて、ちょっと試走して、アップオイル塗ってもらって、、と1日目とほぼ同じ感じ。ただ雨が降っていて路面はウェット。試走では滑りそうな箇所(砂利とか泥が浮いているところ)と、ホームストレートの水たまりが突っ込んでも大丈夫な水たまりか確認しておいた。ローラーのアップも1日目と同じ感じで。

スタート位置は取ってくださっていたため3列目から。ただ前の2人のスタートがあまりにも遅く、完全に蓋をされてしまいほぼ集団後方まで下がってしまう。やばやばと思いつつも、ホームストレートで皆水たまりを避けて右側にぽっかりとレーンができていたので、ラッキーと思いつつ試走通り突っ込んで一気に先頭近くまで上がれた。そこからはラスト3周になるまでは動かないと決めていたので集団前方で落車をぬるっと避けつつ周回をこなした。ラスト3周で1人アタック、そこそこのマージンを持って逃げる展開に。ここでははやる気持ちをぐっと我慢して先頭には出ず様子を伺う。ラスト2周になってもかなり踏んでいて差が縮まらなかったのでブリッジを試みる。ラスト1周手前でキャッチしたが、回そうという間も無く集団が数を減らして追いついてきたのでやめ。その後ペースが上がり、7人の集団の後方から番手を上げ直すことができず、中ぎれも起き (皆いっぱいいっぱいだったぽい)、埋めて、とやっているうちに前ではスプリントが開始。またもや出だしで遅れ、1人でスプリント、1人まくったが目の前で2位争いは終わってた。2日連続5位だった。<総括>
いやー、悔しい。長澤さんも昇格し、後は自分という感じだったにも関わらず渋すぎる結果しか残せなかった。インカレも逃した。3回と4回でがっつりインカレで成績を出したいだけに、2回で一度経験しておきたかった。まぁクラス2に上がっていない時点でこんな事いう資格もねぇや。練習で足りていなかった領域が結果にもろに出た感じ。学連は秋からまたやり直しかな。

今回も全面的にサポートしてくださった片桐さん、本当にありがとうございました。安心してレースだけに集中する事が出来ました。片桐さんがいなければ1日目DNSも十分にありえました。本当に感謝です。そして車を貸していただいたOBさん、ありがとうございました。本州への遠征で一番の問題となる移動手段の悩みがなくなり、本州の学生に近い条件でレースに望む事が出来たのではと思います。今後ともよろしくお願いします。