北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

RCS#12 川島町役場前クリテ

お疲れ様です、山本です。

埼玉県川島町にて行われた「RCS第12戦 川島町役場前クリテリウム」に北大から1人で出場してきたので、そのレースレポートです。

 

2/18 晴れ/強風/割と暖かい

朝9時半過ぎにホテルを出る予定が、決戦ホイールに空気入れるときに後輪のバルブの根元が突如折れ、使用不能に。いや、意味わからんと思いつつ、ちょうど今回はそのまま帰省するから練習ホイールを持ってきていて、何とかDNSは避けられた。

前c35の後ろレーシング5っていう気持ち悪い組み合わせでレース会場まで、12kmほど。気持ちの落ち込みようが半端じゃない。まだ前輪ならマシだったのにと何度も思った。少し予定より遅れたけど自分の早めのスケジューリングに救われ特に問題なく到着した。

 

着いてからは立命、大経、関西、京府医のみなさんの車に寄せてもらう。爆風が吹いてたのでほんとに助かりました。

団らんしつつ、受け付けやらを終わらせてN山さんとアップへ。実走で30分ちょい、基本くるくる、何回か加速のかかりを確かめたがやはり後輪がぬるっとしてる感じ。かなり萎えるが、これで昇格したらめっちゃドヤれるやんと自分を励ました。

 

検車やらをちゃちゃっと済ませて、スタートは2列目真ん中くらいから。イン側は詰まるかなと思ったから気持ち右寄りに並んだ。

スタート後は1人が飛び出して逃げ、集団はどうせ捕まるやろムード漂いつつ、東大の人らが中心でペースが作られる。自分は前に位置取るように意識しつつ、脚ある人とかアタックかけてる人とかを見極めることに集中した。前は8~10秒くらい?を推移していて、一気にブリッジかければ届きそうやけど、2人目は集団が逃がすはずがないのでやめとく。

3周目か4周目にマークしてた日大の選手がアタックしたので脚使って着いてく。2人で集団から抜け出すことに成功したので、回すがあっちの余裕さと正反対にこっちはかなりきつい。上手くごまかせへんかと走ってたら後ろから7,8人に合流されてしまった。

かなり人数絞れたなぁと思いつつ、1人逃げてて、集団は日大の選手以外は隠せない疲労度という感じに見えて、自分はどんどん選択肢が狭まってく。1人逃げてるから集団からの逃げは100%マークされる、かと言ってこのまま集団でいけば2位争いはかなり分が悪い、けれど脚のある選手は2位とれる採算があるのでローテ回して逃げを吸収という雰囲気にはならない。そんなこんなな状況で、脚の足りない人らがぎこちなくローテ回すも縮まることなく、アタックもかかり、お互いがお互いを潰し合う感じに。自分も横風区間のじわ踏みとコーナーの立ち上がりで脚が無くなっていった。ラスト2周くらいはコーナー開けで3,4人目とかでも中切れが起きる感じで、番手上げれてないから埋めて後ろで休んでの悪循環。

最終はアタックがかかって2名から中切れ気味の集団でコーナーに突入、コーナー開けで2,3位争いが1車身以上離れてしまい、もがくも縮まらず。残り少し残して座って申し訳程度に踏んでおしまい。最後1人にさされちゃったが4位も5位も変わらん。

29人出走15人完走5位

23min ap220w np252w

立ち上がりはやはり15秒くらい、どこもだいたいmax650~750w ラストスプリントかけ始め920wくらい

 

今回の敗因とかは割と明確やけど、それが問題点とは言いにくくて、難しい。今年度4回目?のつまらない入賞でもうかけてもらう言葉もない。 けど先輩や練習してくれる強い方からは色々とアドバイスをいただける。それをまだ期待してもらえてるんやと捉えて、もうちょっと頑張りたい。

敢えて遠回りしてみるとか、違う視点で考えてみるとか、そういうことが今必要やなと。とりあえず合宿がやばいからせめて1度は距離乗っとかな。

 

 

最後に、今回もホイールを貸して頂いたとりさきさん、現地でお世話になった関西の大学の皆さん、毎度応援してくださっているOBさん、自転車から部全体までをサポートしてくださっているスポンサー様、ありがとうございました。次のレースは3/10の明治神宮外苑クリテです。またサポート、応援よろしくお願いします。

 

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Photo by Yusuke Fujiwara さん