北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

あっちゅうまに

こんにちは、練習日記を書く暇がなかった二階堂です。なんとなく先輩方の投稿が3年生をピークに減った意味がわかってきました。笑

研究室生活が始まって早1ヶ月。個人的には桜よりも、新しい事尽くしで疲労困憊になる事の方が4月を実感する大きな要因です。研究室によっては初っ端から21時を超える実験をした人達もいるようで。かく言う自分もレポートに追われ週末も研究室で日付が変わるという生活でした。季節の変わり目かつ新たな事が始まるこの時期は、体調を崩す人が多くなります。頑張りすぎず、頑張らなさすぎず。時にはこんくらいのスタンスでもいんじゃないですかね。

 

今回はだいぶ溜め込んでいたので途中で区切ります。


4月8日月曜日

オフ。4年生として研究室で動く初日。いよいよ始まってしまった。とは言ってもまだ始まったばかりで能動的学習・実験は徐々に増えていくので特筆すべき事はない。とりあえず学期始まる前に合宿のおかげで早寝早起きが身について良かった。

 


4月9日火曜日

ウェイト。たしか脚の日だったはず。その前にローラーは短時間のインターバルをやった。短い時間でもなかなかきつい。継続継続。

 


4月10日水曜日

朝練with藤井さん。城岱雪も溶けてて登頂できた。まるで踏めなくてただただ笑いがこみ上げてきた。それはそうとして晴れの日が続いて景色が素晴らしい。起きた瞬間は億劫さの塊だがいざ乗り出せば気持ちが良い。自転車は麻薬。

 


4月11日木曜日

ウェイトをしたのかもしれない。自転車はオフ。

 


4月12日金曜日

これまたローラーで短いメニュー。無酸素域がトレーニングの中心となるが有酸素域は少なくとも去年のレベルまであと2ヶ月で戻さねば。やるしかない。

 


4月13日土曜日

長谷川さん宅へ。パワマで少しだけメニューをした。全体的に無酸素域はましになったが、まだましになった程度。

 


4月14日日曜日

長谷川さん宅へ。耐乳酸メニューで瀕死。辛み深み。しかしこれが宿命。後半の垂れと終了後の悶えは必須。

 


4月15日月曜日

ウェイト。脚やった気がする。前週の金曜にバドをやってバリバリ筋肉痛になって当初やろうと思ってたベンチは断念した。

 


4月16日火曜日

ウェイト。ベンチリベンジ。やや筋肉痛が心配だったけどさすがにほぼほぼ治ってた。少しずつ進歩していかねば。

 


4月17日水曜日

藤井さんと朝練。ほんの少しだけ前よりマシになったがまだまだ。有酸素域はじっくり戻していこう。

研究室の新歓飲み会があった。久々に日本酒なんて物を飲んだせいか死んで

 


4月18日木曜日

オフ。長谷川さん宅へ物を取りに行くために30分ほどゆるゆる漕いだだけ。遊びでシッティングで踏んでみたらMax1059w出た。

 


4月19日金曜日

バンクでぼっち朝練。朝は気合いで起きた。ぼっちの早朝バンクってなんだか新鮮。朝だからか知らんけどもがくのめちゃくちゃに辛かった。

 


4月20日土曜日

O高校の皆と一緒に練習。競輪学校を卒業した方もいて改めてスピードの違いを実感。素人目でも速いとわかる。もがく時に力強さはもちろんのことだが綺麗さがある。あれを目指そう。タイム的には全体的に少しずつマシになってきた。ただスタンディングの感覚がイマイチ掴めずにいた。

 


4月21日日曜日

この日も皆と一緒に練習。最初はハロンだったがあまりよろしくなかった。撮影してもらった映像で確認すると2本目は特にバイクの揺れが過剰だったように思える。そもそもトラック種目でバイクの振りってほぼないわな。これは今後追求していくべき課題。このメニュー以降脳裏に要らない言い訳がよぎらないように少し大きめなジャージを次のスタンディングの種目からめちゃくちゃにレーパンにインして行った。時には自らしょうもない逃げ道を無くすのも大事。 スタンディングは前日から色々試していたが少しだけましになった。タイムの出にくいあのバンクかつ無論練習装備(ギア比は3.47)で200mST16"56。前日のタイム比-0.56秒。踏み足引き足のバランス、上体の無駄のないスタビリティー、バイクや地面からの反発との調和。これらの感覚がほんの少しだけわかってきた。でもまだまだキャパに対して全てを活かせてないし絶対的出力や瞬発力が足りてない。パワーの中に技術があり、技術の中にまたパワーがある。何を言っているのかわからないかもしれないがトラックのこういう面白さを体感できて楽しい。

 

とりあえず6月の選手権と国体予選までに練習装備でハロン11"50切り、200mST15秒台目指して頑張ります。

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