北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

お疲れ様です、山本です。

お疲れ様ですってのは疲れを労う言葉らしいですね。疲れと言うとそこら中にある土も疲れるらしいです。疲れる土。あるときには畑として化学肥料をぶち込まれたり手入れされずに酷使されたり、またあるときには工場排水なんかが染み渡ってしまったり。こんなことが続くと土壌中のイオンに偏りができたり、養分が限りなく少なくなって痩せてしまったりしまうらしい。これがウクライナのチェルノーゼムやインドネシア熱帯雨林とか世界中で起こってるみたい、土もお疲れ様です。

 

 

6/10

朝は課題やら。授業とバイトの狭間にほんの少しだけローラーでZwift。

45分ほど、LSDペースでくるくる回しただけ。個ロードの脚へのダメージがなかなかなものやったんやなとは感じるレベルで張ってた。ちょっとはほぐれたんやない。

 

6/11

オフ。

遠征のつけが回ってくる。

 

6/12

午前にローラー。

また1からやるかとsst*2。20min280wターゲットで。こなせたが体感が全くsstではない。辛い。

 

6/13

オフ。

チャリをいじる。ココ最近ずっとポジション、主にサドル周りがしっくりこない。ちょうど移行期ではあるのでこの際にとローラー乗ったりしながらいじる。多分理想の形は現時点でしっくりはこないだろうからと、割と感覚で調節、ある程度は身体側が合わせなきゃかな?

あとフォークを替えた。前のフレームのものをずっと使ってたけど何となく気分で今のフレームのものに。見た目なんも変わらん。

 

6/14

昨晩亜門さんの祝勝会やったので寝起きがよろしくない。ちょい心拍高め。が、長澤さんに煽られたのでソロロング練を敢行。

コースは支笏湖~美笛~京極~倶知安~赤井川~毛無峠のよく聞く200km超えるやつ。ただ自分は初めて。

札幌の市街地抜ける前から身体の違和感がすごい。まずサドルが高ぇ、3~5mmは上げたが上げすぎた、そんな気がしたらもうそんな気しかしなくなった。しかし六角持ってくるのを忘れた、詰んだ。まぁ慣れるやろと進む。

支笏湖の上りを登ってると更なる違和感。昨日の暴飲暴食でか、心拍が高すぎる、200wで平気で170bpmとかいく。ゴミクズやなと思いつつ何故か突き進む。こっから出力出えへんわ心拍高いわで精神的に辛すぎて辛い。

こっから断片的な記憶をダイジェストで。

・初めての支笏湖畔、めっちゃ綺麗、出力出んくてきついけど。

支笏湖京極まで、羊蹄山がばかデカくてばか綺麗、出力出んくてきついけど。

・京極の水、冷たくて美味しい、出力出んくてへろへろやけど。

倶知安から赤井川まで長くね? 出力出んくてきついからやけど。

・赤井川から毛無峠の上り緩いのに長くね?出力出んくてきついからやけど。

・あれ、札幌戻ってきたら日暮れてるくね? 出力出んくて8時間も走ってたからやけど。

以上、サドル高くて普段と違う筋肉を酷使したのとハンガーノックも相まって最後までくそであったし練習になったかは怪しいけど、これくらいやったら少しは危機感とモチベが上がる。休憩は京極と赤井川の2回。

218.6km 8h08m 2980mup←ほんとか? np164w

 

6/15

オフ。

身体ギシギシ、脚バキバキ。これから金曜は120~150kmくらいのメニュー込みのソロ練にとどめて、土曜も強度低めでも動けるようにせなな。

 

6/16

雨。長澤パイセンとZwiftローラー。

パイセンに誘われた200km走るライドに参加。金曜からサドルを3mmほど下げて開始。なんせZwiftは脚を止めれないのでバナナやらリモコンやら新しいボトルやら、全部手に届くとこにセットしとく。

そのあとはひたすら精神修行。最初は200wいかんくらい、ちょいとしたら落ち着いて150~170wくらいで淡々と。外人さんの身内トークに花が咲いてるなか、黙々と回す。ラスト1時間くらいはひたすら脚が辛くて情けないけどめちゃくちゃちぎれたくなった。パイセンが余裕な感じでラインしてくるからさらにつれぇ。最初7,80人いたけどラストは12人にまで減ってたからきついライドやったと思いたい。

総じて距離耐性が落ちすぎてることを深く実感した。

203.2km 4h58m ap165w

 

 

1回生頑張ってるんやね、ええやんええやん。間違いなく自分はよくわからん上回生ナンバーワンやと思うけど、まぁ困ったことあったらなんでも聞いてください。一応競技6,7?年目で部内でいっちゃん長いと思うんで。

最後に。プランクはいいぞ~ みんなが思っている以上に体幹が大事なスポーツやと少なくとも自分は思ってる。