北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

エモい

こんにちは、ぼーっと景色を見るのが好きな二階堂です。
川見てたら数時間経ってた、みたいな経験ありますか? 僕はあります。今年度は景色をぼーっと眺めるとかはできてませんが、これは良くない事だなと常々感じています。まだあったかいうちにどこか見に行こうかな。なぜそれが好きなのかと言うと、癒されると言いますか、現代語で言うところの『エモい』からなんですよね。遠くの山とか川の流れとか見てると、良い事も悪い事も全部面白おかしく感じちゃうんですよね。今自転車を楽しんで頑張ってる事も研究向いてねえなぁと思いつつやっている事も、3年後にはもう過去の話となり、真剣に悩み苦労した分深く思い出に残るんだろうなぁなんて思ったりします。今は何の感動も得られない研究棟も、函館の海も、競輪場も、全部。自転車競技を真剣にやっている人ならすごく伝わりやすい表現だと思うのですが、仕事(研究)も『楽しく苦しむ』感じでやっていきたいですね。じゃないとやっていけませんからね。

 

9月2日月曜日
佐藤さんと鈴木とはまなすソフトライド。サイクリングとは言え、佐藤さんに全引きさせてしまったのは申し訳なかったけどおかげさまで今季最長ライドを怪我なく終える事ができた。部の近況やその他諸々面白い話が聞けてとても楽しかった。部員と走るのは実に1年ぶりで、久々に自分が北大自転車競技部である事を思い出した。ちなみに、帰り道に別れて1人になってからあまりの暑さと水の無さにやられ、日陰でコーラを飲んで休む羽目になった。今年は1分ちょいまでの出力と引き換えに距離耐性が…笑笑
お誘いありがとうございました!
そういえば、院試は合格してました。

 

9月3日火曜日
オフ。なんだか腸腰筋のあたり?が微妙やなと思ったので休息日。
ボーリングって臀筋使うなぁ。札幌での夏休み最後のひと時も存分に楽しんだ。

 

9月4日水曜日
夏休み帰省最終日朝にサッと乗る。合宿に向けて軽めの調整。天気も良いし気分は最高だった。
高校時代の親友と車で函館へ。

 

9月5日木曜日
友達と遊びつつ、合間に軽くチャリに乗った。緑の島はドラマの告白シーンとか思い出の場所的な感じで使われそうな風景。

 

9月6日金曜日
国体合宿初日。午前に友達は札幌に帰還。自分は昼過ぎから始まる合宿へ。
この日は平日ということもあり、まだ来れない人もいたのでF100mとバイクペーサーF200を行った。感触は悪くはないが、まだ擦るくらいに近づく事は出来ていない。スピードに乗ってる感覚がペーサーによってなんとなくわかった。後は自力で出せるかどうか。

 

9月7日土曜日
国体合宿2日目。
まずF200mやST200mを計測。ハロンのタイムはさすがに誰よりも出てた。そもそもハロンがタイム出ないと予選が通過できない種目なのだからこれは前提条件。かけ始めが初日より重く、やべえと冷や汗かきながらもがいたが悪くはなかった。決戦装備時のベストの+0.05秒しか変わらないという事は悪くない気がするら。ST200mはスタンディングの感覚が全てとんでいってダメダメだったが、午後もスタンディングの練習をして、少し思い出せた。
そういえばこの日初めてチームパシュートの練習をしたがやはり辛い。けど気持ちいい。

 

9月8日日曜日
国体合宿3日目。
朝起きて脚の張りを感じつつ、いつも通り自走で競輪場へ向かったがその際にそこそこの疲労感をおぼえた。その割に、アップ時の感覚は悪くなかった。なぜだろう。午前はチームスプリントの練習がメイン。1回目は2走目のポジションでスタートしたが、スタートは特に問題なくなった。それ故、次の3走目のポジションでスタートした時は逆に少し抜きすぎて100〜200mの区間で脚を使う羽目になった。良くない。tksさんのスタートは先述した100〜200mの区間でえらく加速するのでその辺を練習しとかなければいけない。0〜100mで並走しても気を抜いたら一瞬で差が付いてしまう。感覚としては150m過ぎたあたりで余裕を持ったシッティングでピタリとつけていたい。
あとは中長距離のポイント周回のみの先行をしたりした。自分のペース配分がアレすぎて二回一位通過してしまったり、後続の引き上げで脚を使ったりしてしまい、肝心なラストでは脚が売り切れていた。なにやってんだ二階堂。

当初雨予報だった三日間ですが、暑過ぎるくらいの快晴となりました。おかげさまで怪我や落車なく課題点や意外な成長点が見つけられたのでとてもためになった合宿でした。
携わった方々ありがとうございました!

 

国体本番に向けて頑張るぞ💪

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