北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

ツールド北海道市民レース(2019.9.7~8)

佐久間です。

ツールド北海道市民レースに出場してきました。

遅ればせながらレースレポートになります。

 

9月6日

積み込み。この日は40分漕いで調整。11時に就寝。

 

9月7日 TT

5時半に起きる。朝はセブンのうどんやフルーツをパクリ。7時に北大を出発。天気は雨で寒い。向こうに着いてから受付、試走、アップ。時間に余裕があるように思えたが、そうでもなかった。

菅原さんと初対面。自転車の装備がすごかった...

TTは僕が一番最初の出走。15~20分ほどアップする。雨が降っていて寒い。カーブで滑りそうで不安になる。

スタートして、前半からもがいていく。堤防の上の直線が苦しい。

カーブ箇所はやっぱり濡れていたので、チキってスピードを落とす。後半も頑張って踏もうとするが、脚が思うようにならん。もがいてゴール。

3分38秒21 中級者 11位/32人

 

ダウンしてご飯食べて片付け等して移動。夜はびっくりドンキーでビビンバーグなるものを食って、結局寝たのは10時ごろ。

 

9月8日

3時起床。スタート地点までバスで移動するため、以上に早い起床時間。眠い。眠すぎる。よく眠れなかった。外泊だと睡眠の質が落ちがち。脳が半分寝た状態のまま準備。ジャージはスタート地点で着ればいいか、とバッグに詰める。ご飯(パン、バナナ、ゼリー等、800~900kcal)はハイエースの中で食べる。

 

朝、バスに向かう前、応援に駆けつけてくださった吉田さんに

「忘れ物ない?大丈夫?」

と聞かれ、僕は生返事で

「あ、大丈夫っす(´-`).。oO」

と言ってそのままバスへ...()

 

7時半、のびのび準備しますか、と思ったその時...

 

ジ ャ ー ジ が な い

 

眠気が吹っ飛んだ。急いで吉田さんに連絡し、何とかできないかと右往左往。審判員さんが、スタート直前までジャージの件を待ってくださり、吉田さんと薮下さんが急いでジャージを持ってきてくださったおかげで出走10分前に何とか間に合う。

出走自体が奇跡。吉田さんと薮下さん、ツールの役員の方々には感謝しかありません。本当にありがとうございます。

 

さて、DNSを何とか免れ、出走できたが、先の件の影響で序盤は集団後方の位置にいた。頑張って森と一緒に集団中央に移動できたが、自分の目の前で落車があり、ひやひやする場面がいっぱい。

一方、森はサイコンが壊れたとか言っていたので、僕が逐一距離を報告していた。

北見峠を上るところ(30km地点らへん)でペースアップ。頑張ってついていこうとするが、脚を変に使ってしまったのか、かなりの疲労感。KOMまであと1キロちょいの地点で中切れ発生。吉田さんの応援に後押しされ、ついていこうとするもダメでした。森、ゴメン...

追いつこうと下っているとき、周りに人が5,6人くらいいたため、グルペット作って下ろうとするも、離合集散を繰り返す。他の人の意図がよくわからない。自分の勉強不足もあるのだろう。追いつこうとして頑張って踏む。

長い下りを終え、平坦では15~20人くらいの集団になって、ローテを回しながら進んでいた。ここで脚を結構休ませることができた。

バイクから「先頭集団との差は5分」との声。この時残り30km。追いつくのは難しいと思ったので、この集団での1位を目指すことにした。

たまに、集団から飛び出す人もいたが、どうせ戻ってくるので、追わない方針で集団に残る。

残り6kmくらいで飛び出した人に乗っかり、そのまま逃げる。皆疲れて追ってこない。最終的に僕の他に2人、合計3人となる。最後、スプリントをかけるが、風よけに利用されてしまい、2人に抜かされてゴール。スプリント前にちょっと前に出てしまって、後に引けない状況になったのがまずかった。番手を意識して、先頭にならないように走らないといけないことが身にしみてわかりました。

 

ゴール後、腰が痛くてしばらく動けない状態が続く。うう...

2時間47分6秒 Bクラス 21位/91人

 

<反省>

峠で千切れなければ、順位が良かったかもしれない。ちぎれてしまったのは、スタート時の位置取りが悪く、前半の平坦で結構脚を使ってしまったからだと思う。そうなった原因を突き詰めると、ジャージを忘れたことにたどり着く。忘れ物は本当に良くない。忘れ物をすると、肉体だけでなく精神的余裕まで蝕まれてしまう。レースは出走前から始まっているということを思い知りました。網膜の奥まで今回の件を焼き付けて、万全の態勢で走れるよう頑張ります。

 

応援に来てくださった吉田さん、薮下さん、宿舎の手配やハイエースの運転をしてくださった方々、本当にありがとうございました!

 

チャリダー見なきゃ...)