北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

札幌市民体育大会(2019.9.22)

㋚🐻

モエレ沼公園にて行われた札市民のレースレポートになります。

 

大会前2週間

集中講義等もあり1週間ほど練習しなかった。が、大会5日前からは毎日練習。主に新港のクリテコースを走ったり、スプリントのメニューをしたり、パワマなどを行った。睡眠も意識的にとるようにしていた。

 

9月21日

午前中、O宮さんと軽くライド。ご飯をしっかり食べ、積み込みをした後、風呂に入って即座に就寝。(午後8時半)

 

9月22日

4時50分起床。睡眠の質はそこそこ。朝はバナナとセブンのうどんを食べた。量が少ないと思ったが、無理に食べようとしても吐くだけなので、少しずつ食べようと思っていた。(だが、結局その日はなぜかおなかが減らず、レース前にはゼリー以外食べなかった。)

自走でモエレ沼へ。会場が家から近いというのは非常に楽。朝、寒さを感じたが、動いてみると暑くなる。

荷下ろしの後、試走を5周ほど。幾何学的で美しいところですね。

試合3時間前にゼリー2本、1時間前にコーヒー摂取。

エリートでの落車におびえつつもアップ。

10分ほどゆっくり漕いで、5分かけて徐々にペース上げ。5分走ペースを30秒だけやった後、再びペースジョジョ上げ5分、5分走ペース30秒。あとは10分くらいゆっくり漕いでおしまい。

 

<レース内容 S-3(8周)>

基本的に集団前方で走り、最後の2周のどこかのタイミングで抜け出す(集団のスピードが落ちたタイミング等)という戦略をとった。

落車はなかったものの、怖い場面は何度もあった。というか、僕のコーナリングが下手すぎて周囲にとても迷惑をかけました。すみません...

集団全員がコーナーの度にブレーキを使うので、先頭がペースアップしても結局後方に追いつかれるというオチ。先頭にいたから、余計に脚を使ってしまったか...(-_-;)

そんなことをレース中に考える余裕はなく、7周目に突入。前方に見える高崎さんと一緒に走る。ペースは上がった。

最終周。どこからともなく水口がひょっこり上がってきた。いつの間に...

飛び出すタイミングを伺っていたが、高崎さんが斜面手前の直線で飛び出したのでそれに乗っかって自分も飛び出す。が、あっという間に吸収されて最後のコーナー。もがいて頑張ってついていこうとする。前には高崎さんを風よけにしている水口の姿が...。なんてこった。

最後はこらえてもがき、高崎さんをギリギリ抜かしてゴール。(0.14秒差)

27分54秒54 9位

 

<レース内容 市長杯(5周)>

表彰台狙えるはずもないので、このレースは勉強と割り切って挑んだ。緊張はあまりしなかった。目標は完走すること、落車しないこと。

出走直後に集団が縦に伸びてブチブチと中切れ。最初の2周は後方集団にいたが、3周目の斜面のところで、動いてみようかな、と思い立ち、アタックをしてみる。以降1週半くらい単独で走る。結構つらい。バカなワタシは「逃がされている」なんて考えなかった。集団に戻ってくればよかったものを。なぜ後ろを見ない?

結局最終周後半で吸収されてその集団のビリになる。やっちまったなあ。

しかも最後の直線で思いっきりスリップストリームとられて、恩恵にあずかった選手が「ありがとさーんww」と言わんばかりの表情で僕の横を通り過ぎる...

無事に完走するという最低限の目標を達成できたのは良かった。

17分53秒04 38位

 

<反省>

まず、コーナリングの技術を習得する必要がある。スピードのついた状態で適切にラインを読むことを普段の練習から心掛ける必要がある。

位置取りについては、今回は集団の中央で焦らず脚を休めたほうが今回は良かったと思う。とはいえ、今回の位置取りが特別悪いとも思えない。結局、知識と経験が足りていない。勉強が要る。

市長杯での動き方は完全に失敗だった。僕は、常に前に位置しようとする癖があるらしい。重要なのは先頭に居続ける時間ではなく、ゴールを通った順番なので、一瞬一瞬の順番に拘らず、うまく体力を温存でき、踏むべきところで踏めるようなレースが出来たら良いと思った。

自転車を始めて半年。少しずつではあるが、速く走れるようになってきたのはうれしい。

 

最後に、今回サポートに来てくださった先輩方、大会に向け車の準備などをしてくださった皆様、本当にありがとうございました。

 

この日の夜、同期と焼き肉

ウマウマ