北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

ニセコクラシック2022

こんにちは、B3の伊藤です。

ニセコクラシック150kmレースに参加したので、まだ脚バキバキですがレポートを書きます

 

<前日まで>

飯山終わった後から、基本的にニセクラめがけて練習してきた。ロングでのパワーキープや終盤での高強度、長めの登りの練習などなど。出来る範囲でのカーボローディングも。前々日は5.5倍で大倉山を二周して刺激入れ、前日は少し試走する予定も田代と話し合ってやめた。長澤さんと夕飯食ってマッサージして21時半くらいに就寝

 

<当日>

3時半起床。スーパーのパックの焼きそば、塩おにぎり4個、どら焼き5個という糖質軍団を詰め込み、ちょっと具合悪くなりそうなくらいエネルギーを溜め込む。会場着いて出走登録して、アップオイル塗って、トイレ行ってとしてたら並ぶの遅れてだいぶ後ろ。ただ、その後のスタート位置までの移動でスルスル上がって長澤さんのケツにつく

根拠のない親指

 

<本番> Age.19~34:32位 

ave 34.7km/h 151bpm 215w 90rpm  max 84.2km/h 184bpm 941w(どこで?) NP256w

スタート後、ゆっくりパレードラン。当たり前だがみんなレース慣れしてるので声掛けもしっかりしてて安心。長いな、と思ったタイミングでリアルスタート。特にカチ上がることもなく、、と思ってサイコン見たら5.5倍だったのでとうぶん見ないことにした。そっからはアップダウン。ブレーキのかけ方は慎重に、周りを見て知っている人を目安に、ということを心掛けながら進んだが、下り基調になってからクソ踏まされた。ここが正直一番きつかった。先頭が見えないまま下り、90度カーブの後で先頭のペースが緩んでるのが見えたので、追いついて一息ついた。そっからパノラマまではある程度前の方で展開。レースでの集団走行下手すぎておっちゃんにちょっと怒られたりしつつ、パノラマ開始。

覚悟はしてたがめっちゃ速い。とはいえ急なペースアップとかはないのでギリなんとか行けるかって感じ。20分くらいたったところで周りを見るとあれだけ人がいたのに結構千切れて僕が最後尾に。NHKチャリダーの人がぜえはあ言ってる俺の横でカメラに向かって普通に喋ってんのみて驚愕した。25分くらいしたところで千切れる。KOMまで一人でのんびり行ってたら4人くらいのトレインがきたので乗っかり、速めのローテ。しかし、急に足つりそうになってローテから降りてツーランを摂る。下りは途中まで一人旅で、チェーン落ちしたおっさんを拾って二人で進んでたらパノラマで千切れた第二集団が来てくれた。そこから海岸線までローテ。ここがほんとに楽で助かった。道内エリートの人とかもチラホラいて、目安も見やすい感じ。パノラマはついていったけど下りとか平地で千切れた人を拾って集団は結構大きくなった。ここで田代とも合流。補給とか足とか確認し合う。まだまだ余裕ありそう。ちょいちょい合間を縫ってジェルとか羊羹とか食ってたので腹も大丈夫

海岸線からも同様のペース。ちょっとした登りとかも普通にこなす。勝負所は確実に新見峠なのでみんな足貯めてる感じやった。ただ、序盤あれだけ声掛けとかちゃんとしてたのに皆無口になってた。新見は4.5~5倍ちょっとでイーブンで踏んで、少し集団が人数を減らす。途中落車あったが巻き込まれず、まだまだ余裕あり。温泉のところも同様に踏む。ここでも余力あり。下りは相変わらず下手だがちょっとした中切れは自力でも他力でも埋められるし、大丈夫。ラストのアップダウンへ。

みんな疲れてて集団のペースが落ちてたが、なぜか足が余っていた。ラスト7kmくらい、瞬間的にペースが特に落ちたタイミングでアタック、一人逃げ。誰も追ってこないがまあ追う意味もないわけで。そっから4.3倍くらいで踏み続ける。路肩の外国人客に「グッドペース!」と声かけられて元気出た。かなり頑張ったがラストの急勾配で集団の先頭数名(田代含む)に追いつかれ、タレタレでゴール。

三浦さん経由で松橋さんから。ゴール寸前で終わっとる状態

 

<感想>

初めての長距離ロードだったし、試走でハンガーノックになったこともあって内心ビクビクしてたが機材も体もトラブルなく(ちょっとはすったりしたけど)終われてよかった。しかし、上位層との力量の差と自分の弱さは相変わらず。パノラマの登りはきつかったけど後でデータ見たら練習で出せるか出せないか、というくらいで、気合で追いつけてた気がする。まああそこまで頑張ってから千切れたことでその後の下りコーナー攻めたりせずに進めた、ということも確かで、ロードレースビギナーの自分にとっては都合の良い展開にはなった気もする。あと最後の一人逃げは田代曰く、「みんな自分のペース崩したくなかった」とのことだったので、仕掛けるのがあと1キロ遅ければそのまま一人でゴールできたかもしれん。あと、最近田代に負けグセついてんのを至急なんとかせねば

 

ということで、楽しかったです!多分s-2に昇格できたと思うので、s-2の方々は来週のツールよろしくお願いします。三浦さん、運転ありがとうございました。来年は一緒に走れたらいいね。普段から色々アドバイスくれてる山本さんはじめ、一緒に練習してくれる部員たち、ありがとうございます。来週のツール市民も頑張りましょう。そして田代、エリートになっても練習付き合ってくれな

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