北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

練習っていいな

今日のアスリート

〜ヴィンチェンツォ・ニバリ〜

イタリアはメッシーナ出身のロードレース選手。史上6人目の全グランツール優勝者でありクラシック優勝経験も持つオールラウンダー。起伏の多いコースを得意としており、特に下りの技術は一級品。紳士協定違反などがちょいちょいあるもののその実力は本物。

先日引退を表明したが、選手としての残り少ない期間を精一杯やりきってほしい。

 

6/7(火) 朝活コース

久しぶりに大人数での朝練。活気あっていいですね。

小別沢では急勾配まで緩めで最後もがき。斜度上がるとかなりきついなぁ。最後まで踏み切る意識を持ちましょう。

磐渓は最初から千切れ。前述の通り斜度がきつい部分で急に垂れるのは本当に良くない。

小林はほぼ全力。時間ずらしてスタートしたのに一瞬で山本さんと伊藤に追いつかれる。どうにかついていくも最後でもがききれずに離されて終わり。斜度に関わらず一定の出力で踏む事を頑張りましょう。(パワメないけど)

帰りに山本さんから補強やケアについての話を聞いて終わり。

 

6/8(水) 朝里

全休を活かしてソロ(セミ)ロング。

峠はかなりダラダラ登った感覚あったけどストラバ見たら二番目にいいタイムだった。最近行ったばっかでペース管理しやすかったのもあるけど、おそらく決輪効果ですね。

下りはかなり踏んで高速域で自転車を操作する練習を行う。ディープリムだと進む代わりに横風影響や重心の違いでかなり操作が変わるので気をつける。

100キロないとはいえ結局補給も取らずに走り切れたのでソロの割にはいい感じの練習になったんじゃないですかね。距離耐性もっとつけていきたい。

 

6/9(木)オフ

役所や銀行をハシゴしてたら1日が終わった。

 

6/10(金)オフ

朝から実習。樽前で水浸しになったり夕張でソフトクリームを食べた。

 

6/11(土) 朝里(部練)

一年がTOEFL田代伊藤がニセクラなので青木と鈴木さんの3人で。鈴木さんお久しぶりでした。

海沿いは追い風もありかなり気持ち良く進めた。あれぐらいの斜度をペース落とさずに踏めるようになるとかなり強いんだろうなぁとは思う。パワメないから知らんけど。

山に入ってしばらくすると結構な雨。脚はいい感じに踏めてたけどスリップが怖かったのでペダリングを意識しつつ綺麗に登ることを意識。

下りはつき方などを意識しながら回していく。うまい人の後ろにつくのは勉強になるのでもっと人数がいる時に部練でしっかりやりたいなぁなどと考えながら走る。小金湯のアップダウンでは死にかけになりながらなんとかついて行く。なんで先輩方はみんな衰えてるとか嘘つくんですか?

 

6/12 ツール市民試走(部練)

ツール市民出るので試走。練習メンツの中に出場者が二人しかいなかったのはナイショ。

行きは追い風なので調子に乗ってガンガン踏む。行きの時点で軽く疲労させてコースに入りたかったが仕方ない。

3周する予定。1周目は軽くコース確認で練習は2周目から。平地の練習がしたかったので鈴木さん提案の下りで一回待って2周目はペース、3周目はなんでもありの方向で。

山は割といい感じで踏めた。ただアタックかけられると一気に心拍が上がって登ってる間に落ちないのでやられると体感めちゃくちゃきつい。コースの最初が登りなので本番ではアップをかなりしっかり行いたい。

2週目は割と脚を揃えてローテができた。あのぐらいの速度域ならもっと早くローテ回してもいいんじゃないの?とは思う。

3周目はアタックが入る。植村が謎のタイミングでアタックを仕掛けたので簡単に乗っかれた。そのあとは追いついてきた青木を千切ったり植村にカウンター仕掛けたりして先頭でゴール。やっぱり途中の周回で脚をどれだけ残せるかでラストの結果が決まりますね。

帰りの向かい風はみんな死んだ顔しながらなんとか帰宅。事故が起きやすいコンディションだったので無事帰宅できて一安心。

ちなみにこの日の裏テーマは「補給を大量に摂ったらレース強度でも脚が回るのか」を検証することでした。結果として疲れていてもかなりの強度で踏めたりアタックをかけたりできたので糖質の力を再確認。80キロ走るための補給も先輩たちから学ばなきゃですね。

 

久しぶりに一週間で300キロ以上走ってかなり疲れた週になりました。毎週毎週このレベルで走れたら(本当は走らなきゃいけないんだけど)かなり強くなれそうなのでどうにかして時間を捻出したいですね。