北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

ツールド北海道市民レース2022

こんにちは。横河です。先日行われたツールド北海道市民列車に参加しましたので記憶が残っているうちにレースレポートを書かせていただきます。

 

〜レース前日まで〜

初めての本格的な長距離レースということで二日前ほどから糖質をとにかく多く摂るようにした。これのおかげでレース中にガス欠になる感覚はなかったがその代わり体重が2キロほど増えた(おそらく糖質と結びついた水分のせい)ので登りがキツめのレースでは加減した方がいいのかもしれない。

また、疲労感が残っていたこともあり、出来るだけ疲労を溜めないために長距離の練習を控えて高強度低回数のインターバル練習を中心に行った。

前日夜はちょっと準備に手間取ったため10時半と少し遅めに就寝。

 

〜レース前〜

3:45起床。糖質としてオートミールとバナナ、レースまで時間があったのでタンパク質脂質としてサンドイッチを食べ、行きの車の中でおにぎりとあんぱんを食べる。今考えると少し量が多く、若干胃もたれしたのでレースまであまり時間がない時はもう少し朝食を減らして液体から糖質を摂取したりレース中に走りながら摂る割合を増やすようにしたい。

意外と準備に時間がかかったためギリギリに試走。VIENTOの方が落車したりして怖かったがカーブの難しい点を再確認し練習とあまり変わらなかったため一安心。時間がなかったためコーヒーとコーラでカフェインを補給しつつアップなしでスタート位置へ。並ぶ時に最後方になってしまったが移動の時にこっそり前へ。

 

〜レース本番〜

スタート直後で田代の真後ろにつけて山を登る。少しきついけどついていけるな、というペースで登ってくれたので頑張る。S-2集団が見えてきたあたりでハンターさんが上げたのに合わせて集団がペースアップ。ここでのペースアップについていけずそのまま脱落。先頭と20秒の差がついて心が折れる。(リザルト見た感じここでついていけないと完走は難しかったようです)

平地に入ってからはテキトーな人を回収したり回収されたりしながら先頭に追いつこうとするものの向かい風で少人数では流石にキツく、2週目の山が終わる頃には姿が見えなくなっていた。

6週目の後半でバイクから声がかかりDNFが決定。

 

〜反省点〜

①登りに関してはずっと自分でも言ってきたし他人にも言われてきたが急斜面が弱すぎる。体重が重いのもあるが単純に1〜5分程度の出力が弱いので今回のようなコースだと早々に置いていかれる。小別沢での全力走や手稲でのメニュー練を行うべきか。

②距離耐性をつけ切ることができなかった。レース後に伊藤に言われた「ソロで100キロ超えたことほとんどないでしょ?」という言葉が刺さった。月間走行距離も完走した人に比べると圧倒的に足りていないのでとにかく乗り込む練習も必要。

 

〜総括〜

はじめての長距離レースということもあり、新しい楽しみと、それ以上に完走できなかった悔しさを得ることができた。次のレースまでは少し間隔が空くので自分の弱点に集中した練習をしっかりと行う。

 

最後になりましたが普段練習に付き合ってくれる部員の方々とサポートに来てくれた耀さん、健人さん、水口さん。レース中に一緒に走ってくれた方々。何よりサイクル小野サッポロさんや円山いこい整骨院さんをはじめとしたスポンサーの皆様、本当にありがとうございました。不甲斐ない結果に終わってしまいましたがこれからもなんとか頑張っていきますので応援よろしくお願いします!