こんにちは、b4の田代です。4年になってもなんだかんだチャリには乗ってます。なかなかシビアな研究室に入り、時間の貴重さを痛感しております。
先日はニセコクラシック85kmに参加してきました。去年は150で参加しましたが、例年4年の先輩方がチャリに乗れてない姿を見て、十分な練習時間を確保できないと判断して85にしました。以下レポートです。拙い文章ですがお許し下さい。
レース前の準備
オフシーズンでかなり体が訛っていたので、3月にかなり乗り込み、距離耐性は85kmであれば余裕を持って走れる状態に戻した。その後も定期的に朝里などに行き、100km程度のライドで自脚をキープしつつ、新見を想定して長めの坂はしっかり踏んだ。
最低週1でSST20分×2をやり、中強度も徐々に戻していった。
高強度は付け焼き刃になってしまったが、直前の一週間旭山に通って高強度インターバルをやり、そこそこな状態に戻した。
生活リズムや食事も気を使った。当日は早起きになるため、1週間前から当日と同じ時間に起きるようにした。食事については、去年炭水化物ばかりとって、当日便秘気味になり体が重くなってしまった失敗があったので、食物繊維も取りつつ3日前から炭水化物を多めに取るようにした。
機材面もタイヤとチェーンとスプロケを新しいものに変えてバッチリ。
レース2日前には長澤さんと内山さんの整骨院へ行き、マッサージを受けて脚の調子も整えた。
過去のリザルトを見る限り、優勝を狙える状態に仕上がっていたと思う。
レース当日
宿からアップ代わりに自走で会場入り。スタート前にツーランを飲んで足吊り対策。
スタートはUCIレース者から順にウェーブスタート。自分のカテゴリは最後の3ウェーブ目だったので、前の500人近くの女子や年上のカテゴリを抜かす必要があった。
スタート後はかなり密度が高かったが、隙を見て徐々に前に出た。正直最前列が遠すぎていつリアルスタートになったのか分からなかったが、坂道になったタイミングで脚を使って端から抜かし、先頭まで抜け出した。
その後は先頭が見える場所で、アタックが掛かっても追えるように、風の影響も考えながらできるだけ集団の端でステイした。
初めの立ち位置としては、脚を温存しつつ前も見れていたので、ほぼ完璧だった。
しかし、約10km地点の下りで大きな落車が発生。一瞬の出来事で記憶が曖昧だが、自分の3列前くらいで起きた落車だったと思う。まだアタックが掛かっていなかったこともあり、人が密集していたため逃げ場がなかった。ほぼ減速する余裕もなく、つっ込むしか無かった。落車後すぐに自転車に乗ろうとしたが、ハンドルが横を向いてしまっていて、走行不能。DNFという現実を受け止められず、複雑な感情だった。自分は幸い集団の端を走っていて、草の生えてるところに飛ばされたので、体は打撲程度(おそらく)で済んでいた。しかし、重体の人もいて、虚ろながらも看病や後ろからくるライダーへの注意を手伝った。
同じく走行不能になった人達は15人くらいいた気がする。その中にはE川さんやH野さんなど、北海道界隈の人もいた。県外から来ているという人達も当然いた。回収車を待って30分程経ったところで、ホイールを持った運営の人達が来た。その人が六角レンチを持っており、運良く自分のハンドルは治すことができた。(H野さんありがとうございます)
正直もうどう足掻いても優勝は無理だし、ぶっちぎり最下位のリザルトを残しても意味は無いと思っていたが、その場にいた人達に背中を押されてレースに復帰することを選んだ。
自転車の状態も不確かだったため、その後は特に攻めたりせず、安全走行でゴールまで流した。補給のジェル等はもったいないので全部節約した。あと、せめてニセクラボトルは貰って帰ろうと思い、ユニフォームの中に無理やり入れて走った。
ラスト1kmほどで、昔同じ寮に住んでた知り合いがたまたま後ろから来たので、最後は一緒にスプリントしてゴールした。楽しかったのはそこくらい。
結果は85km age19~39 完走58人中38位
最後に
今回は優勝狙っていただけに、本当に残念な結果となりました。今年で終わりにするつもりでしたが、来年もニセクラは出るかもしれません。
機材面でお世話になったサイクル小野さん、スポンサーの皆様、一緒に練習してくれた人達、落車後に背中を押してくれた方々、ありがとうございました。
今後もレースは控えているので、早めに切り替えて頑張ろうと思います!応援よろしくお願いします!