北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

ニセコHANAZONOヒルクライム

はじめまして、B1の渡部岳洋(わたなべがくよう)です。遅くなりましたが初投稿です。

自分は中学、高校と自転車競技をしていました。高校の時はロードとトラックでインターハイや国体に出場していました。

入学以降のトレーニングのまとめと先週のニセコHANAZONOヒルクライムの報告です。

 

<入学以降のトレーニング>

ブランクもありパワーやスタミナがかなり落ちていたので、メニューをこなすというよりは距離を乗るトレーニングがメインでした。なかなか前のようには走れませんが少しずつ思い出してきた部分があったり、以前の反省点を生かした走りができるようになっています。

 

<レースレポート>

結果:S-3 19位  39’52’’883

 

・前日まで

レース前はインターバルをこなせるほど走力に余裕がなかったのでひたすら閾値あたりで登る練習。ただ、レースの前2週間は考査期間でほぼ自転車に乗れず。

 

・当日

5:30起床。軽く体をほぐしてから出発。時間に余裕をもって到着し、受付後雨は降っていたがコースを少し走る。時間があまりなく思うようにアップもできず戻った。スタート前にインソールを貸してもらいレースで使うことにした。スタートまで時間があったがリラックスした状態で待てた。

 

パレードは周りを見ながらS-3の中ではいい位置で走れた。リアルスタート後、落ち着いて少しずつ位置を上げることができ、1キロ地点あたりではエリートの集団の中ぐらいの位置までそれほど足を使わずに行くことができた。スタート前から、前半で位置を上げておいて後半ひたすら耐えるのが今の足のない自分がタイムを出す方法だと思っていたので、ここまでは予定通りに走れていた。ただレースが進む中で少し勾配がある区間を走るたびに足がなくなり、息もかなり上がってしまった。5‐6キロ地点には先頭の集団からちぎれてしまい、それ以降は自分のペースで走るのが精いっぱいだった。タイムは高校の時どころか中学の時のタイムよりも遅かった。前半前についていけたことを考えると、後半相当遅かったことになる。

 

・反省点

そもそも足が全然なかった。今回はレース前2週間考査で走れなかったことがあったりして仕方ない面があったにせよそれでも遅すぎた。体重を落とさなくてもFTPの絶対値でカバーできるようにする必要があると思った。

また、レース前のアップの工夫が必要だった。高校の大会のときに自分の場合、アップをかなりやらないと力を発揮できないタイプだとわかっていたにもかかわらず、今回の大会はあまりそのあたりのことを考えず適当にしてしまった。実際レース後のイベント(?)の時の方が疲労はかなりあったにもかかわらず少し軽く踏めた。高校の時から体は少し変わっているだろうからアップについて自分なりに改めて考える必要がありそう。

 

今後の大きな目標はまだ定まっていませんが、今回のヒルクライムでの最大の課題、基礎的な走力をつけるようトレーニングを継続していきます。