こんにちは、B4の田代です。先日札市民に参加してきたのでレースレポートを書きます。
レース前
院試終了後、1ヶ月間で弱った脚を元に戻すこと、インターバルを強化することを目標に練習した。夏合宿に参加したこともあり、最高では無いがそれなりに脚を戻すことができた。レース前はインターバルトレーニングを多めに行った。
レース当日
アップはいつも通り実走で。出走ギリギリになってしまったのは反省。でもおかげで体はいい状態でスタートを迎えられた。今回は去年の反省からマークしている選手が1人でもアタックしたらそれに着いていくつもりでいた。
1周目は真ん中辺りを前後する感じの位置取り。集団が割と縦伸びしていたので、中切れだけ注意した。
2周目は3人くらいの逃げができていたが、逃げてる人とギャップ的に追う必要無しと判断。すぐに吸収できた。2週目は集団前方をキープ。
3周目は別の3人が逃げる。これも同じく追う必要なしと判断。集団前方をキープ。
4周目は少しペースが落ちる。集団のほぼ先頭辺りで強者達のアタックにいつでも反応できるように準備。この周回で逃げとのギャップが広がった。
5周目にジュニアの全日本チャンピオンがアタックをかける。自分はそれに反応。後ろにピッタリついてもしんどい強烈なアタックだった。そのまま5周目後半に逃げ3名を吸収。後ろをしっかり確認する余裕は無かったが、先頭集団は目視で5~6人位だったと思う。
6周目もかなりのペースでチャンピオンが前を引く。
6周目後半、カーブで前の人のタイヤがバーストして落車発生。自分もそれに巻き込まれる形で落車。幸い頭を打ったり骨折などはなかったが、尻や腕や脚の皮が大きくズル剥けてめちゃくちゃ痛い。焦って絡まったチェーンを直すのに手間取っているうちに先頭は遥か先に行ってしまい、第2集団にも抜かれ、失意の中DNFすることにした。幸いフレームは無事で軽い修理で済んだ。
今回はニセコクラシックと同じく運の悪い落車でDNFとなってしまった。自分としては良い立ち回りができていたため、かなり悔しい。落車していなかったとてメンバー的に入賞は難しかったかもしれないが、最後まで入賞争いには加われただろう。ラストスプリントしてみたかった…
しかし、脚の状態の割に良い順位で走れていたのは成長を感じた。3年もやっていたら当然ではあるけど、立ち回りやコーナー等の技術、踏みどころの見極めなどはそれなりに上手くなったと思う。
来年は就活や研究で今年以上に自転車に使える時間と労力は少なくなってしまうため、レースには出ない予定だ。エリートで走るのは今回がおそらく最後。最後はちゃんとレースして終わりたかったが、こればっかりは仕方ない。来年からは時間のあるときに後輩の育成を手伝ったりしようと思う。
最後に、治療してくださった運営の皆様、なんだかんだサポートしてくれた新江、車で送ってくれた横河、その他関係者の皆様、ありがとうございました🙏
