北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

Re: *[清水優]

5/18
修善寺ロード 5km×10周回 22位
Upは試走の運営の方のごたごたでドタバタして、またローラーやってる最中にFDの微調整に時間を取られあまりできず
整列中にとなりが明らかに自転車乗りたてって感じの子だったので、前日に片桐に言われた「やばいやつの後ろに走っちゃいけない」という言葉を思い起こした。
整列並び遅れ60番手位のとこからスタート。
1周目:ローリングスタートだったためにUPできてない+後ろからスタートの自分には助かった。とりあえず落車まきこまれずポジションを上げることを意識。
2周目:(1周目のホームストレート?)リアルスタート。とりあえず周りの選手を見て誰が強そうか見ながら走った。坂で1人特に頑張るそぶりもな
く集団から離れた選手がいた。その後ホームストレートくだったあとの坂でその人がちょっとペースアップして集団から離れた。中切れとかに巻き込まれたくなかったし、これで逃げられたらやだなと思い追った。7人くらいがちょっと集団から飛び出た状態になったがすぐに吸収。「勝手に潰れる逃げは無理に追うな」という先週の片桐君の言葉を思い返した。
3〜6周目:強そうな人を観察しながら走った。ペース的には余裕があり、坂でちょい疲れるかなと思いながら進んでる感じ。しかし毎度ゴール地点のとこの坂だけは、ポイントでもあるんじゃないかと思うくらいペースが上がり、全員かなり頑張って足使いながら踏み込んでるという感じ。心拍は上がりすぎないように休める場所はしっかり休
むことに努めた(道新杯では連星ではなく常に心拍が上がりすぎてたため反省を生かした)。序盤は5〜15番目あたりをキープしながら、中盤は3〜10番手くらいをうろちょろ。
7周目:見てて坂が強いと思った日大の一人がアタック。逃げ。足にも余裕があったため便乗しようかなと思ったが、「すぐ捕まる」と判断してスルー。トライアスロンの癖か40kmで終わると思ってあと2周かってしばらく思ってたので、50kmだと気づいたときにちょっと気持ち的に萎える。
8周目:集団のペースが坂で上がったりと活性化。常に前の方にいて全然今集団にどれくらい人がいるかとか把握できていなかったので、ようやく集団がどうなってるか確認するようになった。
9周目:ホームストレート終わ
り下ってすぐの坂で、元気だと思ってた3人が集団からとび出る。20〜30mくらいあく。去年の修善寺で残り2周からの逃げでレースが決まったと片桐がいってたので「これは決まる逃げだ」と判断し、自分もちょっと出遅れたが集団が来ないようにペース一気にあげて3人がローテ回してるとこに合流しにいき4人になったが、ローテ2巡位したとこですぐに吸収。その後、集団4番手くらいにいたけど毎度ペースが速いエイド地点の坂で疲れたのでさすがに少し下がろうと緩めてポジション落としてたら、集団のスピードも上がってて、先頭と自分とのスピード差が大きくなっていて、スピード戻そうと思い踏みなおしたら一気に肺にきた。エイド地点ではちょっと離れてしまい、諦めそうになったが気持ち入れな
おし集団に復帰しようと奮い立たせ踏み込んだらさらに肺に来ちゃって呼吸が上がりすぎまったく足に力が入らなく、完全に追えなくなり、10周目は自分のペースで遊覧飛行。
1〜9周回 Av175bpm Max189bpm
10周回    Av126?bpm
Max172bpm(レース後止め忘れ) 50km

道新杯では特に何も考えず毎回アタックを追っていたが、今回は反省して「この逃げはつぶれるか?」と考えた点は成長したと思う。ずっと25人くらいの集団になっても10番手以内で走っていたためにどのくらい人がいるのかとか、どんな人がいるのかとか全く分かっていなかった。また前にいると横からスピード上げた車列が来た時に完全に出遅れるのでもう少し後ろ下がるべきだなと思う。しかしまだ集団の後ろの方まで下がる勇気もなく、前目に前目にといってしまい下がれなかった。次からは休む+集団把握のためにも集団が落ち着いてる時に後ろに下がるようにするべき。道新杯のときも諦めてもうやめようと思う瞬間があったように、最近きつくなると
諦め癖がついてしまっていたと思うが、今回は本当に肺がだめで体の限界だったと思うので諦め癖からは脱した。9周目の逃げに入ろうとしたときに「エイドの地点でペースがあがってきつい」とわかっていたにも関わらず、その前で足を使って逃げに合流したのは判断ミスだと終わった後で思った。「逃げが決まる」という間違った判断は、最後ゴール前で争うのではなく早めに逃げを決めてできるだけ早く6番手以内を確定させたいという焦りによるものもあったと思う。道新杯比べレース中にフォーム意識する余裕やしっかり休み心拍を落とす冷静さなど、レースの立ち回り方?は反省を生かしてかなりよくできて、エンガル前にこういうことができたことは収穫だったが、9周目で判断を誤ったように勝負勘
などはまだまだ未熟だと思った。また9周目で力つきるのは基礎体力が足りていないとも思い、もっとレースと同じくらいの強度での乗り込みが必要。エンガルまであと1ヶ月しっかり精進する。ラン練習ができていないから心肺機能(今回は特に肺)が弱いんだと思う。ランの代わりに城岱TTなどで呼吸器系を追いこんで練習しないと。