北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

6/15(日) エンガルサンロード 132km(12km×11周) 11位
朝飯かなり食う。30分ほどローラー。140bpmほどで。

1周目:緊張感で心拍がっつり上がる。しかし、心拍音層と意識し、おちついて集団を見ながら、走った。1周目の登りが少しペースが速いなと思いながらも前日に片桐から去年は序盤は耐え所だったと聞いてたので問題はなかった。
2周目:下りで後ろについてた人が前とスペースかなりあいちゃって、中切れ気味になる。集団減らすチャンスかなと思い下りで踏んで、右逆バンク後のコーナーの立ち上がりで一気に踏んで、切り離そうとしたら中切れに巻き込まれた15人ほどが消えた。ラッキーだった。心拍はだいぶ落ち着く。
3周目:登りで警戒してた選
手2人をふくむ4人の逃げ。その2人の選手が逃げた場合は途中で力尽きてちぎれた場合のリスクが大きいのでついていかないと決めていたのでスルー。しかしそれ以外に2人が逃げに加わってしまったのは痛かった。この時心の中では、追走に足を使うのではなく、5番手争いに専念することを決めていた。
〜5周目:外から見て、片桐が無駄に足を使っている感じがして、焦りといらだち。dokyuの選手に逃げられると先頭交代に加わらなくなることが予想されたため、そこはかなり警戒しながら。追走は佐野さんなどがローテ―を回そうというが、集団の意識はまとまらず、ローテは回らない。
6周目:ちょうど調子もよくなってきたので登りは自分のペースで登るため前を引いてみたりする。木村選手がペ
ースアップしたので北大が1人は行かないとと思いついていく。片桐もきて、自分と片桐だったらフォームの乱れから見て片桐の方が千切れにくいだろうと思って一応、「ちぎれたらゴメン」といっておく。その後頂上手前で足がきつくなる。自分がこの後、しばらくするとちぎれることを悟り、全部出しきってちぎれるとその後、集団に復帰できなくなるので、片桐も第二グループの逃げに送りこめたので、限界よりは少し早めに能動的にちぎれて気持ちは切らさず、 ドリンクなどをとり、一応鷲尾さんに片桐が千切れていない確認を取り一服してから第三追走集団に戻る。逃げにいる片桐を信じて走る。
7〜9周目:集団に戻った後はできるだけ集団が逃げを追わないように抑えること、藤原選手、美和選
手、佐野さん含む有力選手のアタックが飛び出して逃げに合流するのは防ぐことを意識。またdokyuの選手が逃げの集団に合流してしまうと片桐が2対1になるので、8周目あたりで藤原さんが下りで飛ばした時は全力追走したが、藤原さんは合流するためのアタックではなかったか?自分の道選の道はかなり厳しくなったし、一度逃げてちぎれているので足を使った状態だったが第三グループのなかでは登坂能力はあると思ったので、もし第三グループが第二グループに追いついたり、片桐が集団から降ってきたら次は自分が行けるように心の準備をして回復を図った。9周目なるころには第三グループも4人になった、自分も足がだいぶきつくなってきていたので、残り3周あることに絶望気味。集団が前に追いついたとき
に自分が道選争いで他選手に負けても佐野さんが代わりに取ってくれると思っていたが、8周目あたりで佐野さんが見えなくなり少し焦る。一応毎周回片桐の動向を鷲尾さんに確認しながら走る。
10周目:4人になった第三集団でずっと前にはでていなかったdokyuの五十嵐選手が坂で踏み始める。前には藤原選手、五十嵐選手、ニセコの外人選手がいる中、頂上手前で4人の中で一番最初に千切れてしまう。その後集団もばらける。
11周目:ちりじりになってしまったのであと1周12kmを一人旅と思い絶望。しかしチンタラ走ってると後ろにもしかしたら追いつかれると思って、気持ちは切らさずに持続可能なペースで踏み続ける。最後の坂は雨の中、永遠に感じた。ゴール後は気持ちが一気に切れて、力が
入らなくなり倒れこむ。まるで生まれたての小鹿のようだった。汗と泥にまみれた体を支えてくれた鷲尾さん、マネージャー、寺井さんには感謝です。

(12km×11)132km 3:57:19 Av 169bpm , Max?
誤作動

片桐が道選確定でよかった。集団を抑えて自分の仕事をしっかりできたのもよかった。学連レースと違い自分がきついと思った時には順調に人数が減ってったので精神的にかなり楽だった。今自分には何ができるか考えながらのるということもできた。エンガルのコースが踏み直しがすくなく、唯一の逆バンク後の坂の踏み直しも楽だったので助かった。きじひきの下りでアウトインアウトの練習をしたためにまだコーナリングがよくなったがベテラン選手に比べるとまだまだ実力差がある。

良かった点:
最初は心拍が絶対上がりすぎるが、道新杯、修善寺とレースをこなしたことで落ち着いて心拍を落とせるようになった。また修善寺と違い後ろに下がり足を休
めたり集団全体の把握に努めることができた。6周目のペースアップ後の第二集団からはちぎれたものの気持ちを切らさず第三集団に合流できたのは成長、レース中一回も気持ちを切らしレースを投げることがなく、レースを終えれたことが何より良かった。

課題:
逃げるときに足を使ったのもあるが、10周目で五十嵐選手からちぎれたのはいただけない、足が全然動かなくなってた、高負荷をため続けるような練習が必要、キジヒキ6周練習がレース中の疲れ方と似ていたしもっとそれをやればよいと思う。

これから:
6/29のきじひきや7/13のニセコクラシックがあるが、照準は7/26-7/27の湾岸クリテに定めて練習する。クリテは苦手な踏み直しがオンパレード+スプ
リントできないと勝てない。踏み直し意識したギア重めの30s-30srestなどの短時間インターバルをして、体をクリテに順応させる練習が必要。またパワーの最大値上げるために下半身の筋トレも積極的に取り入れる。

6/16(月) 完全オフ