北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

ものすごく更新をサボっていました。お久しぶりです。
この一ヶ月は主に道選抜メンバーと一緒に練習してきました。インカレ、ツールと重要な大会が連続するので、体調管理には気を遣いました。練習の方向性は、体重を落とすことなく、パワーウェイトレシオを向上させること。
特に3分間位の時間帯の力を鍛えてきました。

8/30インカレ前日
羽田空港で坂本さんと合流し移動。到着後、近くの坂で軽く練習。8割くらいの力で15min,2min,20s。
調子は体、機材共に良好。

8/31 インカレ
修善寺CSCサーキット 5km×28周
結果 34位
一年生の頃からずっと目標にしていたレース。完走&20位以内を目標に出走。
気温は低め。25℃くらいでかなり走りやすかった。悩んだ末、初載ボトルは一本。スタート前の車検でかなり渋滞し、並んだのはスタート五分前くらい。最後尾から二、三列目とかなり後ろから。ギリギリまでアップしていたのが裏目に出た感じ。
予想通り、序盤は有力大学の引きによりかなりのハイペース。そのなかで、ポジションアップしながら走ったので、かなりの強度。緩まる気配もなく、かなり焦る。四周目、一号橋からの上りで惰性を使い一気に前へ。やっと集団先頭が見える位置にこれた。ここまででかなり脚を使ってしまった。
ここからは集団の半分より後ろに下がらないように意識しながら、またS・F地点の上りにはなるべく先頭近くで入り、苦手な急坂をしのぎながら周回を重ねる。10周目、前は10人程の逃げ。集団は所々でペースが上がるも、割と落ち着く。大分余裕が出てきた。メイン集団は3,40人くらい。春合宿で一緒に走ったメンバーや、東大、神戸大などの国立大も頑張っている。負けられないなともう一度気持ちを入れ直す。
余裕のあるペースで周回を重ね、ラスト10周。先頭とは2分差。徐々にペースが上がる。差は一時的に1分ちょっとまで縮まる。集団の人数も絞られてきた。ここら辺から補給地点の上りがキツくなってきた。集団からは数名が抜け出し追走を始めるも、自分には抜け出す力はなかった。
100km越えたあたり、集団の人数もかなり減り、20人くらい。集団も引ける人数が減ってきて、かなりペースダウン。先頭との差がどんどん開く。ラスト五周で四分差。一周で30秒以上差が開く。20kmが、気が遠くなるくらい長く感じた。
ラスト一周を6分半で通過。ギリギリ。最後は蛇行しながらゴール。完走は達成。

反省
修善寺というキツいコースだから、メイン集団で完走すれば20位以内くらいには入れるだろうと思っていたが、甘かった。順位一桁、10番台の壁を感じた。今回は下手したらメイン集団全員が切られていてもおかしくはなかった。上を目指すには必ずどこかで決断し動く必要があると感じた。
補給の量も不足していた。気温があまり高くなかったので、どうしても水を飲むのを怠ってしまった。危ないなと感じてから飲む悪いパターンになっていた。これはツールでも意識しなきゃいけない。

来年更に上位を目指すために…
実力向上は勿論必要。あと、前列でスタートしたいなと感じた。今回はポジションアップで相当な力を使ってしまった。特に今回はパレード走行がなく、いきなり始まったため。なので、来年のインカレまでにクラス1を目指そうと思う。そうすれば自然と実力・経験もつくだろうし。
やはり集団にくっついてくだけのレースでは面白くない。来年はなにかしらアクションを起こして、結果を出す!

最後にサポートしてくださったOBの村木さん、坂本さん、荒井さん、ありがとうございました。三浦、平家補給ありがとう。来年は一緒に走りましょう。

次は再来週のツールド北海道です。休んでる暇はありません。もう少し頑張ります。