北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

7/10 ニセコクラシック
140km男子 11位
年代別5位

⚫レース前
エンガル後、きじひきなどで、長距離もあまり練習してない、このニセコクラシック以降に本格的に距離のる練習していき、あげていこうとおもったので、今回は順位をめざせるかんじではないだろう。しかし、エンガル後の練習で徐々に脚の肉付き、変わってきた実感はあった(主観)。
前日実験などもふくめめちゃくちゃハードで、大会行くまでの方が頑張った感。しかも夜は猛烈な吐き気におそわれ、全然寝れず、吐き気で朝もあまり食べれなかった(夜に吐いたらDNSしようと思っていた…)

⚫レース中の予定
道外勢の実力はわからなかったので、道内順位で5位以内を目標に(最低限どんなに脚がなくなっても完走する!!!!!!)。無理についていってオールアウトするのではなく、うまくちぎれ、うまくこなし順位を守ることを目標。トップからちぎれ集団に落ちるときは、きじひきの感じで、清水乾さんと同じ集団ぐらいにいるのが良いかなと思った。
序盤に松田さん、はやとさんの後ろについていけば、食いっぱぐれはないかなと意識。

⚫レース
スタートはかなり後方から。徐々にポジションアゲ。先頭から20番手位を意識。木村のアドバイスを実践してたらいい感じに立ち回れた。
そのままアップダウン区間をこなし、40km地点から本格的な登りに。最初の5分ほどのペースがかなり早く、これはトップから離れることも意識したほうがいいかなと考えつつ。しかしなかなか集団が減らず、いまちぎれては登り後の平坦区間でトップ集団に戻れないなと思いつつ仕方なく我慢してたら、その後は坦々と登り、そんなにガッツリ苦しまずにクリア。下りは落車が怖いので下りに入る前にかなり先頭付近に(10番手ぐらい)。豪雨のなか、安全に下り平坦区間
平坦区間は強い人がいきそうなときは気を付けないとと思い、何度か脚を使ってアタックについていったが、無駄足になった。覚悟を決めて集団後方待機する勇気も必要。
2つ目の登り入るときに、集団先頭にいようと思ってたが、思った以上に登りが早く来て、登り始めで集団後方だった。この登りでは、今まで平坦区間で差がつかなかったが、脚がない人、脚がある人の差が顕在化するだろうと思っていて、自分は集団内では脚が結構残ってる方だと感じていた。実際に登りが始まると、予想通り差が歴然として、集団前方で松田さん、はやとさん含む本日のレースの最終的なトップ集団が形成されていた。僕は大量のなか切れした選手をすり抜けながら一人坦々とトップ集団を目指していた(もし集団前方で登りにはいれていたら状況は少なからず変わっていたのだろうが、後の祭り)。あと少しで追い付ける距離に来たときにかなり自分も結構きつくなり、ここで無理して集団に入
るか(確実に合流はできた)、それとも後ろにいるひととグループを作ろうか迷った。このときすでに後ろの集団に入った時点で、もうトップ集団への合流はないと自覚はしていた。
しかし、もしトップ集団に合流しても、おそらくゴール地点まで留まることはできず、残り距離が結構ある状態でアールアウトからの一人旅、順位をガク下げするリスクが高かったため、前にいきたい気持ちグッとこらえ、後方に見えた4人程度のグループをゆっくり登り呼吸を整えながら待ち合流。その後は後ろから、前から人が少しずつ増え、最終的に10人程度の第二集団でゴール。

⚫総括
木村に補給のアドバイスを受け、前半余裕ある時固形物、終盤固形物食べる余裕がなくなったらジェルたいうのを実践したら、ちゃんと吸収でき、いい感じだった
脚が変わってきたなという自分の完全な主観・感覚通りに、実力が戻ってきていることがわかり、自分の感覚が正確だったことに安心した(きじひきでは確かめられなかったので)。
エンガルでDNFするような選手が本選にでるというイメージを払拭しないといけない、しかし僕はサロベツもでないためそのイメージを払拭するようなアピールをできるのは今回しかなかったので、個人的に、また北大チームのことを考えてもかなりプレッシャーはあった(体感的に今は実力が戻りつつある時期なのでそれは厳しいかもと予想はしていたが…)。そのため、順位的にはそこそこよく、ほっとしたが、トップ集団と第二集団の構成選手では明らかな実力差があり、改めて道選選手たちと差があることを認識した。少しずつ埋めるしかない。
悪くいえば消極的(絶対に優勝できないよう)な走り方、よくいえばうまくまとめた走りをしたレースだった。一応道内選手内で5位以内(3位)だったので、客観的な目標もひとまずクリア。
これからは200km近く長い距離をのる練習を実施する
ともみちゃん、一緒にがんばろうね