北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

白馬クリテリウムのレースレポートを上げます。文章が下手で長くなってしまったので1日毎に分けます。

白馬には前日入りをしたが、電車移動で5時間以上立ちっぱなしだったせいか脚が妙に重かった。心拍も安静時に60近くまで上がり続け、慣れない土地に1人で、初めての学連のクリテリウムに緊張しっぱなしだった。富士大学の加藤監督に声をかけていただき、行動を共にしていただけるようになった。1人で心細かったので精神的にもスケジュール的にも本当に助けられた。

レース1日目クリテリウム
富士大のテントに入れていただき、さらにポンプやローラーなども貸していただいたので、それなりに準備をすることが出来た。しかし、開会式を勘違いし最後尾に並んでしまった。
レース前から緊張して心拍上がりまくりだった。道内レースでは(慣れてしまって)もう感じられないような雰囲気にソワソワしてしまった。思わず隣の人に話しかけたら地元の高校生だった!すごい!

スタートして一周は先導のバイクに合わせてパレードランだったがすでに速い。コース幅の狭さも相まってギュウギュウで何度もハスりかけた。上がれる余地はなく最後尾から2、3番手でパレードを終えてしまった。
FINISHを超えてレースが始まると一気にペースアップし集団が伸び始める。今思えば、この時点で先頭10番手くらいまでにいないと勝機は無かった。本当に強い人は最後尾からでも立ち上がり毎に前に上がれるのだろうが、格上でないと厳しいだろう。
3周で先頭集団は半分くらいまで減っていた。心拍は3周目のポイント1までの直線で190!、終わる頃には195!くらいまでいっていた。
4周目に入ると突然脚に力が入らなくなり、コーナーの立ち上がりでダンシングをしても速度が上がらなかった。まるでヒルクライムで脚を休めるダンシングのようだった。

自分は無理をして先頭に付いて行ったが4周目で事切れ、コーナー立ち上がりで次々と抜かされ8周目DNFとなった。
早々に集団から離れ小さな集団で回していたグループは完走していたのだが、果たしてクリテリウムでそれでは意味無いのではと思った。
今まで走ってきたレースでは前へ出ようと踏んだら前へ出れたが、ここでは踏んでも皆と同じように進むだけなのでそれ以上に踏まないと前へ出られず、自分の実力では勝つのは厳しいなと感じてしまった。

とにかく2日目は早めに並んで2、3列目でスタートしようと思った。