北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

サロベツ100マイルロードレース

こんにちは、家のトイレにオニヤンマがいた二階堂です。実話です。
昨日行われたサロベツ100マイルロードレースのレースレポートを書きたいと思います。

〜レース前〜
レース前1週間は週末に210kmけっこうな強度で走った関係でパワマを含め3日しか自転車に跨がらなかった。そのおかげなのかなんなのか特に脚の張りも無く、スポンサーの内山さんにはマッサージのし甲斐がないと言われたほどだった。
前日はパスタをもりもり食べて早めに就寝し7時間近く寝ることができ、不安要素としてはレース中の心拍と脚の攣りだけであった。

〜レース中〜
予定としては宮崎さんがJのkbrくんと逃げて自分と片桐さんは集団に残り終盤に仕掛けるという感じ。しかし散発的にアタックがかかるも全て決まらず。自分はその間もずっと足を休めて終盤に備えていたが、レース中盤にトラブル発生。なんでもない丘で目の前の人が落車し、巻き込まれる。自分含め3人が落車し、自分以外の2人は再起不能。不幸中の幸いでボトルが吹っ飛んでブレーキがずれてチェーンが落ちて擦過傷と強めの打撲だけで済んだので機材関係は直して再出発。ハンドルが曲がったのは直らなかったのでそのまま走ることとなった。多分この時の集団とのマージンは40秒程で、無論見えなくなっていた。とりあえず集団に追いつかなければレースは終了なのでそこそこ踏んで集団を追ったら遠くに見えてきたのでそのまま踏み続け10分弱くらいでなんとか追いついた。そこからはまたひたすら脚を休めることに徹していた。ラスト2周あたりからマージンが1分以上開く逃げが続き、最終周になっても上手くローテが回らず差が詰まっていなかった。そこで片桐さんが始動。集団のペースを上げていきがんがん差が詰まっていく。宮崎さんからカウンターアタックするぞと言われ、集団のやや前方で待機。その後片桐さんが中心となってペースを維持していよいよ逃げを吸収しようというところで宮崎さんが前に出ていったので自分も前に出る。そこで完璧なタイミングで片桐さん、宮崎さん、自分のカウンターアタックをした。片桐さんがガンガン牽いてリードアウトし、宮崎さんと自分が飛び出た。後ろを確認するとついてきたのは確かJのkwsくんのみ。集団との差は一気に広がっていった。途中でkwsくんはいなくなり、2人旅となった。
やはり下り基調だと多少の機材さを抜いても宮崎さんの牽きはとても強く、アップダウン区間の登りで宮崎さんのペース維持するために並走したくらいでほぼ付き位置。最後の直線に入る前に自分は千切れ、少し焦ったが後ろは来ず。1人宮崎さんと自分の間に選手がいたがJの人で結果は2位。宮崎さんとワンツーフィニッシュ。落車後の単独追走でそこそこ脚を使ってカウンターアタックに不安を感じたがなんとか粘れて良かった。その後片桐さんは渾身のもがきにより6位入賞。

課題点も見つかり、先輩方の強さと自分の未熟さを実感するレースとなった。強くならねば。

最後になりましたがサポートしてくれた一年生、さとそうありがとうございました!