北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

こんにちは。合宿を終えてからも練習をしております。先週は、距離を減らし高強度のメニューを行いました。例えば、日曜日は手稲山でL5域の30-30インターバルと全力15分走、朝里でL6域の30-30インターバルをしました。水曜日と木曜日は宮崎さんとの練習。水曜日は高岡でL6域の30-30インターバル、木曜日は朝里でL3~L4域の2-2インターバルをしました。調子は良くも悪くもないという状態です。体重はシーズン中にしては重めです。

ところで、気休めにと思い、昨日上富良野ヒルクライムに参加しました。はなから成績は気にせず、純粋に楽しみにいきました。満足しました。以下、詳細。

昨日は23:00就寝、3:00起床、3:50札幌出発。受付が6:00~7:00とかなり早かった。さとそうが運転してる中、助手席で爆睡をし、目が覚めた頃には富良野にいた。意外と時間がなく、ギリギリで受付を済まし、急いで準備をしてスタート地点に整列した。会場は盛り上がっていたが、精神的な疲れと睡眠不足で眠かった…。気付いたらパレードが始まっており、体を動かしたら目が覚めた。妙に速い先導についていき、アップダウン区間を通過した(後ろでは中切れがあったようだ…)。

リアルスタート後、ペースアップし、一列棒状になったが、つくだけだったら楽。勾配は段々と急になっていき、有力な選手が前に集まってきた。度々、ペースアップがあるが、ほとんど無視。後ろから観察して、ガーミンに表示されるパワーとにらめっこ。心拍数は落ち着いていて、ftpペースくらい。そんなときに、自分のスマホのlineなどの通知が鳴り響いた…。もしかしたらですが、拍子抜けさせてしまいすみません…。半分くらいのところで、数人に絞られた。一人、女子がいたがスピードスケートのオリンピック代表の方だったとは…。これだけ速いのも納得がいった。数十m先に先頭がいたが、後々捕まえればいいかなと思い、後ろから観察。時々現れる沢から吹きつける風が涼しくて気持ちよかった。自分が1年生のときのツールのコースで、ここら辺でハンガーを折ったなあとか色々記憶を辿っていた。気付いたら自分一人になっていて、先頭との距離はそれほど変わらず。ここまで、ずっとftp程のペースだったが、ちょっとキツくなってきた。吹上温泉との分岐路には観客が大勢いらっしゃった。励まされたが…。ここから激坂が続くと聞いていたが、予想の斜め上をいっていた。メンタルも折れてしまった。ペースは3.5~4倍くらい。キツい坂ではちょっと蛇行しながら進んだ。距離以上に長く感じたが、無心に登っていたら、ゴールした。下から44分くらい。体重は63kg前半、心拍数は170前半、パワーは280w程でキツすぎずという感じ。もうちょっと脚がまわってほしかった。体重は前述したが、少し重い。

ゴール地点は8月とは思えない気温で10℃前半くらい。上着を着てしばらく待機。体が落ち着いてから、下界を眺めた。壮観だった。ほとんどの選手がゴールしてから、少し下にいった所にあるカミホロ荘で下山許可が出るまでぬくぬくした。その間、臼井くんと話した。許可が出たので下山したが、寒いし、勾配が急だし、気持ちがブルーに。天気も不安定で参った…。会場に着いてからは、昼飯をいただいた。地元産の食べ物は旨かった。いきなりライブが始まり、ちょっと動揺したが、いい音楽ではないか。しかし、参加者のノリは疲れからか良くなかった。ライブ後は表彰式が始まった。エリートの表彰式を見計らったかのように土砂降りになった…。表彰状が濡れてしまった上に、賞品もなかった。気持ちが落ち込んだ。しかし、その後のじゃんけん大会で勝ち、賞品をいただいたので、満足した。後に、片付けをして吹上温泉(露天風呂)に向かった。無料で入れるのはかなり魅力的だったが、湯が熱すぎてまともに入れなかった。話を聞くと45℃あるらしい。ちょっと癒されたかなぁ。少し休憩した後、青い池に向かったが、混雑していてスルーし、冨田ファームへ。ラベンダーの時期は過ぎたが、ラベンダーアイスクリームを食べながら、カスミソウやポピーなどカラフルな花を堪能した。美しいねぇ。時間が迫ってきたので、長時間滞在せず、札幌へ帰った。一通り、レンタカー返却など用事を済ませてから、道マラ終わりのがーすーさんと食事をした。その後は色々あって、帰宅。凄い充実した一日だった。