北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

サロベツ100マイルロードレース

こんにちは、メンタルとフィジカルを強化したい二階堂です。

さて、今回はサロベツのレースのレポートを記したいと思います。気分的に練習日記より先に書きたいと思います。

〜レース前〜
まず何と言っても移動が大変すぎた。レースを含めた週末の合計移動距離は約1300km。これはどういう距離かというと青森駅広島駅間とほぼ同じです。日本縦断できそう。もう3年生だし結果が求められるので移動の疲れが云々とか言ってられん。学連とか全部移動大変だしね。なにがやばいってお金。移動費が半端じゃない。ということでテスト期間の時間とお金を割いて出場するということで気合い十分だった。前日のバーベキューで脂っぽい肉食べるのはおいしいけどそのせいで朝からお腹の調子が悪く、レース中に固形物食べたら吐きそうになったので来年からはちょっと考えた方がいいかも。レース前の反省点で思い出せるのはそれくらい。

〜レース中〜
最初の動きがあったのは2周目。集団中程にたつやや西田さん達といた際に前方が活性化。アップダウン区間?で集団は一列棒状。中切れが起きたりしてひやっとしたが先ほどのメンバーと共に追いつく。たつやがレース中楽しそうに走っていて見ているこっちも楽しかった。3周目はホットスポットがあるが逃げが生じているためか緩む。4周目でそろそろペースが上がってくるような雰囲気が出てきていたので集団前方へ。位置取りは良し。左鋭角コーナーへ。外から初速付けてインターバル楽にしようと思ったら内側のペダルが地面にあたり情けない落車。不幸中の幸いだったのは、大外からまわったために巻き添いがなかったこと。原因は内側のペダルを上死点にしていなかったという初歩的なもの。普段よりスピードが出てる状態で大外から鋭角コーナーに入ったことでバイクがより倒れ、9時にあった左ペダルが擦れたという状態。これがツールド北海道等のレースでなかった、そして巻き添えがなくて良かったと思うことにする。レースに復帰するのが想定より遅れた理由は諸事情あってここでは言えない。復帰するまでの間に集団に戻る気のある宮崎さん達の追走集団も行ってしまったため、自分が復帰する頃にはグルペットしかおらず。正直先頭集団への復帰はタイミングとマージンが絶望的だったのでめちゃくちゃ降りようか迷ったが、このレースにかかってる時間とお金、そして明日の1限に間にあわせたいという自分の要望もあって応援に来てくれている父やサポートしてくれる部員の事を考えるとそんな馬鹿げた事できない。自分の目的は完走ではなく1つでも順位を上げることだったのでグルペットの方達にその旨を伝えて単独追走。レース後半でペースが上がりやすいのと途中の向かい風区間がけっこうえぐかったのでどんどん先頭集団とのマージンは広がる。全員で10人ほど抜いたがみんな力を振り絞って集団に食らいついて千切れた人たちでさすがにオールアウトしていて、とても一緒に回せる状況になかった。自分もそこまでやり切りたかったなぁと思いながら抜いていく。平坦の向かい風区間で後ろの小集団がチラチラ見えて明らかに自分を追ってきていたがそれに捕まらないことを目標に耐える。85kmの個人TTを完遂してゴール。悔しすぎ。

他にも色々書きたい事はありますが、この気持ちはこれからにぶつけます。ただ、10年クラブチームで続けていたサッカーを辞めた理由である股関節の怪我が今回の落車で再発した可能性があるのでその様子を見つつ練習していきたいと思います。

最後になりましたが急遽サポートで来てくれた佐藤さんをはじめとする先輩方、補給を手伝ってくれた後輩、みんなありがとうございました!
今回は本当に不甲斐ない結果となってしまいましたが皆さんの期待に応えられるよう、競技を楽しみつつ頑張ります!!