北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

サロベツ

7/20
おふ
7/21
移動日
この時点で反省多数。
7/22
サロベツ100マイルロード
忘れないうちに概要を。
1.2周目、サイクリング。
3周目
既に逃げがはるか前方にいるので、ポイント周回だがほぼ動きなし。中途半端な逃げがあったがキレもなく反応する必要は無いと判断し集団内に残る。アップダウン区間に入る鋭角コーナー後で有力選手がペースを上げたので反応する。アタックではなく、集団を絞る意図だったらしい。
4周目
スタート後の下って登って下った鋭角コーナーでスローパンクに気づく。ニュートラルバイクが後ろにいると思い、すぐ降りてホイールを外してモトを待つがニュートラルバイクは逃げに付いている1台だけで、次のポイントまで移動してホイールを受け取れとのこと。亜門が集団から降りてきてくれたが、この会話の間に集団は500メートル程先へ。パンクしたホイールをハメ直し前荷重で何とか300メートルほど離れたポイント5へ辿り着きホイールを借りる。モトが集団まで引き上げてくれるかと思ったが、そんなこともなく自力で戻ることに。ここで亜門が先に行け、との事だったので全力で集団を追う。集団に残りつつモトと会話をすれば良かったと思ったが、ニュートラルが後ろにいると思い込んでいたので不可能。せめて亜門に待つな、と伝えておけば良かったと反省している。申し訳なかった。1つ目の坂で100メートル程まで近づくがそれ以上詰めれず、結局スタートフィニッシュラインでやっと追いつく。ほぼ1周単独走で集団に追いつけた事が本日のハイライト。
5周目
追走でかなり足を使ったので、休憩。補給所で斜行ミサイルに撃ち落とされた、のりとが後ろに下がってきていた。7周目で集団が緩むだろうから平地横風区間で集団を絞ろうと長澤に告げられるが、この周で少しペースアップする。アップダウン区間に入る鋭角コーナー後に後ろで落車が起こり、ペースアップが中断。いい感じでペースが上がっていたので、勿体なかった。
六周目
1人逃げの選手との差をそろそろ詰めようということで、1つ目の坂前からピチマ、北大、ドウキュウでペースを上げる。鋭角コーナーを過ぎ、ゴール前最後のコーナー辺りで20人弱まで減る。
7周目
あまり覚えていないが、1番長い登りでプラザのしょうたが上げ5倍中盤で登り切った。かなりキツイ。下りもペースを落とさずに踏み鋭角コーナーで10人前後まで減る。その後もペースは落ちず、まだ30キロほど残しているのにこのペースで持つのかと弱気になってしまった。
八周目
コントロールライン過ぎで長澤に着を狙えと言われる。足が攣りかけていて、弱気な返答をする。
コーナーを過ぎて平地に入ってから、残ったのは北大、ピチマ、ドウキュウ各2名、リンダ1プラザ1名。各チーム1名、計た4名がローテーションに加わり、1人は後ろで足を休めるという完全にエースとアシストの構図となっていた。かなりキツかったが、コントロールライン付近での会話から長澤は着狙いにシフトし脚を休めていると思いローテに頑張って参加する。ここで本日のコミュニケーション不足。脚が単純に足りなかったらしい。確認すれば良かった。長い登りでピチママッキーがアタック。キレが良すぎて誰も反応できない。下りに入ってから追走しようとするが、ピチマたろうが先頭の自分と3番手の間に入り、ペースコントロールし自分が孤立するような形を作る。この動きが効いて下りが終わるまでローテーションは機能せず、平地に入ってから平田さんが無理やり自分に追いつき何とかローテーションが復活し追走が始まる。当然逃げがいるピチマはローテに参加せず足を貯めている。ゴール前最後のコーナーで両足のハムが攣り千切れかけ、最早ここまでかと思ったが回しているうちに回復する。このまま集団でゴールまで行けばタロウに刺されることは目に見えていたので、最後の下りに入るところで全力で踏む。上ハンを握りエアロポジションでトップギアで回せるだけ回す。ここで平田さん自分、長澤だけが残る。登りに入ってから全力でもがいたが上手く風避けに使われ更にゴール寸前で完全に脚が攣り刺された。

3位だったが、1位以外は全て同じというロードレースの無情さを改めて感じた。あの1周が無ければアタックに反応できたのではないかと思ってしまうが、結果が全てであり終わってみれば何とでも言えるのでいい経験が出来たと思うことにする。豊羽に続き北大は表彰台の頂点に立っていない。その力はある筈なのに出来ていないのは、色々原因はあると思うが今回は準備にもその一端があったのではないかと思う。一つ一つのレースを蔑ろにせず大事にして行かなければ今シーズンも終わってしまう。レースをピチマが始終コントロールしていた、と会場で耳にし、確かにスタート後の逃げ、優勝となればそう見えたかもしれない。これが無性に悔しかった。だが北大は前日打ち合わせの時点から守りの走りでありこうなったのも当然かもしれない。受け身でなく自分から仕掛けられる様な選手にならなければと痛感した。今回、レースが単調になることを嫌いながら自分から仕掛けることもなく集団に居て、周りが仕掛けた時に反応するだけの金魚のフンと化していた。普段の練習から、出来ないことはレースでも出来ない。今年のレースを見ていると北大がドウキュウ、ピチマに次ぐ3番手以降である、という評価になりそうだ。残り少ない道内レースで何とか盛り返さなくてはならない。