北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

ツール・ド・北海道市民レース

こんにちは、2年目の大宮です。

先日参加してきましたツール・ド・北海道 市民レースのレースレポートです。

 

9/6(金)レース前日

午前中決輪に替えに部室へ。森がローラに乗っていた。

午後生鮮市場で買い物。帰り道に本日2度目の森。

18時ごろから髪切りに行ってオーストリッチを抱えて部室へ。ここで本日3度目の森。今日は厄日らしい(嘘だよ)。積み込み後、まんぶうでカーボローディング(的な)。

9/7(土)1stステージITT2.2km

レース会場でがーすーさんと会う。お久しぶりです!

競技開始は12:00だが出走は14:14.30ということで、のんびりコース周辺を走ったり昼食を食べたり。13時半ごろからアップしてスタート地点へ。アナウンスでiizkが暫定トップだと知る。

張碓や稲積〜発寒間の時間と出力から350w目安。試走した感じ、折り返し前の下りコーナーで脚を緩めそうなのでちょい高めで。

定刻通りにスタート。土手を登ったり下ってコーナーだったり意外とテクニカル。終盤タレていたが最後はもがいてゴール。

 

<Aクラス>10位 3:27.99 AP:328W

 

競技終了後、がーすーさんからultegraの52-36のクランクセットをもらう。ありがとうございます。冬の間で今の50-34から替えようかなと思います。

 

9/8(日)2ndステージRR127km

5:30起床。どこで起きたかは神のミソ汁。食パンとバナナを食べて準備。7時頃にスタート地点のちゃちゃワールドへ。N◯Kのチャリ◯゛ーから北大3人で取材を受ける。初テレビで緊張したが、果たしてオンエアされるか。

開会式の後、スタートに並ぶ。前日のTTの上位10名が先頭横1列に並ぶということで、がーすーさん、iizkと先頭に並ぶ。なんか良いね。

8:00ぴったりにスタート。50mほどパレードランした後、リアルスタート。ちょいちょいペース上がったりする。

序盤は地味なアップダウンがあり、ぴったり集団についていくとインターバルがかかる感じ。下りでブレーキングが必要になるので、多少ポジションを落としてでも同じ出力で淡々と。サロベツで木村さんがやっていたのを参考に。気づいたら集団最後方だったがまあ良かろう。この地点で8人ほどの逃げができていた。

補給地点を過ぎ、北見峠が近づいてきたら徐々にポジションを上げる。本格的に登りに入ると先頭の方でペースが上がる。iizkにつきいちしながら集団前方へ。5〜5.5倍くらい。第2集団が10人ほどに絞れる。

下りでチームチャリダーの筧五郎さん主導の高速ローテ。逃げを捕まえにかかる。無事捕まえられたが、その後逆にメイン集団(と思われる集団)に捕まり、集団が30人ほどにまで膨れる。ここでszkさんとも合流し、3人で作戦会議。TTのタイムも見てiizkを勝たせる方針。

下り切って平坦に入るとちょいちょいアタックがかかる。その逃げを追ってまたちょいちょいアタックがかかる。

チームチャリダーやBOBISHなどの人数揃えたチームからそれぞれ一人ずつくらい逃げか追走に送っているところで追走の3人に便乗し、逃げを追う。が、うまくローテが回せず気づいたら集団に追いつかれていた。今考えるとここで追走に乗る意味はまるで無かった。

ゴール10〜20km手前の短い登り2,3個がキツイ。登りで少し遅れて下りを頑張って追いつく*2。

残り2kmないぐらいで逃げが全て吸収され、市街地へ。3連続コーナーのうち1個目で落車発生。北大は誰も巻き込まれなかったが、割とすぐ後ろっぽかった。

最終コーナーをあけ、ラスト1,000m。この時点で8,9番手ぐらい。iizkがすぐ後ろにいた(気がする)。ゴールが見え、焦りがあった。自分で別ラインから番手を上げていくという、ただの無謀な強硬策。誰かの後ろに付いとけば良いものを。後ろは知らない選手だったが、脚が無くなり、自分に嫌気がさしてスプリント。もがき切ったのはゴール前300m。誰を発射するでもなく終了。何がやりたかっのだろうか。

iizkやszkさんのゴールを眺めながら先頭から30秒ほど遅れてゴール。

 

<Aクラス>23位 3:17.42 AP:173W

 

ようやくiizkが昇格した。これはめでてぇ。サロベツで勝たせてもらった礼を返さなんとか思っとったけど、余裕で出る幕無かった。

szkさんも3位に入り、北大としてまずまずの結果だったのでは。

 

今回のレースで最も印象に残っているのが、北見峠を下って逃げを追いかける場面。筧五郎さんが集団をまとめ、集団としての強みを引き出した。現状(逃げや後続との距離・タイム差、集団の人数など)を確認し、集団内でそれを共有し、打開策を集団で実行する。ロードレースの本来の走り方が少し見えた気がする。ロードレースを知っている、というのはこういうことなのか。

 

最後に

応援に駆けつけてくださった吉田さん、会場で声をかけてくださった山口さん、森高さん、色々手配してくれたYOちゃん、レースの運営をしてくださった関係者の皆様、ありがとうございました。