北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

2019年の山本

お疲れ様です、山本です。

毎年この時期に言ってるのが、もう年末かあっという間やな〜です。だから何かあるわけやないんですけどね。みんなそうですよね? って事で前書きはこれくらいにして去年と同じく一年の振り返りをしていきたいと思います。先に言っておくと、備忘録的なものなので、パイセンみたいな読んだ人にプラスになるような記事やないので、年末年始に暇を持て余してる方は読んでみてください。

 

ちなみに去年の記事はこれ

hucrt.hatenablog.com

 

 

 

・1月

年末年始と成人式で帰省していたがどちらもチャリは持って帰ってなかったのでクロストレーニングくらい。

成人式過ぎた1/15から練習再開。大学の期末テストの時期やったけど、冬のクリテに向けて継続は大事にしたかったので15から31まで毎日練習した。内容は主にZwiftは週4~7でend走の強度やレースに出て短い時間の高強度でローラー。筋トレは週1で初段階として軽めの負荷で回数多め。パワマは週1,2でハイパワーと10secスプリント数本など。

時間は25時間ほどと少ないが効率的ではあった。

 

・2月

2/17のRCS川島町クリテに向けての練習。Zwiftはもっぱら30minから1hのレース、パワマは週1,2で変わらず10secスプリントやハイパワー。

少し間を空ける時期もあったが少しは自信を持ってレースへ。けどまた5位と昇格はならなかった。この頃かなり凹んでた。けど自分に競技が向いてないとかじゃなくて、根本的に量や質を上げれてないってのが大きく、とりあえず目先の昇格だけに向いてしまってるな、って気づいた。

ってことで後半は来年度のtttやロードレースに向けた練習に切り替えた。京大の合宿にも誘って貰って、いい刺激を得ることができた。

 

・3月

京大合宿から1度札幌に帰って、RCS外苑クリテへ。レースレポートがあるので詳細は省くけど無事昇格できた。その後そのまま北大合宿に途中入り。ある程度予想通りというか、脚の差で上手くいってない部分もあったけど個人でしっかり追い込むとこ追い込んでたので別に問題なかった。

学連合宿では、さすがに合宿続きである程度仕上がっていることもあってクラス2の中でも(個人的には)遜色なく走れた。

 札幌に帰ってきた後は実走含め、距離はそこそこ強度上げめの練習をこなした。春先は主に長澤さん(直属の先輩)、マキノさん(イナーメ)、タローさん(ピチマ)、ショータ(すごいヤツ)あたりと走っていた。去年はあまりにも脚の差があったこのメンバーと練習ができるくらいには強くなっていることは単純に自信がついた。

 

・4月

4月は平日にtttや修善寺を意識したvo2maxのインターバルや、飯山クリテ対策の立ち上がりもがきのメニューをこなした。週末の2日間は3月に続いて部外のメンバーで120~200kmのロング練で乗り込み。

少し疲労を抜いてシーズン初戦のRCS飯山2daysへ。初のクラス2レースやったけど、張り合えるだけの脚がついてることは実感できた。特に2日目のヒルクライムでは、自分のftpがクラス2でも劣っていない、むしろリードできる部分と知れたのは収穫だった。

 

・5月

gwを京都でロング練しながら過ごした後は札幌でttt練を開始。

北生振での技術練が週末片方を含めて週2~3回。その他は修善寺に向けて旭山でvo2maxインターバル。けど、春先からずっと脚の筋肉の質に違和感があって、それもあってか一緒に修善寺出るパイセンや神原とはかけ離れて弱かった。

そんな感じで出たRCS修善寺ロードはdnf。元々自脚よか走り方で成り立ってる自分には真っ向力勝負の修善寺は余計に分が悪かった。

後半はもっぱらttt練。土日どっちもttt練っていう週もあって、ロードに向き合う時間は減ってしまった。けど、tttに関しては、自分以外初めてという状況とは思えないくらいには技術面も向上してたので(足りてたとは言えへんけど)、期待がもてた。

 

・6月

初っ端にttt。リザルトやら感じたことはレースレポートで。

次週には個ロード。ここも脚の感じ通りというか、ロードレースに対しての対策が全くできてないことが明確になった。

そっからこの脚を改善したくて、去年みたいに気持ちよく登りスイスイ登って、パシパシftp~vo2max出せるようになりたくてポジションをいじり直した、特にクリート位置。もちろんポジション変えたら当分は全く上手くはしれへんことは分かってたけど、こんなままじゃインカレ完走なんてできないからこの時期がぎりぎりやった。

そこから乗り込んで慣れることに努めた。この時期もっとマキノさん達と練習できたらもっと変わってたかな、中々予定合わせれなかった。

あと留萌はポジション変え中でも大丈夫やろうと出て、無事勝てた。

 

・7月

この時期はかなり辛かった。春先の好調感はもちろんないし、筋肉の違いから練習も辛いしで。けど方向性は間違ってないと思ってたし、何よりもスポンサーさんの円山いこい整骨院、内山さんにマッサージしてもらうとき、だんだん脚の筋肉のバランスや状態が良くなってきてると言ってくださっていたので信じて練習した。

レースはシーズンの中心のニセクラやサロベツとロードレース真っ只中やったけど全部棒に降った。けどシーズン1番の目標はインカレやからと割り切ってた。ただ、サロベツでもっとまともなアシストできたら長澤さんも神原ももっと上まで走ってもらえたかもしれんと思うと、申し訳ないです。

この頃から大学の兼ね合いが大変になってきてログとかをあまり整理できてない。

 

・8月

大学が終わるまではかなり時間を作れず、週末のロング程度。

夏休み入ってからは中旬から北大の夏合宿。思っていた以上に皆が走れていなかったのと、全体として練習するという意識が低すぎて、初日はほんと全く練習にならなかった。それをふまえて色々妥協してしっかり乗り込むことだけ意識。強度は上がらなくても身体を作ることはできた。特に、4日目かな、長澤さんと2人で自走して帰った帰り道がこれまでの違和感が消えた感じがして、次の日の練習では久しぶりに山を気持ちよく登れた。まじでニヤニヤしてるヤバいやつやったと思う。

北大合宿はモヤモヤな人が多いのかもしれんけど、自分はモヤモヤから抜け出せたとても有意義な合宿だった。

そこから帰って少し旅行したりして身体を休めてから、インカレの地、美麻に合宿へ。児玉さんに声をかけていただき、主に春の学連合宿参加校のクラス2な皆さんと最終調整。詳しくは記事読んでほしいんですが、とにかく調整以上にたくさんのものを得ることが出来、インカレへの意識を高めることができたと思う。

 

・9月

シーズン1番の目標レース、インカレは無事目標達成。展開には恵まれたが、直前インカレ合宿での調子や感覚的に完走はできるはず、と思っていた。実際に完走できてとても嬉しかった。

8月を燃え尽き覚悟で追い込んでたので、しっかり燃え尽きた。私生活にも変化が出てきて、RCSけいはんなと札市民クリテは年間計画と同じモチベでは臨めなかった。

 

・10月

寒くなってくる中朝練を継続。コソ練も再開した。が、上半身の使い方を変えたくてハンドルやハンドル周りをいじって失敗。秋口の寒さ(本州で言う冬)と可動域の変化で完全に怪我してしまった。仙腸関節症と診断され、元々腰を痛めているのでしばらくは安静にしなさいとのこと。ちょうど勉学のボリュームが増えてきた中やったから、キッパリ乗らないことにした。

 

・11月

相変わらず通院しつつ運動せず。怪我に問題のない体幹トレと筋トレだけをする日々。

ロードには跨っていない。

 

・12月

上旬にほぼほぼ治ってきたから動かしつついこう、という判断となり、練習再開。まずはポジションをインカレのときのまで戻して、zwiftやらローラーでend走あたりから再開。

 

 

 

 

そんなこんなで現在に至ります。今年は3,4月の好調を獲たと同時に、その好調さがロードレースでは通用しないものであることに気づき、シーズンの割と大事な時期を棒に降って、何とかターゲットレースに間に合わせれたって感じです。その後は燃え尽きて、モチベ回復してきた頃に無茶して怪我して、1ヶ月以上休養、激弱になったって感じ。

文字上のリザルトを見れば、道内のしかもS-2で1勝のみ、ってくらいでいつも通りなかんじですが、やはりインカレ完走はとても大きな結果でした。

来年度はどうなるか、できるかまだまだ分からないので、こうしたいとかこれは達成するとか書きませんが、ちゃんと目標を立て具体的にどうすればよいかは考えている最中です。来年が自分が線引きをする、"大学生競技者"としてラストの年となるので、これからも見守っていただければと思います。

 

 

最後になりましたが、練習を一緒にして下さったマキノさんはじめ道内の強い方々、部員の皆さん、合宿や帰省の際ご一緒した他大の皆さん、さらには日頃からサポートして頂いているスポンサー様、OBOGさん、そしてずっと理解を示して力になってくれている家族の皆、大変お世話になりました。色々な方の存在があってこその1年間でした。来年もよろしくお願いします!

それでは良いお年を!

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