北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

札市民レースレポート 神原

@神原

大分遅れました。

エリート9位/20人完走 32人出走

 

 

札市民は北大から4人出たということでしっかり作戦を立てていた(つもり?)。

自分は札市民は当初出るつもりはなく、特に狙ってたわけでもないのでアシストに徹するつもりでいた。

想定した展開としては2通り。

 

集団スプリント→大宮を引き連れて早掛け

長澤さん逃げ→集団との差を開ける

 

ロングスプリントには少し自信があったので前者の場合なら行けるかな、と

ただ長澤さんのこれまでのレースの動き方の傾向から後者のが可能性高いかなとは思ってた。

 

レース序盤から中盤は自分と長澤さんで交互にアタックし、山本さんには大宮を上手く楽させていただくつもりで。

 

レース開始してすぐ様子見でアタック。

まあ皆ついてこない。後ろ見て手で軽く挑発とかしたけど完全に無視された笑

クリテというと全員がアタックアタックで人数減らしてくイメージだったのでちょっと拍子抜け。後から知ったことだが例のチームは序盤はアタックしないように事前に決めてたらしい。

 

 

たださすがに集団が消極的すぎたのか例のチームから徐々にアタックが出てくるようになり一時期集団が活性化。自分もまさかの小橋さんと二人で飛び出してちょっと逃げる場面もあったり。将来誰かに自慢できるよ、これ。

 

 

このノリで長澤さんとタロさんが飛び出す。3周目くらい?

ちょっと集団との差が開いたので様子見してたら4周目でもっと開いて20秒。これはワンちゃんあるんじゃないですかと思って本格的にアタック潰して集団コントロールを開始する。

もぐら叩きのノリでただただアタックについていき先頭になったら200wくらいで踏むを繰り返してた。我ながら腹立つ存在だなと思う。ごめんなさい笑。

 

↓剣山w
f:id:tour-de-hokkaido:20200923222203j:image

 

ただここで異変が。集団のペースを必死に下げてたのになかなか前との距離が広がらない。これも後に知ったがユニフォームからして単騎と思ってたタロさんが小橋さんマキノさんと同じチームとして出てたらしい。んで小橋さんチームは何か色々と考えてたらしく逃げで敢えてペース上げなかったと。

 

まあこんなのはレース後に知ったことでレース途中で知るよしもない。

明らかに中途半端な(何なら意図が読めない)逃げのペースにレース中かなり焦った。

長澤さんはここでガチ逃げしたいはず、タロさんは何をしているんだろう、と。いくら頑張っても集団との差が一定だし、集団には小橋さんやマキノさんがいる。あれ、長澤さんいずれ追い付かれるじゃんこれ。

 

最大の反省点はここで集団コントロール・アタック潰しに執着したこと。

前との差が広がらないなら無理してアタック潰さずに前に追い付いてペース上げりゃよかった。

 

まあそうこうしてるうちに差が広がらないまま終盤に。ここで小橋さんがキレッキレの飛び出し。一気に仕掛けて長澤さん逃げをほぼ一人の力で吸収して再度アタック。

情けないことにこのときかなり消耗してたのでついてけず、結局北大から送り込めたのは長澤さんのみ。小橋さんも後におっしゃっていたそうだがここでもう一人送り込めてたら北大にもチャンスはあった。

 

小橋さんと長澤さんの逃げが出来てからは何もせずともぐんぐん差が広がりそのまま最終周。

3位争いの雰囲気。

もうこのとき心拍爆上がりでかなりキツかったので大宮にすべてを託すつもりでラストコーナー明け早掛けスプリント。

大宮もかなりキツかったらしくただの早掛けマンになって終了。

 

 

長澤さん逃げてからはチームでかなりまとまり見せれたし、チームとしての存在感を抜群にアピールできたので、個人的にはまあまあじゃないか。マキノさんからも「北大は厄介だった」みたいなお言葉頂いたし。

 

 

反省点はまずマキノさんタロさん小橋さんが完全にチームメイト、繋がっていることを確信しなかったこと。レース中チラついたけどまあ一時的に協調してるだけだろ、まさかね、と思ってたらそのまさかだった。最初から最後まで協調するなんて、まさか、、、

 

んで一番はさっき言った通り長澤さんを逃がしすぎたこと。早い段階で見切りつけて次に行くべきだった。

あと途中アタック潰し楽しくなりすぎて明らかに決まんなそうなやつにも乗ったこと。まあこれは性格なんでしょうがない。いやあ、楽しかった。

 

48min27s np304w

 


f:id:tour-de-hokkaido:20200923232350j:image

Z7の時間が一番長い...

 

以上です。

応援していただいた方々、本当にありがとうございました。北大としてまとまってかなり良い成績を取れたと思います。

荒井さん、応援本当にありがとうございました。

 

まだまだシーズン始まったばかりです。応援、どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。