北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

インカレレースレポート

@神原

 

結果 7周DNF  出走121/完走25

 

太刀打ちできませんでした。情けない。とてもダサい。

 

群馬は朝から雨。

気温は8~9度くらいでとても寒い。まさか札幌より寒いとは

 

 

 

雨のレースは大嫌いだが下りのペースが落ちるのでまあよし。

アップで体が暖まったので長袖インナーに半パンのみの格好でもいけるだろうとタカをくくり出走。甘かった。

 

レース開始直後から逃げ集団が出来、お決まり2周でペースが緩む。ただここらでもう冷気でふくらはぎが固まって動かない。寒さで腹下して坂でもがく度にヤバくなる。

まあこんくらいのペースなら耐えれる、耐えれると自分に言い聞かせ走る。

ここでの反省は下りの路面がウエットで中々前に上がれなかったことか。平坦とかでもっと踏むべきだった。

 

 

だが4周目あたりで逃げに乗ってない大学(鹿屋とか?)が積極的にペースを上げ始め集団ペース爆上がり。

集団は縦一列に伸びて周囲がぶちぶちと千切れてく。2分くらいの先頭との差がみるみる縮まってく。

中切れがやばかったが坂で前に行き耐える。寒すぎてここらでもう手が動かん。お腹いたい。太ももの感覚も失せてきた。雨でサングラス前が見えない。どゆこと。

 

 

5周目でまたペースが落ちたと思ったら6周目でかち上がり千切れかけ、7周終わって終了。低体温症で意識朦朧としてたがコントロールタワーまで行けたので一命を取り留めた。震えが止まらず腹筋が吊ったのは人生初経験。

 

 

 

 

終わればあっけなかった。自分が千切れた時点で半分以上いなくなってたし結果だけみるとサバイバルだったのかと思う。

 

でもゴールシーンを見ると自分の圧倒的な実力不足を感じた。ここまでやって7周DNF、完走とか一生無理じゃん、ロードレース向いてねえなあ、なんて思う。

 

 

自分の「ここまでやってきた」、のラインが低いのかもしれない。

帰りに山本さんと話した「結局ガチりが足りん」みたいなのが胸に来すぎてつらかった。図星なんだなあ、きっと。

 

 

 

 

今はロードレースにおける自分の限界を感じて、去年からチラチラ見えていた自分はクラス2では何もできない、という事実もいよいよ大きく見えてきた。自分の中での出し切ってきた感がなまじあるのでもう心からチャリに乗る気が起きない。

いくら頑張っても結局無理じゃん、なんて迷いが出てくるだろう人には頑張る資格すらない。

自転車競技と今一度向き合い直そう。

 

 

 

 

 

最後に感謝。

 

まずは柔軟な対応でコロナ禍でもインカレを開催していただいた大会関係者様。ありがとうございます。

 

サポートでわざわざ来てくれたようちゃん、ありがとうございます。本当に助かりました。ようちゃんがいなかったらインカレは出れなかったです。

そして運転をずっとしていただいた山本さん、ありがとうございます。遠征がスムーズに行ったのは先輩の存在がとても大きいです。ありがとうございます。

 

 

応援していただいたOBの皆様、スポンサーの方々、ありがとうございました。

 

遠征許可の手続きをわざわざして頂いた藤井先生、応援いただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

そして最後に応援して、後押ししてくれた同期のみんな、強くなるためのアドバイスを色々としてくださった長澤さん、本当にありがとうございます。結果が出なくて本当に、本当に申し訳ありませんでした。