北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

2020年まとめと締めくくり@かんばら

@神原

お久しぶりです。

今年もまもなく終わるということで2020年のまとめ及び今後についてを書こうと思います。

 

3月

1か月くらい実家に帰って距離耐性を積む&飯山対策で200km近くend強度で乗ったり100~130kmの中に高強度織り混ぜたり。ここですごい伸びた感じはした。明治神宮外苑?何のこと?(長澤さん本当にごめんなさい)

 

4月

札幌に帰ってすぐに練習。

コロナが流行りはじめ、授業は延期、さらに飯山など目標レースが中止になっていった。ただインカレやツールは開催されそうだったので練習を積む。同期揃ってよく練習してた。思えばそういうのって4月が最後だったかな。相野くんとかにもお世話になった。

 

5月~6月

政府が本格的なコロナ対策に乗りだし、シーズン中のレース出場が怪しくなってきた。この時期までかなり練習を積んでおりFTPは5倍以上、距離耐性も申し分なかったが豆腐メンタルが砕けてふて腐れてた。4月末に落車したことも(怪我は直ぐ治ったが)相まって引きこもり。辛うじてZwiftレースは出てた。農場実習に専念してた気がする。

 

7月

レース開催の可能性が出てきたので練習再開。一人で積丹行ったりなど、距離耐性を取り戻す。

 

8月

ガチの無酸素~Vo2maxの練習を再開。飯塚とめちゃめちゃデート(練習)した。月形と栗山が印象に残った。楽しかったな。

個ロードの開催が決定したので群馬CSCの下り対策でよく幌見下りもした。

 

9月

インカレの代替大会の決定及び個ロードの出場。体重に気を遣い、確か62kgくらい。インカレまでロング練と食事管理を欠かさず62、3kgをキープしてた。(2月は66kgとかだった)

札市民では先輩との思い出のレースとしてアシストに回ったが、もうちょい上手くできたなあと今になると思う。

後半はとにかくインカレ対策。西村さんとか牧野さんとか、タロさんとかとバチバチさせて頂いた。

 

10月

この時期は自分でいうのも何だが、史上最高に仕上がってた。出力320w超えないと物足りない感覚というか。

道新杯は札市民同様先輩のアシストに回るつもりだったが身近にコロナ感染者が出てしまい、自身は濃厚接触者認定されなかったものの道新杯は出場自粛。出れてたらなあ、とかは今になって思ったり。

そしてインカレ。儚く散った。終わった後は自分の無力さに打ちのめされてたけど、振り返ると自分が拗ねてた5月6月もテスト前も冬の期間も完走者はずっと練習してたんだろうな。

1年かけて目標としてたレースとして、納得はできないが受け入れられる終わり方だし、色々な意味で自分らしい終わり方だと思う。

 

 

 

今年のシーズンは以上です。

上でも書きましたが、色々と考えさせられる一年間でした。自転車に跨がってたどの月も楽しかったです。応援していただいた皆様、支えてくださった皆様、ありがとうございました。

 

 

 

今後について少しだけ。

(一部の方はご存知だとは思いますが)僕は自転車競技部に入部した時から自分の中で、3年後期で終わりと決めていました。その気持ちは(途中色々変わりましたが)結局今は変わっていません。

大学院進学を北海道にするかもまだ決めかねていますし。

 

 

ただ自転車競技生活を振り返って思うのは、なんだかんだ言ってもやっぱり練習もレースも楽しかったなあ、と。北海道大学自転車競技部で選手として過ごしたすべての期間が最高でした。

 

練習相手を山で引き千切るのも(to対象者 その節はごめんなさい笑)、レース走でアホみたいにアタックするのも、しゃべりながらゆったり漕ぐのも、朝練で気持ち悪くなるのも、強い人達に苦しみの中へばりつくのも、そして千切られるのも、帰省して長澤さんと練習するのも、Zwiftでお化けにオーバーキルされるのも、レースで他校や他チームとバチバチするのも、遠征でのハイエースの中も、TTT練やロング練の帰りに安堵の中でコンビニにて駄弁りながらパスタ食べるのも、パワーデータの解析も、体重管理も、キリがないのでここらにしておきますが、競技における時間が全て、本当に楽しかったです。

 

 

飯塚とまた二人でロング行きたいですし、高崎とまた遠征な日々送りたいですし、レース走で大宮にまたカウンターアタックされたいです。合宿での大富豪とかもいい思い出ですね。(サクマごめん)

思えば同期に恵まれました。来年度の追いコンで泣いちゃうかと笑

 

 

当初は何も知らずにノリでこの部に入り、自転車がそんな好きでもなかった僕からしたら、ああ本当に充実した3年間だったんだなあ、と思います。

色んな人が言いますが、大学でこんなにひたむきで泥臭い日々を送れてもうめちゃめちゃ楽しかったです。

 

お陰さまで自転車競技を大好きになりました。円山いこい整骨院様やサイクル小野サッポロ様、他スポンサーの皆様、OB・OGの皆様、両親、部員や他チームの練習仲間(相野くん、大野くん、和泉さん、牧野さん、タロさん、薮下さん、西村さん、etc....)、長澤さん(一番お世話になった先輩です)など多くの方々のおかげです。ありがとうございました。

 

 

 

ですので、今は少しだけ気持ちが自転車競技から離れてしまっていますが、雪が融けたらまたガチな自転車競技を再開するかもしれません。

そのときは皆さん、お前何でいるんだよとか言わず、どうぞ暖かく受け入れてください。

そして同じく自転車競技から離れている同期(特にiとt)、ガチリ続けるだろう元キャプテン、先輩、後輩、また一緒にガチ練習できる日が、きっと、来るといいですね。とりあえずゆるポタ行くのは確定で。

 

後輩たちはうまいこと目標を持って練習できているみたいです。1、2年の頃の冬の自分よりも遥かに練習してる一年生もいるようで。本当にすごい。と、同時に敗北感、何か悔しいです(笑)

練習を積んでいる後輩たち、雪が融けて外走ったら強くなっている自分自身にビックリすると思います。僕なんて遠く後ろに置いていかれそうで怖いです。

一度強くなればそこからは段違いに自転車競技が楽しくなるはずです。神原が保証します。

 

 

 

 

 

そして最後に。

ロードでもトラックでも、院に行った後ですら、研究と就活で多忙にも関わらず、日々練習を積み上げストイックに活躍している先輩方が何人もいらっしゃいます。(ストイックすぎると思います)

 

僕が自身のストイックさを遺憾なく発揮できれば、きっと来年もガンガンできると思います。

この文章は決意と同時に逃げでも諦めでも予防線でもあるのでしょう。

それでも書いておきたいと思い筆を執りました。

年の終わりに見苦しいものをお見せしてしまったこと、不快に思われた方がいらっしゃれば、深くお詫びいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、長くなりましたがこれにて神原の練習日記の締めくくりとしたいと思います。

私の駄文を3年間読んでくださった方、ありがとうございました。

 

それではよいお年を。