北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

3分で振り返るTOUR DE IIZUKA 2020

B3飯塚です。

題目にある通り、今年も振り返ります。

内容が薄いかもしれませんが、そこは堪忍頂きたい。

 

 

 

 

 

 

 

3~6月

この時点では社会情勢は夏を迎えれば、回復するだろうと予想。

最大限をキープし続けるのは厳しいコトだと分かっていたので、FTP強度の大幅の低下の防止(低下はOK)を目的として練習再開に備えた。体重は増えても気にせず、出力にこだわることにした。

 

 

緊急事態宣言が出るまで、同期とロングで練習。

去年はこの時期でケガをしたので、偶にある高強度では追い込みすぎないようにした。

ロング以外では旭山や盤渓の方に行くことが多かった。同期と走り、VO2の領域の出がこんなにも違うかと気づく。

後、旭山で会う後輩の新車に興奮してた。

 

 

 

緊急事態宣言出てからは1人で練習。

ZWIFTを中心に練習を開始。 

主に30~40分のSSTFTP強度を目安に週3程度で行った。

全てレース形式。インターバル要素はレースしてれば勝手に遭遇するので気にせず。

自分がハッピーメーターということがあり、結果がまぁまぁ良く、継続的に続けられた。調子がいい時は310W(5倍いかないくらい?)を20分踏めて、無双できた。

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偶に一人で朝里、手稲の方に行ったりした。

一度、通行人に凄いコトが言われたので時間や場所を工夫して実走に行ってた。

実走とローラはやはり違く、セグメント結果から見るに数値は微妙な感じ。大幅なFTP低下は見られなかったが、確実に出力やW/Rは下がっていた。一人ということも少なからず影響していると思うが。

 

6月末の時点で社会情勢は回復せず、大会は殆ど無いことが決定した。

学連に参加する気力も消えてしまったので、疑似的シーズンオフ。

この時点で去年度設定した目標は一つも達成できず。

簡易的に3月に設けた目標もあまり意味のないモノとなってしまった。

 

 

7月~

今シーズンに関しては目標というか根幹を「競技者として楽しむ」から「楽しく走る」にこの頃からチェンジした。そちらの方が今の自分にとって生産的であり、何より自分の中で満足が行ってしまったからだ。

様々な側面で余裕ができたので、バイトを替えたり、インターンシップに参加したり少し、活動の幅を広げてみたりした。

 

自転車に関しては

山本さんの400㎜のonebyesuのシャローハンドル?を拝借し、チェーンリングも楕円にし、機材遊びをしていた。いつも小野さんでお世話になっているので今回は一人で挑戦してみた。楕円に関してはとても気になっていたので投入。上りのペダリングの違いも面白かったが、それ以上にハンドルが意外としっくり来たことがとても面白かった。

 

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8月頃から週一で一人サイクリングをして、個人的に神原や他の人とロングに行くようになった(主に神原)。サイクリングはただ自分の満足する強度で行った。ロングは2人という場面が多く、脚の差があるとストレスが顕著に出る状況でもあったが、 彼が要所要所で合わせてくれた。燃え尽きはしたが、ストレスフリーな場面が多かった。ベースがあったので最低限度の走りはできたが、バチバチな展開は出来ず、そこは面目無いという心情。

 

 

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朝里かな?

 

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太る水

 

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おれ

此処で自転車は楽しいが、人と走るのことの方が更に楽しいと認識した。

 

 

 9月~

部活動も制限を於いて再開でき始めた頃。

自分はチャリもって帰省して、ストリートビューで林道を探しては翌日にそこに突ることを繰り返してた。車が通れるの?という道から限界集落の峠道まで幅広く行った。正直、どこも道が退廃的な雰囲気で怖かったが、ゾクゾク感がとてつもなく、癖になっていた。パンクしなかったことに感謝。

 

チャリ部に関しては独自のガイドライン設定や、新歓活動など、大学部活動特有の雑務の仕事も発生していたようだ。問題なくやり遂げた今の2年、そして三役に感謝したい。そして新しく入ってきた新入生にも39。

 

札幌市民ではエントリーせず、応援に行った。

エリートの人が走れていて(他のチームも北大のメンバーも)、正直びっくりした。

練習をしていたのか、自脚が残っていたのか。どちらにしても自分が道新杯でこのカテゴリを走るとしたら、、不安だと感じた。

日頃JPTからUCIまでレースを見ていたが、身内がいるレースほど面白い。身震い。

此処で初めて今年度初の北大チャリ部全員集合となった気がする。

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恒例の大宮のリアクション

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応援中?

 

 

10月~

全体練も始まったが秋タームがあまりにも忙しく、参加できなかった。

偶に会う一年生、文也さんを始めとした上級生の方と走れて、脚のばらつきは否めないも有益な時間を過ごせたと自己満足していた。

 

 一応スケジュール的に余裕があったので道新杯にエントリーをした。

 

 

競技者としては失格もしれないが、今年に関してはもう勝ちに行く気は全く無く、完走をしたかった。結局道新杯では落車してしまった。なんか落車癖があるのかな。作戦に関しては何もできず、やっぱ脚ねぇなと痛感。まぁ練習をしていないので言い訳など一切できないが。兎に角振り返りたくないのが本音。そんなぐらい自分の中で良くなかった。

 

 

シーズンの締めくくりとして

納会レースをした。自分たちの代、納会レースはただのサバイバルでしかなかったが、ルールも変更され、1年生中心作戦中心の展開となった。練習ができてない環境にありながらも、多くの人が走れてるのかもしれないと思った。

 

 

 

 

総括として

まず、今年はイレギュラーな年だった。

学校の講義のスタイルも違う、複数練習は勿論、部活動は禁止。

大会も開催されるかも定かではない。

この中で何を焦点にして頑張ればいいのかが分からない。

僕に限らず、多くの人がこれに似た感情を感じたのではないか。

 

 

しかし、迷うだけではなく、その状況に対して新しい基準・目標を模索し、アプローチすること。そうでなければ「ピンチはチャンス」なんて馬鹿な言葉は出てこないだろう。

 

結局、個人としてはその忌まわしきこのチャンスを生かせ続けずにいる。

 

 

 

 

 

 

 

けれど、今年を通して

「チャリ部としてのコミュニティ」は如何に大事かは認識できたと改めて感じる。競技をするにも、サイクリングするにも、他人と情報や練習時間を共有して初めて、チャリの違った「面白さや魅力」が見えてくるのではないかと切に思った。それは誰かによれば、千切り合うことかもしれない。結果を互いに競い合うことかもしれないし、時にはTTTやツールのよううにチーム一丸で大きな大会に挑むことに繋がるかもしれない。

 

一人の方が効率的な場合も多々あるが、一人でやることは飽きる・続かないコトの代名詞でもある。何事も長く楽しく続けることに大きな価値があり、意味も最終的に見出せると思う。

 

その続けるという要素が(一番難しいけど)が「チャリ」にも当てはまるのではないか。

 

是非、そのために後輩は「チャリ部コミュニティ」をどんどん消費してください。

 僕はこれからも消費し続けていきます!!

 

 

では、こよく分からないい文章を最後まで読んで下さった皆さんへ!!

又は北大チャリ部としての飯塚を認知してくれる皆さんへ!!

 

今年度最大級の感謝を申し上げたいと思います。

 ありがとうございました。

 

魑魅魍魎が跋扈すると表現しても過言ではないこの社会、嫌なコト、大変なコト、ちょっとムムッと思うことも多々あると感じています。勿論、良いコトも。

 

それはきっと来年にも当てはまると思います。

少なくとも自分はそう思います。

 

でもめげずに”決めたコト”を以て日々を過ごしていこうと感じます。

ではまた、来年どこかでお会いしましょう!!

 

 

 

最後になりましたが、

よいお年をお迎えください。

 

㎰.来年も走るぞ。大宮と神原と高崎を千切ってみせるぞ!

 

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このポーズは…