北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

道新杯自転車ロードレース

こんにちは。2年生の田代脩(おさむ)です。7月25日に行われた道新杯(S3)に参加してきました。Y田さんって調べて見たら本当にすごい人なんですね。まさに鉄人って感じです。

 

7月21日 駒岡 with伊藤、佐藤壮

3回走った

アップで1本

伊藤と先頭代わりながら走って最後の坂でちぎられる×2本

藻岩が終わった直後だからか、あんまりモチベが上がらなかった

 

7月22日 新港with伊藤、横河、山本優

カーブの後強く踏むのを意識して6周

頭の位置を低くして走ることも意識して走った

エアロポジションで長時間走れるようにならねば(s2、エリートの上位陣はほぼエアロポジで走ってた)

 

7月23日 新港with伊藤、横河、佐藤壮、山本優介、二階堂さん、鈴木さん

主に二階堂さんと鈴木さんによるスプリント講座

今回は大会直前ということもあって、技術的なことより自分の距離とギアを知ることを目的とした練習だった

1回目は疲れていない状態でどれだけ出せるか

2回目、3回目は強めに3周して疲れた状態で最後にスプリント

 

自分は爆発力もなく、高速度域でダンシングすることへの抵抗を拭えずにいたので、思い切ってシッティングで早めに仕掛けて長めに強くもがくことにした(道新杯でスプリントの大切さを思い知らされる)

 

7月24日 オフ

1時就寝

7月25日 当日

4時50分起床

s3は14時出走だったので、かなり時間はあった。

11時くらいにパンをいくつか食べた

13時前くらいからローラーでアップを始めた

最初は90w、70rpmくらいでゆるゆる10分くらい回して、徐々にケイデンスだけ上げて100〜150w、90〜110rpmくらいで回した

軽く汗かいてきたらギアを上げて息が上がるくらいまで高ケイデンスで回した

最後にまたゆるゆる回して回復させてアップ終了

13時30分くらいにアップは終わった

アップ終わってからウイダーinゼリーを飲んだ

アップのやり方は何となくでやったので、これで合ってるのかは分からない

 

レース前の位置取り、少し強引に行ったら文句を言われてしまった

まぁ、そういうもんだよね

強引に行った甲斐があってスタート位置は先頭

スタートを待ってる間の日差しがめちゃくちゃ暑かった

10秒前になって一気に緊張感が高まった

ピストルと同時にスタート

1回目のクリートキャッチはミス

2回目でハマった

序盤から先頭集団が形成されるかと思っていたが、縦長の状態になった

抜かしたり抜かされたりを繰り返し、先頭から6.7番目くらいの好位置につけることが出来た

しかし、2周目か3周目のカーブで曲がり切れず、芝に乗り上げて順位を落とす

その後も中切れていく人を抜かしたり、抜かされたりしていくうちに、先頭から少し離れてしまった

序盤は誰か1人の後ろにつき続けるということはできなかった

中切れて行く人を抜かして先頭集団に追いつくという繰り返しが、かなりのインターバルになってキツかった

 

3.4周目くらいから?第2集団が形成された

その時はまだ先頭集団に追いつけるくらいの距離だったが、先頭を引いて追いつくだけの足は無かった

4周目くらいの終わりにy田さんとt中さん(後から知った)が抜け出したので、そこは気合いで追いかけた

 

なんとか追いつき、後ろ見てないから分からないけれど、3人で走ることになった

最終回までy田さんとt中さんに先頭を引っ張ってもらった

僕は得意のゾンビ走りで鉄の意志をもって先頭を引かなかった

罪悪感は感じていたが、正直余裕もなかった

y田さんは女性アスリートでありながらめちゃくちゃ速かった(本当に尊敬します)

たぶん僕が前を引いていたらちぎられていただろう

最後の曲線でy田さんがちぎれた

t中さんに追いつき、そのまま抜かして想定通り早めに仕掛けた

シッティングで思いっきりもがいた

ただ、仕掛けるのが少し早すぎた

思っていたよりゴールが遠く感じて、残り40mくらいで少し減速してしまった

そこで後ろから雄叫びを上げながらスプリントしてきたt中さんに抜かされてしまった

体感では300mくらいもがいた感じだった

実際はもう少し短いかもしれない

この最後の攻防で、自分のもがける距離を知るということの大切さを身に染みて感じた

練習で掴みきれていなかったのが仇となった

あと、ダンシングで爆発力のあるスプリントをするということ

結局それができないと最後は勝てないなと感じた

 

結果は17位 トップ差56秒78 平均時速39.47km/h

思ってたより先頭集団がいて順位の低さにガッカリした

やっぱり甘くないなぁ

 

レース中の反省点としては、カーブや道の凹凸が結構多いことから、気づかないうちに肩に力が入ってしまっているということ

落車への恐怖や緊張感も原因だと思うが、肩に余計な力が入っていると頭の位置も高くなるし、息も上がりやすくなっていた気がした

あとはロスなく曲がる技術やインターバル耐性、その他根本的な足の強さに関わること全てが反省点として上がってきた

要するに実力不足

今まで山のトレーニングが多かったが、今後は平地でのレースが続くので、今回の反省を活かして練習していきたい

 

最後に、サポートしてくださった飯塚さん、耀さん

高崎さん、二階堂さん、普段の練習に付き合ってくれている部員の皆さん、お世話になっているサイクル小野サッポロの皆さん、本当にありがとうございました!

誰も落車することなく無事に走れたのは皆さんのおかげです

早く結果出せるように頑張ります!