北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

道新杯レースレポート

こんにちは。横河です。

先日行われました道新杯ロードレース(s-3)に参加したのでレースレポートを書かせていただきます。

 

〜前日まで〜

トラック選手権直後ということもありレースに向けた練習ができたかと言われると怪しいが、30-30を中心にインターバル練習や、メニュー後に全力10秒✖️3などを行った。本当は全て実走で行いたかったが変速トラブルによりワットバイクを使わざるを得なかったのが残念。
キャリアが壊れかけということが判明した以外は前日準備も特に問題なく終える。少し遅くなったものの11時過ぎに就寝。

 

〜当日レース前〜

4時半に起床。寝起きのコンディションは体感75点くらい。いつも通りの朝食を食って集合。
3周ほど試走した感じ路面は問題なさそうだが雨予報が気がかりという感じ。コース右側の方が楽だったかな。レースまでかなり時間があったのでサンドイッチやおにぎりを食いながら他クラスのレースを見て過ごす。
1時間前のストレッチからアップ開始。最初に10分ほど回した後15s〜1minぐらいで少しずつ時間を伸ばしながらVo2Maxに入れる。5本ぐらいやった後一回息を整えてから3本ほど10秒もがき。全部3本ローラーでハイケイデンスで行った。
準備にもたついてるとかなりギリギリだったもののなんとかスタートに間に合う。ただかなり後ろの位置になってしまったので準備の準備をもっと丁寧にして動きやすくしたい。

 

〜レース〜
クリートキャッチにもたついて若干位置を落とす。集団中程に付けてサイコンを見たらなんとパワーとケイデンスが表示されず。そのまま走ってると下り切ったあたりで中切れ発生。「下りで勢い付いてるしまだ1周目で脚あるし埋まるやろ」と思ってたらギャップが詰まらず。若干キレながら追おうとするも集団の脚が全く揃わず2周目の半ばで完全に割れる。しかもここで脚を使った結果後ろから来た集団に付ききれず単独に。
しばらく足切りに怯えながら走ってると後ろから3人ぐらい来てくれたので一緒に回す。中切れを作りそうになりながらもなんとか回していき最終周へ。向かい風区間で先頭立ってしまったのでどうしようか悩みながら一瞬ペースを落とすと完全に狙われてたようで抜かれる。そこまでで脚を使ってしまったこともあり最後方でゴール。

結果:17位/18人完走(28人出走)

Ave:38.76km/h Max:49.15km/h 

 

〜反省〜
良かった点
①最初のペースアップで集団についていくことがちゃんとできていた。今まで最初のふるい落としにかかることが多かったが最初にしっかり踏んだ方が結果楽だと(ようやく)体でわかったのが収穫。
②中切れそうなとき、早めに変わるだけじゃなくて自分で埋めることができた。もちろん中切れなんてしない方がいいに決まってるが、作戦としてインターバルを掛けまくって後ろの脚を削る、というのもありかなと思った。

悪かった点
①位置取りやペース対応などのレース力の不足。最初の段階で嫌な予感したら早めに前に出る、集団のどの位置なら楽に走れるか、などの思考が全くできていなかった。普段の練習から部員と仕掛けあったりして駆け引き能力や勘を磨きたい。
疲労してからのスプリントが弱い。このオフはトラックで重要な最大出力やベースの筋力作りにフォーカスしていたので仕方ない部分もあるがそれにしても弱すぎる。乳酸耐性や無酸素の持続時間は1kmやケイリンでも必要な能力なので、高強度でも長めの時間で取り組む必要がある。

 

〜総括〜
去年DNFだったことと準備がほとんどできなかったことを考えると全く成長していないわけでは無いが、結果だけ見れば悪いもいいところ。せっかく来てくれた一年生にもっといいところを見せたかった。逆に言えば僕の力はこんなもんなので一年生の皆さんはさっさと抜いちゃってくださいね。
最後になりましたが普段一緒に練習してくれる部員、サポートしてくれた伊藤、一緒に走ってくれた方々、スポンサーの皆様、本当にありがとうございます。今年は出るレースも少ないですがそろそろいい結果持って帰るので応援よろしくお願いします。

 

 

おまけ

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エアロの欠片もないフォーム。さすがにステム長くした方がいいかな?