北海道大学自転車競技部の練習日記

北海道大学体育会公認の自転車競技部の練習日記です。部員がそれぞれ記事を投稿していきます。

練習日記と札市民のレースレポートです。

9月22日金曜日
新港へ練習に行く(メンバーや内容は山本さんの日記を参照してください)。1周目のスプリントはのりとさんの番手に付けてまくれそうだったがキツくて諦めた。ちぎり合いは宮崎さんとのりとさんが強すぎて千切れる。その後のスプリントではのりとさんのリードアウトからもがく。感触は良かったが若干重心が前に寄ってた気がする。途中でのりとさんのFOILと交換したがパワーが逃げなくて良かった。練習時間と距離ははそこまででもなかったが強度は十分だった。ただレース前にしてはやりすぎたと思う。

9月23日土曜日
10時から山本と吉田とパワマ会を開催する予定が全員大寝坊をかまし、11時過ぎに集まる。山本にパワマの使い方をレクチャーしつつ、自分は回復走と30s-30sを5セットだけやって心拍を上げておく。脚がバキバキで全然動かなかった。山本がローイングマシンではしゃいでいるのを眺めながらストレッチ。その後夜に積み込み。積み込み中から雨が降ってきて気づけば土砂降り。なかなか弱まらず結局帰ったのは9時半過ぎ。風邪をひかないようにあったかくして寝る。

9月24日日曜日
朝起きて少し寒かったが風邪は引いてなさそうで良かった。朝移動中寒くて嫌になった。どんどん冬が迫ってきている。途中コンビニ寄ってから7時半くらいに会場到着。会場の芝が濡れていてシューズと靴下がびちゃびちゃ。タオルも替えの靴下やらも忘れたことに気づき、萎える。切り替えて受付を済ます。スタートまでしばらく時間があったので、のんびりしてすごす。それからエリートのレース観戦をする。ゴール前で周回遅れの人達と重なったのは残念としか言いようがない。あれじゃ危なくてスプリントどころじゃない。ゴールを見届けてからアップを始める。ここら辺でブレーキシューの交換などでばたばたする。鳥崎さんにシューの調整をしてもらう。アップをするがなんとなく脚が重い。緊張していたので心拍はすぐ上がったが、金曜日の疲れが残っていて足の状態が良くない。どうしようもないのでアップを切り上げ場所取りをしてもらっていた最前列に行く。スタートが近づくにつれて緊張感があがっていく。心臓バクバクの状態でスタート。さんざんアドバイスされていたのにスタートで出遅れる。スタートしてすぐ脚の調子の悪さに気づく。それをすぐさま頭の隅に追いやるが脚が重い。最初のコーナーの時点で20番手くらいでコーナーの立ち上がりでインターバルがかかりその上中切れでとても足を使う。コーナーのたびに辛い。しかもコーナーのテクニックがなさすぎてコーナーのたびに番手を下げてしまう。もっと突っ込んでも大丈夫なのが頭でわかっていても体が動かない。ホームストレートで番手を上げようとするがそんな余裕は無かった。途中、急に前の選手がふらつき後輪に自分の前輪が触れてコケかけた。後0.2秒反応が遅れていたら確実にハスって落車だった。ほんとにふらつくのだけはやめてほしい。沿道から上がれという声が聞こえてはいたが、キツくてダメだった。なんとか最終周回まで先頭集団についていったがゴールまで数百メートルで千切れ、最後スプリントで追い縋ろうとしたが追い付けず終わる。14/43だった。その後理事長杯に参加。先頭でスタートさせてもらった。場違い感がハンパない。宮崎さんについていったが1周目の三分の一くらいで千切れる。そのまま独走でぶっちぎりで勝ったので宮崎さんの強さはやはりえげつない。自分はどんどん下がっていって、ガースーさんと吉田のいるグループで走る。ゴール前で何車身か前での吉田のスパートをスプリントでゴール前で刺したのは気持ちよかった。58.7km/hとか出ていたのでまあいい感じだったのでは(速度では何もわかりませんが)。片付けをして帰り、今年最後のレースが終わった。

反省1
インターバル耐性がなさ過ぎる。見て見ぬふりをしていたらこういうところでツケが回ってきた。せっかくスプリントあってもインターバルに弱いんじゃクリテでは永遠に勝てないので練習せねば。

反省2
コーナリングスキルがない。上にも書いたがコーナーのたびに番手を下げてしまった。怖くて突っ込めなかった。思ったより突っ込んでもなんとかなりそうな気がする。とりあえず要練習。

反省3
ポジションが悪すぎる。いつもロードレースを走る時の感覚で真ん中くらいにいるとどんどん中切れしたりインターバルかかりまくりな上ポジション上げづらくて大変だった。スタートしてすぐのポジショニングがめちゃくちゃ大事。理事長杯に出てわかったが、前で走りたければ最前列近くでスタートして、シクロクロスのホールショットよろしくもがくべきだと思った。

反省4
前日に使うホイールを変えたこと。おかげでどんな感じのホイールなのかタイヤはどれくらいグリップが効くか確認しないまま走ることになってしまった。とにかく辛くてc35の良さを実感する間も無く終わってしまった。

反省5
自分のカーボンシューを持っていなかったこと。そのせいで交換にバタバタしてアップに時間をあまり割けなかったかもしれない。

今回は見事にクリテの洗礼を受けました。走ってる間に課題しか見つからないレースでした。カーボンシュー借りてまでc35使っといて先頭集団ですらゴール出来ないという体たらくで非常に申し訳ないです。悔しいというよりは情けないですね。この先のトレーニングでインターバル耐性を付け、スプリントのパワーを上げて道新杯でこの借りを返そうと思います。

これで今シーズンのレースが終わりましたが、雪が降って乗れなくなるまでになるべく乗っておこうと思います。これからは夏ほども乗れなくなるので少しやる気のリソースを自転車から勉強の方に割いていこうかと思います(予定)。買う自転車も大方目星はつけたので手に入れるのが待ち遠しいですね。

今回も沿道からのアドバイスやオイル塗ってもらったりローラーセットしてもらったりとサポート色々して頂きありがとうございました。あとちょいちょいご飯奢ってくれてありがとうございます。助かります。